チヌトップにおける私なりのポッパー使い分け（春〜初夏編）

チニング

2023.05.08

チヌトップと言えばポッパー、という人も多いのではないでしょうか

私よくチヌトップでポッパーを使うんですが、理由として

・扱いが簡単

・フッキング率が比較的高い

・単純によく釣れる

という点があります。その反面弱点として

・飛距離が出にくい

・ポッピングのアクションが単調で飽きる

というような点があるのではないでしょうか。「単調で飽きる」は100投くらいはポッパーを投げ続けるメンタルを鍛えて頂くとして、私なりにポッパーの使い分けをしてたりするんで、今回はその辺りを解説してみようと思います。

何でそんな事を思ったのかというと、先日友人Kくんからシマノのライズポップ65Fというポッパー貰ったんですけど、普通にボコボコ釣れたんですよね。たぶん皆１〜２個はポッパー持ってるけど使ってない・・という人が多いんじゃないかな、と思ったからです。

[quads id=1]

大型（75〜90mm）と小型（75mm以下）の使い分けについて

ポッパーと言ってもいろいろと種類はありまして、まずは「サイズ」が様々だったりします。

一般的に従来のチヌ用ポッパーだと70mm以下、というものが多かったかなと思うのですが、これは推測ですが一番大きな理由は「売れないから」だと思うんですね。

例えば私もちょこちょこ使う「ポッピングダック」だと60mmサイズです。他にはダイワの「チニングバグ」だと55mmサイズですね。

で、「売れないから」というのはですね、皆チヌの口が大きくない事は知ってると思うのです。なのに絶対口に入らないサイズのルアー、となると、一般ユーザーが躊躇して買わないんじゃないかなと思うわけです。シーバス用ルアーなどでも「黒」が釣れるのに不人気だったりするのも、「釣れる、釣れないより、どうしても一般ユーザーのイメージに左右されて売れ行きは変わる」という事があるわけです。

という理由からチヌ用のポッパーはどうしても小粒サイズが多いんじゃないかな、と勝手に思っているわけです。

前置きが長くなりましたが、「チヌトップでは出来るだけデカいルアーを使う派」の私としては従来の小粒なポッパーは使いづらいシーンが多いわけです。デカいルアーをただ使えというわけではないので、その辺りはまた今度説明します。釣り場や状況によります、という感じですね。

で、やっと使い分けですが、従来の小型のポッパーを使うシーンとしては以下。

・無風〜微風

・潮位が低い

・見えチヌが確認できる

こういう場合は従来の小型のポッパーが良いと思います。要は大事なのは「チヌに気づかせる」「チヌに警戒されない」という２点が大事でして、こういう場所や状況でデカいルアーを投げると魚が散ってしまうわけです。こういう場合は小さいポッパーであるだけではなく、ポッピングのアクションも優しめにする、とかが良いかなと思います。

ではその反面デカいポッパーを使うのは、上記と逆の場合です。

・風速2m〜のような風がある、水面が波立っている

・潮位が高い

・チヌは居るけど存在は確認出来ない

こういう場合は「チヌにルアーの存在を気づかせる」必要があるので、必然的にルアーがデカくなり、さらにラトル音やスプラッシュの大きなものを使う、という事になります。

極端な例ですが、風があるような日はこのサイズのチヌが69mmのワールドポップに食ってくるわけです。

【決算セール】シマノ　バンタム　ワールドポップ　69F　SHIMANO Bantam

posted with カエレバ

バックラッシュYahoo!店

Yahooショッピング

Amazon

楽天市場

で・・・残念ながらチヌ用のデカいポッパーというのはあまりソルト用では無いんですよね。ポップクイーンの80mmサイズか、フィードポッパーなどは比較的サイズは大きいですが、あとは「ラトル音がある」ようなアピール力が高いルアーとなるとバス用に多かったりするので、私はバス用ルアーをよく使うわけです。例としては先に紹介した「スティーズポッパー」ですね。