Boggy & TOP BATTLERのコラボロッド!「ENO B×T CHAMPLOO 76C(Champloo Stick)」のインプレ

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チニング

沖縄のロッドメーカー「Boggy」さんとチニングと言えば、の「トップバトラー」さんのコラボロッドです

実は年末にトップバトラーさんに行った時にプロトが置いてあったので、ちらっと見たことはあったんですが、沖縄のロッドメーカー「Boggy」さんと、チニングと言えば、という大阪のショップ、「トップバトラー」さんのコラボロッド、「ENO BxT CHAMPLOO 76C」をトップバトラーさんから直接購入させてもらいました。

名前が長いので、通称「Champloo Stick(チャンプルースティック)」という呼び名のロッドです。

(赤い部分はベイトのラインを止めてたビニールテープなのでお気になさらず)

予約してから割とすぐ発売になったので、この週末にそこそこ投げ込んで来たので簡単なインプレです。

 

まずはChamploo Stick(チャンプルースティック)のスペックなど

スピニングとベイトモデルがそれぞれ1機種づつあります。私は普段ベイトがメインなので購入したのはベイトモデル。

<ベイトモデル>

Length: 7.6ft

対応ルアーウェイト:3.5〜15g

対応ライン:PE 0.6〜1.0号

自重:108g

仕舞:117cm

価格:39,800円

 

<スピニングモデル>

Length: 7.6ft

対応ルアーウェイト:3.5〜15g

対応ライン:PE 0.6〜1.0号

自重:90g

仕舞:117cm

価格:39,800円

ベイトとスピニングは自重がベイトのほうが若干重い、というくらいでスペック上はそれほど差はないです。

このロッドの監修をした宮平さん、TK拓也さん、ヨシキさんの動画が公開されています。

届いた後の最初の印象

先の写真のようにアルファスSV TWで使ってみたり、シルバーウルフSV TWで投げてみたりと色々試してみました。

今回何で買ったのかというと、最近凝っているトップチニングをベイトタックルでやるためなんです。ここ最近はセブンハーフの76MLBでやってましたが、セブンハーフは何でもロッドという反面、トップの釣りに特化したロッドではないわけで、全然出来るんですがもうちょっとトップに適したロッドにしたいなぁ、という事で購入です。

で、最初にChamploo Stickが届いた時の印象としては「思ったよりパワーのありそうな固めのロッド」という印象です。最近のカーボン薄巻き軽量の高感度ロッド、というよりは比較的厚めのパワー系ロッドのような印象を受けました。

私がチニングでよく使ってるロッドが、シルバーウルフシリーズであったり、シルベラードといった高弾性のシャープなロッドだったので、またちょっと味付けの違うロッドだなという感じです。

バット部分の太さとしてはこんな感じ。

 

シルバーウルフMX 83MB-S  > Champloo Stick > シルベラード GSIC-762ML

 

なのでMLとMの中間くらいの太さ、という感じですかね。

 

尖ったロッドかと思いきや・・・

このChamploo Stick、監修した豪華メンバーが尖ったアングラーさん達なので、ものすごく一部の釣りに特化した(今回でいうとトップの釣りに特化した)ようなロッドなのかなと思ってたんですけど、いざルアーをセットして使ってみると

 

とても投げやすい、扱いやすい

 

というロッドなんです。1投目でこれが分かるレベル。なので実は裏コンセプトは「誰でも使える扱いやすさ」なんじゃないかと思うくらいです。

一投目の感想が正直「あれ?」だったんですよね。もう2投目からブレーキ緩めてフルキャストしてみたけど全然イケる。グリップの長さも絶妙な感じで丁度よい。

お値段がちょっとお高めではあるので、ビギナーの方に最初に買えとは言いづらいんですが、これ初めてベイトタックルでチニングする人に非常に良いんじゃないかと思うロッドなんですよ。とにかくキャストのしやすさが光るロッドです。

ガイドも比較的小径ガイドではあるんですが、最近のチニングロッドはもっと小径ガイドのものが多いので、そういうトラブルも特には無し。強風下でもちょっと使ってみたものの、ガイド絡みのトラブルは無し、ルアー交換時にガイドにラインが絡んでしまう事はありましたが、竿先を振っただけで割と簡単に解けるような事がほとんどです。グリップの長さといい、とにかくいろんな所でストレスが非常に少ない優秀さです。

扱えるルアーのMaxが15gなんですが、これ結構控え目な記載になってる気がしまして、ちょっとMaxを超える「シャワーブローズ ショーティー(16.3g)」やダイワの「ソルティーポップ 95F(16.5g)」を投げてみましたけど何の問題もなく、普通に扱える範囲内なんじゃない?と思うレベルです。投げてませんがたぶんMax20gくらいのものまで使えると思います。

そしてボトム感度ですが、シルベラード等の高弾性チニング専用ロッドに比べるとちょっと劣るかなという気はしますが、必要十分な感度はあるかなと思います。牡蠣殻を高感度ティップでかわしていく、みたいな場合はより高感度なものを使った方が良いとは思います。シャープなロッドというよりは比較的マイルドな設定ですが、その分安心してルアーをキャスト出来ます。

そして肝心のトップ。ティップが入りすぎるとドッグウォークがしにくかったりと、ペンシルが扱いにくいという事があるわけですが、比較的固めである、かといってガチガチではないという絶妙な設定なので、軽い力で長時間ドッグウォークを続けることが出来ます。使った初日は5〜6時間くらいはトップを投げ続けたんですが、全然セブンハーフに比べて疲労感は無かったですね。

 

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Champloo Stickで魚を掛けてみた

ここはやはりチヌをトップで・・と割と粘ってやってみたんですが

残念?ながら掛かったのはシーバス(チヌは出たけど掛からず)

まあ45cmくらいのフッコさんですが、パワーについては全然問題なし。ちなみにルアーは最近登場回数が非常に多いスーパースプークJrです。

 

(後日追加)

8枚ほどトップで釣ってみましたが、パワーもあり非常に良い感じです。アルファスSV TWとの組み合わせがやはり個人的には気に入ってますね。

 

おすすめユーザーなど

やはりなんだかんだ「トップ寄り」に作られているロッドなだけあって、トップチニングをやる人には非常にオススメです。軽いルアーとしてはポッピングダック(6.5g)くらいまでしか投げてませんが、普通に投げやすいです。

逆にオススメしないのは、とにかく高感度なボトムタッチで根掛りをかわすような釣りに使いたい、という場合は他のロッドのほうが良いかなと思います。実物が触れると分かると思いますが、先の通り「高弾性パッキパキのロッドではない」ので、そういうロッドを求めている人はちょっと印象としては違う、という感じになっちゃうかなと。あ、もちろん普通にボトムの釣りも出来ますよ。でもプラグの釣りのほうが合ってるかなと思います。

ただその問題を超えるような扱いやすさがこのロッドにはありまして、キャストフィールの良さ、ストレスの少なさがとにかく秀逸です。

どうしてもダイワ・シマノといった大手に比べると、パーツ一つ一つの調達コストが全然違うので、同じ方向性だと価格面などでどうしても大手メーカーより劣る感じになってしまうわけですが、その問題を補うような、こういう方向性のロッドもアリだなあ、と思いました。

決してレーシングカーのようなロッドではありませんが、より幅広い人にチニングを楽しんでほしい、という思いのこもったロッドになってるんだろうな、と勝手に思っています。

今年はトップをメインにすることにしてますので、私の当面のメインロッドに確定ですね。

ちなみにスピニングモデル↑もあります。トップならスピニングのほうが飛距離も出るので有利かも。
 

 

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