2020年もあと少し、ということで、そろそろ2020年買って良かったと思う釣具を振り返る
これ12月になったらさっさと書こうと思っていたんですけど、とある理由がありまして伸びており、そろそろ意を決して書いてみようと思います。と、言うほど大したことではないんですが、要は「決めづらかったから」という理由なんです。
という事で、3位からランキング形式で書いてみます。
第三位 スティーズCT SV TW
これは非常に迷った。理由は後述しますが、「メチャクチャ良いリール」なんですよ。なのに使用頻度がちょっと多くないという理由で悩んだわけです。2019モデルじゃん、というのはさておき、私が買ったのが2020年なので今回対象です。
インプレについてはコチラの記事を見ていただければと思いますが、
・5〜10g程度のルアーの投げ感が抜群
・剛性感もあり、巻き心地も非常に良い
のです。特に後者の「剛性感」という部分について、本来コンパクトなボディで30mm経スプール、自重150g、という軽量さになってくると失われるのが「剛性」だと思うのですね。デカいボディの金属をメインとしたリールなら当たり前なんですが、コンパクトで軽量になってくると、相反する要素なんだと思うわけです。
実際にしばらく使ってみても巻き心地も維持され、軽量なボディから来る軽快感は抜群。
ただ、どうしても「ベイトフィネス専用機とバーサタイル機の間を埋める機種」という点についてメリットではあるものの、逆にデメリットになるのが専用機よりは軽量ルアーは投げられないし、パワーも無い、というところ。5〜10gのルアーを投げるなら非常に良いのですが惜しい立ち位置の機種なのです。
とはいえ「さすがスティーズ」と言える出来の機種だと思います。
第二位 20タトゥーラSV TW
17タトゥーラSV TWを持っていたので、買うかどうかを非常に悩んだ機種であり、買った結果「大満足だった」のが20タトゥーラSV TW。
各所で言われる「実売2万円以下で最強のベイトリール」というのは嘘では無いと思います。というかタトゥーラで大抵の事はこなせてしまいます。さすがにダイワの紹介ページにある「2gのルアー投げる」というのは厳しいですけど、ある程度軽いルアーも投げられますので、ほぼ1年中使えるリールです。インプレはコチラの記事をどうぞ。
まあ最近めんどくさくて早朝・ナイトゲームをやらないので出番が少ないのですが、
・トラブルレス性能
・お値段
・汎用性
この3点において、2万円以下のベイトリールでは最強です。対抗馬というとシマノのSLX MGLかなと思いますが、宗教上の理由が無ければタトゥーラ推しですね。
そして・・・1位は「アルファスAIR TW」
これ3位のスティーズCTと最後まで迷ったんですよ。正直スティーズCTなのか、アルファスAIRなのかが決められずに、この記事を書くのをためらっていたのです。それほど迷ったのがこの2機種。
だって「飛距離」「3g以下のルアーのキャストフィール」以外は「全てにおいてスティーズCTのほうが上」なんですよ。
なのでスティーズCTにするか・・と思ったりもしたんですが、実際に使用頻度はアルファスAIRのほうが上なんです。
全ては「飛距離」、コレに尽きる。
スティーズCTに比べると飛距離が出る分、諸々トラブルが起きやすい部分はありますが、慣れれば全然問題無いです。というかスティーズCTのトラブルレス性能が高すぎるだけである。
決して安い機種ではありませんが、2万円台半ば〜後半でこの性能のベイトフィネスリールが買える、と思うと、今完全に一押しなリールです。2021にそろそろアルデバランBFSがモデルチェンジされて、アルファスAIRと競える機種が出ないかなぁと期待しているのですが、どうでしょうか。
番外 手放して無いのに全然語らないリールがありまして
先日「惜しくも売り飛ばした釣り道具」という記事を書いたのですが、あれに出てこないのに話題にも出てこないリールがございまして、それは何なのかと言いますと
カルカッタコンクエストDC
なんですよ。記事は書きましたけど、そこからほとんど登場してないわけです。
実は何度か売り飛ばそうかと思ったんですが
・見た目のカッコよさ
・クラッチの音が好き
・DC音が好き
という、実釣と全然関係ない部分で非常に気に入っておりまして、手放しはしてないがあまり使用頻度も多くないのがカルカッタコンクエストDCなのです。カルカッタコンクエストBFSも今更買おうとしましたが、さすがにやめました。
ちなみにオススメなのかというと、別にオススメではないです。私は主にシーバスでの利用ですが、実釣性能より質感や見た目に価値を感じる人にはオススメですが、普通に実釣性能を求めるのであればタトゥーラSV TWでいいですね。
という事で手放して無いけどたまにしか使わないリールを最後にご紹介、でした。
次回はルアー編かロッド編をお送りします。