21アルファスSV TWにレイズスタジオのフィネススプールを使用してみたら最高だった・・・インプレ。

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ダイワ

21モデル中、最もバーサタイルなリールと言える21アルファスをさらにバーサタイルに

32mm経スプール、ハイパードライブデザイン搭載ですが2万円台前半で購入できる「21アルファス SV TW」

非常に使い勝手が良く、5g程度のルアーから15g程度までが非常に使いやすく、バス釣りのみならずチニングからシーバスまで対応可能、21モデルの中でも抜群に使い勝手が良いリールです。

 

そんな21アルファスSV TWですが、個人的に敢えて弱点を挙げるとすると・・

 

若干飛距離が出づらいのと、後半の失速感

 

かな、と思っています。SV機ならではと言いますか、キャスト後半の伸びが無く後半の失速感があるのがちょっと弱点かなぁ、と感じています。

これにそのうちSVブーストスプールが出るんじゃないかな、という予想もありますが、いつ出るかも分からないものを待つのもねぇ、という感じもしますし、じゃあ何か無いかなと思い、探してみたのが中華スプール。

 

案の定、aliexpressにアルファス用のレイズスタジオのフィネススプールがありまして、サクッと注文してみました。

今回割と早くて1週間くらいで届きました。上記写真にあるようにかなりのブランキング処理が施されており、スプールが超軽量です。

 

重量測るの忘れたけど。

 

ということで早速投げてきたのでインプレです。

飛距離が伸びる。実感できる。一目瞭然。

まずは7gのシンカーと2g程度のワーム、つまりいつもの私のチニングセッティングでルアーをキャストしたところ・・・

 

明らかに飛距離が伸びている。体感5〜10%くらい。

 

正確に測ったわけじゃないので、あくまで「体感」と書きましたが、明らかに軽いルアーの飛距離が伸びます。SVスプールじゃないので当然ですけど。後半の失速感がかなり軽減される感じが1投で分かるレベル。

 

そして中華スプールにありがちな、「低品質ベアリングで音がうるさい」という事も全く無く、回転性能も良好。これは当たりを引きました。

最近の製品の品質の向上を感じますね。音がうるさい場合は注油で改善されることもあります。

むしろ注油して使ったら標準スプールより音が静か・・という状態が起きております。「ブーン!」という重いルアーを投げた時のあの音が全然出ないです。

 

ただし、少しトラブルは増える

SVスプールじゃなくなるため、当たり前に「トラブルレス性能が低下」します。

これ具体的には、初速を抑えたキャストをしないと簡単にバックラしてしまいます。強めのブレーキにしておくと軽減されます。

7gシンカーと2gワームの組み合わせで、だいたいブレーキ6〜7くらいで安定して投げられます。5だとたまにトラブルが起きます。4はかなりピーキーなのでオススメしません。風のない状況なら、慣れれば5くらいでも安定して投げられます。

 

軽いルアーを試してみたら・・・

もともと21アルファスは4g程度のルアーも一応投げられるので、ベイトフィネス一歩手前、というくらいの領域までカバーしています。

なのですが、標準スプールですと、ルアーが4g程度になるとオーバーヘッドキャストでルアーの重みをロッドにしっかり乗せられるキャストじゃないと若干厳しい、という感はあります。のでルアーの重みを乗せられるようなLクラスのロッドじゃないとちと厳しい。

ということでまず試したのが、尺ヘッド5gと1g程度のワーム。これをキャストしてみると・・・

 

20アルファスAIR TWに匹敵するような飛距離(若干は落ちますが)

 

アルファスAIRはSVスプールじゃないので飛距離がよく出るリールなんですが、匹敵するくらいの飛距離が出せます。

これはなかなか驚きでした。マイクロワインドで使う仕掛けが普通に扱えます。

3gジグヘッド+1gワームにしても、十分実用的に使えるレベルです。これは驚き。

 

さらにどこまで軽いものが行けるのか、というので試したのが、「魚子バイブ」2.5g。これは流石に厳しいかなと思いきや・・

 

いける。まさかですが全然いける。

 

という予想外の結果に。

さらにオーバーヘッドキャストではなく、バックハンドのようなロッドを曲げづらいキャストを行ってみましたが、思っていたより全然いけます。

もちろんアルファスAIRには若干ながら劣りますが、2.5g〜のルアーが十分に扱えるということで、いわゆるベイトフィネスの領域も十分にカバーしている、と言える結果が出ました。これはなかなか驚きです。

 

他にも軽量なルアーとしていくつか試してみましたが

 

・エバミノー(4.5g程度)

・LGポッパー(4.5g程度)

 

といった軽量プラグも投げてみましたが、飛距離も出ますし、十分にコントロールの効くキャストが出来ます。

 

ちなみにこの日はエラディケーターのパワーフィネスモデルで投げたんですが

 

3g程度になると先のロッドでは強すぎるので、もう少しライトなロッドでやったほうが気持ちが良いです。

 

 

ちょっとトラブルは増えるので、投げ方で初速を抑える必要はありますが、非常にオススメ

aliexpressでだいたい5500円くらいで買ったんですが、これは非常にオススメです。

標準のSVスプールを予備にして、これをメインにしても良い、と言えるレベルで良い感じです。

特に軽量なルアーを扱う上に飛距離の必要なチニングに非常に良い感じだと思っています。

 

一応お試し時に一匹キビレを釣りましたが、特に耐久性の問題も無さそうです。何十匹も掛けてないので真価はそこからですが、もともと価格も比較的安いので、予備としても有りですね。

既に21アルファスを持ってる方でアルファスAIRが気になってる方は、このスプールを買ったほうが安上がりで近い事も出来るのでかなり良いです。標準スプールには太めのラインを巻いてシーバス、ベイトフィネス的にライトな釣りをしたい場合にはこのスプールを使う、ということがかなり安価に実現できます。スティーズCTを超えてしまうような軽量ルアーを投げられるようになるので、最近品薄なスティーズCTを検討してる方にも良い感じです。

ということで興味を持った方、aliexpressで送料無料で売ってますので、アルファスSV TW1台で何でもやってしまおう、という人には非常に合うスプールじゃないかなと思います。

(後日談)とりあえずチニングでチヌ・キビレを100枚ほど釣ってみましたけど

気になるのは耐久性、、というところかと思うのですが、チヌ・キビレを100枚ほどその後釣ってみましたけど、特に不具合無く使えています。太いラインで根掛りを思いっきりスプールに負荷を掛けて切る、みたいなことをやらなければ、全然問題ないかと思います。もともと太いラインを巻くほどのラインキャパが無いので、私は0.6〜0.8号のPEラインを使っております。使いだして半年以上経っておりますが何ら不具合もない状態。

ブランキング処理の割に、思ったより全然耐久性があるというのが正直なところ。

なのでもう完全に標準のSVスプールを封印して釣り場での交換用としており、フィネススプールに0.6〜0.8号のPEラインを巻いて使っています。

ちなみに使用しているPEはコチラ

もうすぐアルファスに「800S」というシャロースプールモデルが出るので、これとの差が気になりますが、このスプールで十分じゃないかなぁ、と思えるくらい使えるので非常にオススメですね。

他のリールもちょこちょこ使うのですが、21アルファス+フィネススプールという構成が一番良く使います。

 

(追記)アルファスSV TW 800Sも買いましたのでインプレはこちら

 

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