常に1軍を貫いているルアーが「ヨレヨレ」
1年通してシーバスを狙っている僕のルアーケースに常に入り続けているルアーが幾つかあるんですが、そのうちの1つがこの「ヨレヨレ」。
まあ、実際に釣果に繋がってるのは「ヨレヨレミニ」の方なんですけどね。
遠近法的なもので同じ大きさに見えますが、左がヨレヨレミニ、右が普通のヨレヨレです。
ちょっと最近は投げる機会が減っていますが(スタッガリングスイマーばっかり投げてるから)他のルアーに反応しない時や、最初に投げるルアーとして、常に一軍ルアーケースに入っています。
橋脚にブチ当てたりすることですぐ破損する、という話もありますが、今の所はモロにブチ当てた事は無いので大丈夫です。
先週ミニエントを橋脚にブチ当てて真っ二つにしましたけどね
という事で、歴史はかなり古いが今でも一軍で使えるルアー、「ヨレヨレ」を改めて紹介。
ヨレヨレのおさらい
このやるせなさがバイトを生む。
まさに、スローの切り札。ゆったり泳ぐベイトフィッシュライクなアクションが秀逸。「ヨレヨレ」の名の通り、硬質発泡材ボディと、多段ウエイト&ワイヤー構造による絶妙のバランスがやる気無さげな泳ぎを演出します。ウッドルアーに近い泳ぎが魚たちを魅了するのです。また、中身まで詰まっているので抜群の飛距離を生み出すのも、おかっぱりアングラーにうれしい性能。リトリーブスピードに対する追従性にも長けデッドスローからミディアムファストまでよく動き、ミノーに反応が弱い状況下でその威力を発揮します。そして、動きが機敏な「ミニ」もキビキビとターゲットを誘います。
出展:邪道
「このやるせなさがバイトを生む」
いいですねこのフレーズ。秋のやる気のあるシーバスはウォブリング強めのルアーでも釣れたりしますが、春先の「やる気のないベイト」を追っているシーバスには強力な効果があるのが、この「やるせなさ」です。
春先のシーバスは体力回復のために荒食い・・・をするんですが、あまり積極的にルアーを追うと言うよりは、「簡単に食べられる」ベイトを追う傾向にあると思います。
代表的なのが「バチ抜け」ですかね。
という、エサを食べる気はあるが、積極的にルアーを追わない傾向にあるという、一見矛盾した状態に効くルアーだと思います。
ヨレヨレのスペック
ヨレヨレ / 対応フック:ST-46 前#8/後#10・対応スプリットリング:#2
ヨレヨレミニ / 対応フック:ST-41 #8×2個・対応スプリットリング:#2ヨレヨレ:weight: 17g length:80mm price:¥1,780
ヨレヨレミニ:weight: 13g length:68mm price:¥1,780
ヨレヨレもヨレヨレミニも同じ値段・・という事なのですが、個人的には「ミニ」がオススメです。僕が小さいルアーが好きだからというのもありますが、十分な飛距離が出るのと、少し小さいルアーのほうが、「やる気のないシーバス」には強いという感じがするからですね。
レンジは結構入るので、表層を意識しているシーバスには不向きです。
中層〜ボトム付近や、橋脚のヨレに隠れているようなシーバスを狙うのに最適ですね。
引き抵抗も殆ど無いので、初心者の方ですとあまりルアーを投げている感には乏しい、という部分はありますが、信じて投げれば結果の出るルアーであることは間違いないです。
大河川のヨレや橋脚を攻める際、アピールの強いルアーをいきなり投げるとスレてしまう事が心配、という場合は一発目に投げるのをオススメします。
先発もクローザーもこなせる、今でも現役な良いルアーです。
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