実は買っていた&ほとんどトップでしか使ってないけどダイワの「シルバーウルフ AIR 83MB-S」のインプレ

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ダイワ

実は買ってたんですよ「シルバーウルフAIR 83MB-S」を

予約した際はチヌトップしかやってない・・という事になるとは全く考えていなかったんですよ実は。

でも予約してたら当然届きますよね。お金も取られますが。

まあ普通はトップ投げるなら、公式でも紹介されている72MLB-Sのほうを使うと思うのですが

私は基本的に大河川で釣る事が多かったんで、元々持っていたシルバーウルフMX 83MB-Sを売り飛ばしてAIRに変えました。

・・・が最近はトップなので小規模河川でしかやってません。

という事で無理矢理チヌトップで使ってみたインプレを書いてみようと思います。

その前にシルバーウルフAIR 83MB-Sのスペック振り返り

ダイワ公式から持ってきました。

出典:ダイワ

あと83MB-Sの紹介文としてはこんな感じです。

オープンウォーター攻略のためのロングモデル。ロングロッドはそのレングスゆえにマイルドな仕上がりになりがちだが、レスポンスにこだわり、鋭いキャストフィールとリニアなフッキングを実現。

というわけで主にオープンエリアで遠投性能が必要な場所で使うことを想定されたロッドなんですが、トップウォーターでも遠投性能って必要じゃないですか、ということで使ってみたわけです。

その前にシルバーウルフMX 83MB-Sとの違い

先に発売されたシルバーウルフMX 83MB-Sと、構成されている素材やAGSガイドの採用などの違いはありますけど、スペック上はほぼ変わりません。

出典:ダイワ

 

じゃあ実際別にMXでもいいじゃん、とスペック上は見えるのですが、ワタクシ個人的には「買えるならAIRを是非」という印象です。

何が気に入ったか、という点を説明すると・・・もりぞーさんが動画で触れている「MXよりグリップ長を少し短くした」という点です。

 

この些細な違いがですね・・全然違うんですよ。取り回しの良さが格段に上がっています

ショアジギングのように腋に挟んだりするような場合はグリップが長いほうがいいわけですが、チニング、かつチヌトップのような場合、ドッグウォークのようなアクションを多用するのでグリップは多少短いほうが良かったりします。かといってバランスが崩れては元も子もないんですが、特に使用して「手首が痛い」「疲れた」みたいな印象は無かったです。

ただ私はMXの83MB-Sを持っていたんで何とも思わなかったんですが、初めて買う人は「え・・・?これチニングロッドなんか?」というような印象を持つかもです。レングス長くなると、いわゆる従来の76からの違和感は結構あるかも。

 

という事でチヌトップで使用してみた

実は過去に掲載した写真の何枚かはシルバーウルフAIRで釣っておりまして・・・

この日はChamploo StickではなくシルバーウルフAIRを使用しておりました。

この日は合計で5〜6時間はトップ投げ倒したんですが、手首が疲れたとかそういう事もありません。

また、やはり求められるのは長さを生かした「遠投性能」になるかと思いますが、実際に重めのポッパーやらペンシルを使ってみると、非常によく飛びます。思ってたより全然投げやすい印象です。逆に軽めのポッピングダック(6.5g)も投げてみましたが普通に飛びます。

まあ・・最近使ってるゼノンビースト9がしっかりロッドにルアーの重みを乗せないと飛ばないんで、それが最近練習になってたというのもありますが・。

ゼノンビースト9は巻取り量が95cmあるので、ロッドアクションが最低限でもしっかりルアーを動かせる、という部分はあるかもですけどね。

なので個人的には全然トップでも使えるような印象。特にポッパーのような小刻みなアクションが必要のないルアーなら何ら問題ないですし、ペンシルとかも全然使えます。

そしてボトムの釣りについて

一応多少投げてみたんですが、遠投性能はやはり秀逸です。キャストが決まれば非常によく飛びます。

ただ長いレングスのロッドの宿命ではありますが、ボトムの障害物をかわしていくような釣りにはそこまで向いていません。やはりそういう釣りは76以下のレングスのロッドを使うのが良いと思います。もちろん全く出来ないわけではなく、ボトムの形状などはしっかり分かりますが、「引っかかりそう」という感覚が手元に伝わってからロッドを煽ってかわすという動作がどうしても遅れるためです。やはりそういう釣りをするには72が良さそうです。

とはいえ、これまでのロングレングスのロッドの中では感度部分などはかなり秀逸だと思っています。

まあ・・・結局トップばっかり投げたのでボトムについては数十投したくらいなので、他の方のご意見を参考に・・。

 

という事で今後のChamploo Stickとの使い分けについて

思っていたよりシルバーウルフAIR 83MB-Sでトップの釣り出来ちゃうな・・・というのが正直な所。ポッピングダック(6.5g)のような軽量ポッパーも十分投げられますし、より重いルアーも投げられるのがAIRです。

ただし長いレングスのため、1点少し問題がありまして・・・それはロッドではなく釣り場の問題なのですが

 

これから草がとにかく伸びて、テイクバックが取りづらい季節になる

 

だいぶ草が伸びてくる季節を迎えますので、長いロッドが使いづらいシーンがちょこちょこ出てきます。完全なオープンエリアであれば良いんですが、私がやる場所って概ね背後に草が茂ってるような場所ばかりなんですよね・・。

まあそんな状況に陥ったらベイトじゃなくスピニング使うかもですけど。

という事でChamploo StickもAIRも使いやすいので、気分でたぶん使い分けです(笑)

 

ということでシルバーウルフAIR 83MB-Sがオススメなユーザー

とりあえずは「場所」次第で選ぶことになるかなと思います。

・掛けたら迅速に寄せる必要がある、ロッドパワーが必要

・オープンエリアで飛距離を出す必要がある

・そこまで根掛りがひどくない場所でやる

・シーバスも兼用しちゃうよ?って場合

こういった場所がメインフィールドの場合、83は良いんじゃないかなと思います。

まあ私は引き続き83でトップの釣りをやるわけですが・・・。

 

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