相変わらず出張。
今日やっと盆休みで宮崎に戻ってきた。
ストレスから危うくツインパワー3000HGMをポチリそうになったが、そこはグッとこらえて飛行機でこの本を読もうと思って買った。
なかなか面白い本である。
この本を一言で言えば、「軽く知ってたことの裏付けが分かる本」だ。
例えば「魚はルアーの色が識別できる」。
誰しも聞いたことがあるし、感じていることだったりします。
さっきまで釣れてたルアーが一切釣れなくなる、という経験が釣り人なら誰しもある。
過去に1度顕著にあったのが、ジグサビキで20cm足らずのシーバスが入れ食いになったことがあったが、10匹ほど釣ったところでパッタリ釣れなくなった。
カマス用の3色のジグサビキだったので、ピンク・緑・黄色の組み合わせだったのだが、魚はいるものの釣れない。
そこで全て金色のジグサビキに変えたらまた数匹釣れた。
先ほどの3色のサビキにスレてしまって釣れなくなっていたわけです。
というように「魚がスレる」というのは実際に頻繁にあって、バス釣りなんてスレたバスを如何に釣り上げるかのスポーツになってる気がするのです。
臆病な魚と呼ばれるチヌ。
1年間スレたままになったりするそうです。
実際には自然の条件であれば、夜間に釣れたりするとは思うのですが、1年もスレっぱなしとかなかなか執念深い魚だったりするわけです。
というようなことを、ちゃんと研究した結果の生態を惜しみなく書いてある本です。
そんなの知ってるよ、ということが多いかもですが、根拠はなかなか知らないと思います。
という知識を得させてくれる本で、より釣れるきっかけになる本だと思います。
講談社
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