高比重PEラインが諸々増えてきましたけど
実は私あまり高比重PEラインというのを使った事がなくてですね、これまで使った事があるのがDUELのアーマードF+シリーズくらいだったんですけど、最近になって今更シマノのピットブルG5を使っております。
巻いてるのはアルファスSV TWなんですが、レイズスタジオのスプールだとちょうど100mがピッタリ巻けます。
100mではありますが価格が1000円を切ってるんでとにかくお安い。
なんでまた今更使ってるのかと言いますと、冬はやはり強風の日が多いので、出来るだけ糸ふけを発生させない、ボトムを取りたい、といった理由から使用しております。ボトムのチニング用なんで0.8号ですね。ボトムのチニングだと普段0.6号を使うことが多いんですが、高比重PEラインは弱いイメージがあるので、少し強めの0.8号にしています。
で、そんな高比重PEラインですが、ピットブルG5の0.8号の比重が「1.33」ということで、一般的なナイロンラインが比重1.13〜1.16くらいなので、ナイロンラインより比重が重く、フロロが「1.78」くらいになるのでフロロよりは比重は軽い、というところです。
で、高比重PEラインの先駆け的なラインの「オードラゴン」が比重「1.40」という事でかなり高比重だったんですが
今回サンラインから出る「ALMIGHT（オールマイト）」というラインですけど、比重が「1.48」ということで若干ながらオードラゴンを超える高比重になっています。
ちなみにメーカーページはまだないのでInstagramの投稿から。
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オールマイト、っていう名前が某マンガのヒーローの名前と被ってるんで、検索で不利な気がしますけど。
で、改めて高比重PEラインについて
改めて高比重PEラインについてメリット・デメリットを書いてみますと
＜メリット＞
・糸ふけが出にくい、風に流されにくい
・ボトムを取りやすい
といった点がメリットになります。着水後にラインが沈むので、ラインにテンションが掛かりやすくなり、感度の向上に繋がります。
通常のPEラインは比重が0.98くらいで水に浮いてしまうので、シーバスのように流していく釣りにはメリットもあるんですが、ジグヘッドを使った釣りなんかでは、ラインが流されるとコースがズレてしまったり、一直線じゃないとアタリが取れなかったり、といった問題があります。実際に最近ピットブルG5を使っていますが、なかなかの高比重PEなので、ボトムを取りやすい、ラインが一直線になりやすいというメリットを感じています。
次にデメリット。
＜デメリット＞
・一般的なPEラインより強度が低い
・トップウォーターなんかの釣りには不向き
といった点があります。後者はトップウォータープラグを使わなければ良いわけですが、前者が主なデメリットになります。
これもピットブルG5での感想ですが、やはり若干ながら強度は低い感はあります。ので号数を上げています。0.8号くらいならそれほど気にはならないですね。
ただ最近近所であまりチヌが居ない？（反応が非常に悪い）んで、魚を掛けてからの強度という意味ではまだあまり試せてないのが現状ではありますが・・・。あと冬なのにまだトップ投げまくってるので普通のPEを使う機会のほうが多いのです。
という高比重PEラインですが、そのうちフロロに匹敵する比重のものが出てきたりすると、また新しい釣り方なんかが生まれるかもしれませんね。
