2023年も各社からいろいろチニング用製品がリリースされます
昨年から大いに盛り上がっているチニング。その流れで各社から新製品がリリースされますのでご紹介です。
まだプロトのワームなどもあるのでご了承下さい。
<追記>
釣りフェスティバルで展示されていなかった新製品も追加しております。
ダイワ
まずは最も力を入れているダイワから。
・シルバーウルフ AIR AGS(72MLB-S、83MB-S)
・シルバーウルフ(ロッド)
フラッグシップモデルであるAIR AGSに追加2モデルと、通称「無印シルバーウルフ」な入門者向けの安価なシリーズが出ます。
(右の赤いロッドは違います)リールシート周りの写真ですが、入門者向けといっても中々カッコいいモデルですね。
さらにベイトモデルもしっかりリリースされます、というのと、MXの流れを受けた、ボトムの釣りにもしっかり対応出来るロッドです。
そしてAIR AGSですが、操作性を向上させたショートモデルな72MLB-S、遠投性能を向上させた83MB-Sの2機種。
私はMXの83MB-Sをよく使っておりますが、Mパワーなのとこの冬の時期だとちょい固すぎるという点もありまして、72MLB-Sが気になりますね。私のように既に83MB-Sを持っている方、購入を検討されてる方向けに、もりぞーさんが参考になるコメントをされてました。
ご質問いただいたので即興で書いた23シルバーウルフAIR83MB-Sのザックリ解説。
MX83MB-Sに物足りなさを感じたチニングエキスパートにオススメしたい仕上がり。シルバーウルフSVTWと組んでブチ曲げて貰いたいです!#シルバーウルフ #シルバーウルフAIR #DAIWA森浩平 pic.twitter.com/RqTzYCzjWm— もりぞー (@morizo57) January 23, 2023
AIR AGSの2モデルは予約受付中。
さらに無印シルバーウルフも。
次にルアー。
今回の釣りフェスティバル通しての大注目製品が「シルバーウルフ ラフトリック」です。
トップチニング界隈で伝説のルアー「イマペン」のインジェクションモデルとなっており、製作者のイマムラさんも関わっているという本気度満点のトップウォータープラグ。これまでチヌ用ペンシルというと、50〜75mmサイズのものがほとんどでしたが、ラフトリックは90mmサイズということで従来製品より大型になります。そしてウェイトも13〜14gの予定ということでかなり飛距離が出る事が期待出来るようになっており、広範囲に攻める事が可能、チヌに最適化されたアイの位置によりトップウォーターの弱点である「ミスバイト」を軽減させるような工夫が凝らされています。
そして必見の動画が公開されました。
実は1時間半あるらしいのですが・・・残念ながら30分にまとめられてるようです。長くても良いので是非公開して欲しいですね。
ラフトリック90Fの実釣動画も公開されています。
次にワーム。食い渋りの季節向けのダウンサイジングが施された「アーバンシュリンプ 2.4」が出ます。
既に発売されている2.8インチのものとは少し爪の形状が変わっていたり、足の数が違ってたりと、単なるダウンサイジングに留まらない変更が加えられているのがポイントです。ちなみに余談ですが年末頃にクレイジーフラッパーの2.4インチが出たことで、大阪の釣具屋さんから「シルバーウルフ ワイドオフセット」の#3サイズが消えていました(笑)
フラッグシップモデルから入門者向けモデルまで、やはり今最も力を入れてるのがダイワですね。
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シマノ
シマノからも新しくロッドがいくつか発表されており、まず代表としてブレニアスに2モデル追加です。
・B74ML-S
・B73L+
という2機種。特に注目が黒田プロ監修の「B74ML-S」かなと思っておりまして、実際に触ってきましたが、「ボトムトレースモデル(ソリッドティップ)」となっていて、各社同様固めのソリッドティップ採用のモデルなんですが、その中でも比較的ティップが入るようになっていて、ボトムトレースというモデルに相応しいように感じました。結構チニングに凝ってる人達からも要注目モデルになってました。このモデルのみの「ハイレスポンスソリッド」というソリッドティップも良い感じに思います。
黒田プロの動画が公開されました。
予約も始まっています。
で、、とにかく今年リリースされるものはベイトモデルだらけじゃないか、手軽にスピニングで始められるものは無いのか、と思う方へ。
シマノの入門者向け低価格帯シリーズ「ソルティーアドバンス」にチニングモデルが2つ出ます。
S76MLは、軽めのルアーが扱いやすく、トップウォーターやシャッドなどのプラグを用いたゲーム展開をメインに楽しみたい方にオススメで、遠投性より狙った場所への正確性を重視するような釣り方に向いています。
またS76Mは重めのルアーに適しており、飛距離を出したい場合やボトム中心の釣りをメインに楽しみたい方にオススメです。
どちらも、アタリはあるけどなかなかのせられない。そんな黒鯛やキチヌ特有のもどかしいアタリに対応できるような調整を目指して設計されています。
出典:シマノ
例えばトップチニングを手軽に始めてみたい、とか、万能系のロッドを探している、とかそういうニーズに合いそうです。
