ベイトリールのド素人が扱う、最高級クラスベイトリール「17エクスセンスDC」のインプレ

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シーバス

 

先日「タトゥーラSV TW」買ったんですけれども、元々僕はベイトリールを全然使えない人なんですね。持っているリールもオフショア用を除けばほぼスピニングしか持ってないわけです。

これまでは、

 

レブロス買う(2013年)→11カルディア買う(2013年)→14カルディア買う(2015年)→15ツインパワー買う(2015年)→16セルテート買う(2016年)→18ステラ買う(2018年)

 

という感じで、ちょっとづつ高級リールに手を出して行き、最終的にステラに行き着いたわけなんですけども、今回は

 

早々に最高級クラスから買ってみる

 

という無謀な方法を取りました。といっても中古ですけどね。

 

というわけで17エクスセンスDCのインプレを。

 

17エクスセンスDCのスペックおさらい

こちら17エクスセンスDCはバス用リールの最高峰「アンタレス」がベースになっていますので、形状はほぼ同じです。

スペックはこんな感じ。

出典:シマノ

 

ギア比7.8の一巻き91cmの巻取り量を誇るXGギアとなっております。

ナロースプールながらもPE2号が150m巻けるので、通常のシーバスゲームには問題の無いラインキャパですね。

 

シマノの紹介文を引用しますと

ベイトシーバスゲームの世界を切り拓いた専用アイテム、[エクスセンスDC]が新たなブレーキ機構「4×8DCエクスセンスチューン」を搭載して新生! 求めたのは“飛び”。XPモードによるロングキャストはもちろん、外部ダイヤルで8段階のブレーキ力調整ができ、よりトラブルなく遠投可能。脅威の飛距離とともに安心のフルキャストを約束。基本構造の確かさを証明する「HAGANEボディ」、「X-SHIP」ほか、大型ノブを搭載した45mmパワーハンドル、XGギア、ナロースプールなど専用フィーチャーも充実。最先端のベイトシーバスゲームを演出する一台だ。

という感じで、特徴としては

 

・シーバス用にチューンされた「4×8DCエクスセンスチューン」のDCブレーキ

・XGギア

・ナロースプール

・45mmパワーハンドル

・海水対応

 

といったところが大きな特徴ではないかと思います。

 

 

しかし、初心者に甘くは無かったベイトシーバス

18ステラのトラブルレス性能がとても素晴らしく思っておりましたので、いわゆるフラッグシップモデルであればトラブルなんて皆無では・・と思っていた私が甘かった・・・。

この「17エクスセンスDC」ですが、デジタルコントロールされたブレーキ設定でバックラッシュなんて全然起きない・・みたいなレビューをよく見かけたんですけど

 

普通にバックラッシュするやん

 

という事が多々発生・・といっても僕の知識が無かった部分が大半ですけども。

 

というわけで惜しげもなく失敗談を書いていきますよ。

 

・最初8本編PE1.2号(メジャクラの弾丸ブレイド)を巻いた

→PEが食い込む、バックラッシュが多発。バックラッシュを解く際にラインが解れるため却下

 

・次にスーパーエックスワイヤーX8を巻いた

→ラインが食い込むバックラッシュはだいぶ減ったが、それでも大バックラッシュすると修復不能になる(主にスピニング投げが原因)

 

・次に、この際一気にPE3号にしてみた

→ラインが食い込む事は皆無になったが、一般的なベイトシーバスロッドがPE2号程度までしか対応しておらず、ガイドが小さいためFGノットでも引っ掛かりが起きるので却下

 

・PEラインを諦めてカーボナイロン4号を巻いた

→トラブルがちっとも起きなくなったのでしばらくコレ。ただガイドとラインが擦れるザラザラとした感覚が気に入らない(今ここ)

 

先に調べろよ、という失敗が多いのはこの際気にしないとして、PE用最強と思っていたリールにカーボナイロンを巻くという状態に陥ってます(笑)

でもマジでこれ全然トラブルは起きないんですよね。

 

500m巻で600円以下という恐ろしいコスパなのでオススメですが、PEより全然耐久性は無いので3回くらい釣行したら巻き変えたほうが良さそうです。

100m巻いても5回巻き変え出来るので、2〜3ヶ月は余裕かと思います。

 

ところで飛距離はどうなのか

エクスセンスDCと言えば、売りは「飛距離」なわけですが、実際のところですね

 

ベイトリールの中では最強に飛ぶ

 

と、思います。ちょっと比較対象が飛ばないと言われるダイワのSV機なんでアレですが、圧倒的にエクスセンスDCのほうが飛びます。

ただですね

 

18ステラのほうが飛びます

 

こちらもPE1.5号とカーボナイロン4号なのであまり比較としては微妙なのですが、PE1.5号くらいでちゃんとフルキャスト出来れば近い距離は出るかも、という感じはしますが、まあ普通に飛距離が必要な場合はスピニング使ったほうが良いです。

 

 

ただし、DC音はやみつきになる

私ですね、、、「DC音」好きなんですよ。

あの「キィーーーン」という音ですね。たまらない。

あの音を聞くためだけにアンタレスDCをキャストしてる動画を見てたりします(笑)

 

 

ところで巻き心地、その他感想

巻き心地について、最初に敢えて書かなかったのですが、「中古の微妙な個体を買ってしまった」という事で、若干ながらゴリ感がありまして、あまりフェアな状態ではないので感想は避けます。

注油などで幾分マシになりましたが、正直ベイトリールってスピニングより巻き心地良かったりするんで、あまり当てになりませんね。

225gという重量と、ボディが大きめなリールなので、手の小さい人はキツかったり、トゥイッチやジャーキングと言った小技は行いにくいリールではあります。

ただ「一巻き91cmのエクストラハイギア」とは思えない巻きの軽さはさすがシマノ、という感じがしますね。

 

ちなみに非常に気に入らないポイントが1つあるとすると

 

スプールを外すのにネジを3箇所外さないといけない

 

という点です。もし替えスプール持ってても、これは釣り場でやるのはちょっと面倒なので辛いですね。

 

 

それでもベイトが好きな人は買い

最近、デイゲームでは完全にベイトしか使ってないんですが、ベイトタックルって楽しいんですよね。

もちろん、こんな高価なリールを買う必要は無いと思うので、ちょっとやってみたいという人は今ならタトゥーラが安いです(2019/1/26現在)

 

DC音が欲しければ、スコーピオンDCがありますね。

 

いや、俺は本気だ、という方は迷わずエクスセンスDCをどうぞ。

 

あ、でもここまで出せるならアンタレスDC MDという選択肢も・・。

 

 

後日談

やはり「スピニング投げ」がバックラッシュの原因だったようで、「ちゃんとルアーの負荷を感じてキャストする」を心がけた結果

 

全然バックラッシュしなくなった。

クソ楽しい。

 

ちなみに最近使用しているPEは、バックラッシュしても心が傷まないように、こちらの激安PEラインです。(300Mで1300円という激安・・)

 

特にラインが解れたりする事も無いので、練習用としては良いかなと思います。

 

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