モアザンAGS(エキスパートじゃないよ)を某オークションでつい落札してしまい、、、
今更買ってしまったわけですけど、素人なりのちょっとしたインプレをば。
比較対象は最も僕が良く使っているロッド「NSS-902SSJ」です。
シーバスロッドじゃないやん・・・という話ではあるのですけど、
・ティップの繊細さ
・柔らかさ
がショアジギロッド・エギングロッドより余程シーバスロッドに近いと思うのですよね。
特に今回「モアザン AGS 93ML」は「デーモンティップ」という繊細なティップが売りでもあるので、比較対象に丁度良さそうです。
振ってみた
既に発売から5年近く経っているロッドなわけですが、、、例えるならば
「鋭い槍」
のような印象。いや、槍なんて持ったことないんですけども。
「シャープである」
という表現が良いと思います。いや家電メーカーのシャープではないけども。
少し柔らかめの93MLでこれなので、もう少し固いMクラスのロッドならさらにシャープな感じなんでしょうか。
ブランクスも薄く仕上がっていて非常に軽量(122g)
NSS-902SSJが9ftで125g程度なので、少し長くてさらに軽い、というロッドになっています。
そしてさらに「しなやかさ」が抜群で、ティップの戻りが滑らか且つ速く戻る印象。
ナノカーボン使っているロッドがティップの戻りが速いのかと思いきや、モアザンはしなやかに速く戻りますね。
セオリー 2510PE-H付けてみた
うむ、、、やはりダイワ×ダイワが合う。カッコイイですね。
感度について
甲乙つけ難いのが正直な所ですが、小径ガイドを採用しているNSS-902SSJのほうが感度は若干良いかも・・・です。AGSによる感度の良さより、小径ガイドと細いティップ、ナノカーボンの軽さによってNSS-902SSJは良く出来ている感じがしますね。
このあたりは発売年の違いというか、後述の「着底の把握」に重点を置いているかの違いかもしれません。
で、実際のところ
小さいシーバスを数匹掛けた程度で、まだ大物を掛けていないのですけど
ティップはNSS-902SSJのほうが繊細
という印象です。まあ、これは対応ルアーが5-30gなのか、7-35gなのかの違いもあるのと、どうしてもショアジギングでは「着底」が重要なので、軽いメタルジグの着底を把握する必要があるスーパーライトショアジギングでは、より繊細なティップが必要になるわけですね。
なので全体的にモアザンAGS 93MLのほうが固めのロッドになります。
ただある程度固めのほうが「バイブレーションを引く」時に使いやすいので、当然ながら専用のモアザンのほうが「シーバス用ルアーを使う」事においては使いやすい感じはします。
ちょっとNSS-902SSJはエンドグリップが長めなので、シーバス釣りにおいては邪魔な時がありますね。
とはいえ
価格差が定価で倍以上違うので、NSS-902SSJは非常に優秀なロッドと思います。
グリップがもう少し短ければシーバス用としてもかなり使えるロッドではないかなと。
ノリの良さはNSS-902SSJのほうが良い気がします。
ここがやはり4年ほどで進化したテクノロジーの違いかも知れませんね。
シーバス用ルアーを汎用的に使う事に関しては、モアザンのほうが使いやすいです。
やはりハイエンドも一度使ってみたかった、というのが本音なので、なるほどシーバス用というのはこういう事なのね・・・というのは再認識出来た気がします。
さすがに2年使い込んでいるので、NSS-902SSJにひいき目の判定ではある感はありますけどね。
・シャープなロッドが好き、しなやかさを体験したい → 迷わずモアザン
・コスパ重視、メタルジグを投げる事も多い、折れるのが怖い → NSS-902SSJ
こんな感じでしょうか。
あるのか不明ですが、その2へ続く。
・モアザン AGS 93ML
・メジャークラフト NSS-902SSJ
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