実売価格も1万円を下回ったりするので、ベイトでトップチニングするのもなかなか慣れが必要だったり、飛距離は軽量なプラグですとスピニングの方が出るので、選択肢として1つありそうです。
チニングロッドは比較的いろんな釣りにも使えるので、価格の安いものでいろいろ使う、というのもアリかと思います。
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テイルウォーク
今年テイルウォークからもチニング専用モデルが出ます。その名も「B-BREAMER SSD」
スピニング派にも嬉しいスピニング2モデル、ベイト2モデルの4機種展開となっておりまして
<ベイト>
・C77M+/SSL
・C76ML/SL
<スピニング>
・S76ML/SL
・S710M/SSL
といった4機種です。後発ということもありなかなか良いところを突いてるなと思っておりまして、スピニングはスタンダードな76と遠投性の高い710というラインナップ。
そしてベイトですが、なかなかグリップ周りのデザインも良くてですね、
あくまで私がちょっと触っただけの所感でございますが、
・C77M+/SSL → シルバーウルフMX 83MB-Sのようなソリッドティップでもパワーのある設定
・C76ML/SL → ブレニアスB74ML-Sのような少しティップの入るボトムトレースのやりやすい設定
という風に感じました。MLとMではソリッドの長さが異なっていて、上記のような設定に思いましたね。
ちょっと他社のロッドに比べると自重が重い(128〜146g)という点がありますが、手にとった感じではそれほど気になる訳ではなかったです。リール付けて振ってみないと何とも・・ですが。
ただその分テイルウォークの場合、ガイドに良い物使ってるのに価格が控え目、という所がありまして、定価も2.4〜2.6万と抑えられておりまして、実売ですと2万円くらいになりそうです。個人的にはちょっと注目してるロッドですね。
がまかつ
これは専用ロッドではないんですが、「チヌのボトムゲームに」という文面が紹介文にありますのでついでにご紹介。
2023年の「ラグゼ 寧音」という新製品です。
一応カテゴリ的にはロックフィッシュ用なんですが、比較的なんでもロッド的な位置づけのようです。さらにベイトモデルであること、スパイラルガイド採用、超軽量(B79MH-solidという番手でも自重62g)という点もあり、一般的なチニングロッドとは違う特徴も多くありまして、ちょっと面白いロッドです。
超軽量である証拠に、上の画像のグリップを見てもらうとかなり小さくなってまして、ライトな釣り全般に使用出来るライトゲーム用ベイトロッド、という感じです。製品ページはこちら。
個人的には遠投の効くB79MH-solidくらいが良さそうに思っております。solidと付くようにこちらもハードソリッド採用ですね。
10g程度をメインにする場合はB74M-solidでも良さげ。自重は57gとちょっと前のアジングロッドレベルの軽さです。
ただ、残念ながらお値段は5万円越えなのでちょっとお高め。
で、ここからはワームのご紹介。
スミス
スミスからもチニング用ワーム「コーヴァイチュー」が発売されます。
見た目の印象ですが、チヌの口に入りやすいようにリブがかなり入っていて折れ曲がるようになっている事、2.8インチのスタンダードなサイズ感、カラーも王道カラーが用意されていて要注目のワームですね。
ジャッカル
ワーム、とさっき書きましたがジャッカルからはワームとシンカーが出ます。
で、これが「ブリーカー ボトムスイッチ」というシンカー。
出典:ジャッカル
上記の形状を見てもらえるとよく分かりますが、ただのシンカーではなく、フリーリグをかなり研究して作られたシンカーとなってまして、これは中々良い感じです。出来ればシンカーは別売りでも良いのでこの仕掛部分だけ売って欲しい(笑)
ワイヤーガードにより根がかりの回避、スカートによるカスタムなど、一つフリーリグを進化させられるようなギミックが入ってます。
それと「ブリーカー スリットクロー 2.2」というワームが出ます。
こちらは公式サイトが無いので現地で撮影した写真のみですが、2.2インチという小粒なサイズのワームですね。
reins
アジング用ワームでド定番のreinsから「アックスクロウ」という根魚&チニング用ワームが出ます。
2.5インチという使いやすいサイズ感となっていて、年間通して使える感じがしますね。
という感じでチニング用製品で見つけたものをまとめてみました。
ここからは釣りフェスティバル外のもの。
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オリムピック
シルベラードが刷新されます。前に記事書いてるのでこちらをどうぞ。
レジットデザイン
SKUADチニングモデルが2023/2に発売となります。
スタンダードなチニングロッドと、人気上昇中のボートチニング用ロッドの2モデルがリリース。どちらも定価3.3万円です。
・SKC76ML-CHINING LURE:3.5-14g PE#0.6-1 (ベイト)
・SKS610ML-CHINING LURE:3.5-14g PE#0.6-1 (スピニング)
メジャークラフト
「ブラックポーギー ちぬクロー」というワームがリリースされております。
記事はこちら。