ソリッドティップのシーバスロッドを持っているんですけど
以前、ハクパターンの「コツっ」とだけのアタリにイライラしまして、イライラが頂点に達した時に買ったロッドがあるんですよ。
それはメジャークラフトの三代目クロステージ「CRX-862ST」なのです。
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その時のインプレ記事はコチラ。
ただ実際に使ってみると、ソリッドティップはどうしてもキャストにブレが出るというか、思うところにキャスト出来ない(ティップが入り込んでしまうのでコントロールが効きにくい)という点、そして最も思ったのが
「コツっ」というアタリはソリッドティップでも掛からない
本当はこの穂先の柔らかさがフックをシーバスに絡めて・・なんてことを思ってたんですが、結局ショートバイトを明らかに乗せられるわけでもないんです。
という本末転倒気味の問題がありまして、結局ほとんど使わず仕舞、というのが現状なんですね。
ただ、アジングロッドで掛けたら気づいた事がある
先日よりシーバスに「ソリッドティップのアジングロッド」を使っています。
先日インプレを書いた、ジャクソンの「オーシャンゲート アジ JOG-604UL-K ST AJ」ですね。
アジングで使ってないけどジャクソンの「19オーシャンゲート アジ JOG-604UL-K ST AJ」のインプレ。ライトなシーバスゲームに使用中。
これで何本かシーバスを釣ったんですが、改めて気づいた事がありまして
掛かりはしないがバラしは激減する
という事なのです。
この日気を良くして、翌日もそのまた翌日もちゃっかり釣行してきたんですが、ボウズではないものの「アジサイズのセイゴが2匹」という貧弱な釣果だったんですが、この時使ってたのが別のチューブラーのロッドだったわけです。いつものブラックスターS78ですね。
で、実はシーバスを掛けてないわけじゃなく、バラしがありまして、その最に「JOG-604UL-K ST AJだったらキャッチ出来てたんじゃないかなぁ」と思ったわけです。
やはりソリッドティップの穂先が入り込むのはバラしをかなり減らしている、という感覚がありました。
フッコサイズを掛けてしばらくファイト・・そろそろ寄せてくるかという所での痛恨のバラし。
ソリッドティップなら穂先が入り込んでフックを絡めてくれる事や、急な突っ込みにも曲がりつつ耐える、という感じが明確にあったわけです。
掛けるというより「バラさない」という点で大きなメリットがあると感じたわけです。
ただしもろもろ問題はある
ソリッドティップなので、基本的には穂先が極細になるわけで、それなりにデメリットがあります。
・メタルバイブのようなルアーは使えない(バイブレーションも微妙)、重量級ルアーは苦手
・リフト&フォールというのもちょっと微妙(出来なくはない)
・キャストコントロールがうまくいかない
・アクションの必要なルアーは使いづらい
というデメリットがあり、ソリッドティップのシーバスロッドを使う時は「基本タダ巻き」で使うという感じになるので、釣りとしては単調になります。
適しているパターン
大きくはこの2つが「2大ショートバイト」の原因ではないかと思うのです。
・バチ抜け
・ハクパターン
食いつく、というより「吸い込む系のバイト」をするのがこの2つ(ハクパターンは結構ガツンと食ったりしますが)かなという印象です。
あ、バチ抜けの釣りしたこと無いんでした。違うよと思った方は無視してください
この2つのパターンの場合、細身のフローティングミノーや小粒のルアーを使うこと、アクションは基本付けずにタダ巻きで狙うことから、このパターンの時期においては有効なロッドになるわけです。
いくつかシーバス用あるけど、そこまでお金をかける必要ないかも
プロじゃない限りはそこまでソリッドティップのシーバスロッドにこだわる必要も無いと思うので、私のように別用途のロッドを流用するか、クロステージのように安価なモデルで十分かなという気はします。
障害物が無ければアジングロッドでもフッコサイズくらいまでは十分穫れるので、試してみると面白いと思います。
という事でシーバスロッドが良ければ「CRX-862ST」がオススメで
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私のように「別に折れてもいいから安価なものを」と思う方はオーシャンゲートでもいいんじゃないかなと思います。ちなみに障害物があるとかランカーサイズが出るような場合はやめましょう。
無駄にフッコサイズとギリギリのファイトをしたい、という人向けです。
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というソリッドティップのロッドを使用したシーバスゲームですが、バラしでイライラしている方、一度試してみてはどうでしょう。
という事でまとめ
・ショートバイトを掛けるために欲しい、ということであれば、あんまり変わらない
・バラシはかなり減る
・ただしもろもろ制限がある
という3点を踏まえつつ、シーバスゲームを楽しみましょう。