渓流で使える丸形リールっていうと、カルカッタコンクエストBFS、って感じですが
私が知ってる限り、渓流でユーザーの多い丸形リールというと、カルカッタコンクエストBFSでして、愛用者も多いのではと思うのですが、もうすぐ23モデルも出るわけで、購入を考えている人も多いのではないでしょうか。
私も実物を触ってきた人なので、「買おうかな・・」と考えたわけですが、
よくよく考えると「全く使うタイミング無いわ」ってことでやめました。実は昨年ちらっと渓流やってみたんですが、道中歩くのが大変過ぎて挫折したんですよね。
というカルカッタコンクエストBFSの一強状態と思っているんですけど、逆に言えば「みんなこれ」っていう事になるわけで、出来れば対抗馬になるようなリールが無いものか、と思う人もいるんじゃないでしょうか。
そんな中・・・SLP WORKSから丸形リールが・・・。
それがこれです。
出典:SLP WORKS
リールに詳しい人は「おや?」と思うリールなわけですけど、そうです。ダイワの「ミリオネアCT SV」ですね。
ただこれ、ミリオネアCT SVのハンドルノブ変えたとかカラーを変えたとかそういうリールではなく
28mmスプール搭載
という、SLPでカスタムされたリールなのです。23カルカッタコンクエストBFSの29mmスプールを超えた、ダイワならではの28mm。
スプール経だけで全てが決まるわけではありませんが、ダイワはアルファスAIR、スティーズAIR、月下美人AIRといったリールで28mmスプールを既に何機種かリリースしており、使い勝手も期待出来るんじゃないかなぁ、と思うリールなわけです。
MILLIONAIRE AIR STREAM CUSTOM-SLPWのスペック
スペックは以下になります。
ボディ:R/L(2種)
ギア比:7.2:1
巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転):63
自重(g):200
最大ドラグ力(kg):5
スプール寸法寸法(径mm/幅mm):28/21
標準巻糸量ナイロン・フロロ(lb-m):6-40
標準巻糸量PE(号-m):0.6-40/0.8-40
ハンドル長さ(mm):70
ベアリング(ボール/ローラー):10/1
ボディのR/Lは右・左ハンドルどっちもあるよ、という事かと思います。
ギア比が一択なのと、自重は若干重いかなという印象ですが、23カルカッタコンクエストBFSが195gなのでほぼ同じです。
カルカッタコンクエストBFSはHG、XGのみなのでさらに低いギア比になるわけですが、個人的にはHG、XGが欲しかったかなぁ、という印象ではあります。
[quads id=1]そして・・・気になるお値段は
それでは価格を発表しますと
72,000円
おお、、、というお値段です。ちなみにSLP WORKSのオンラインストア限定商品のようです。
こちらの商品はSLPW公式オンラインショップにて4月24日(月)12時より購入頂けます。
購入いただけます、なので割と今月末とかには使えるのかな?という感じですね。ちなみにカルカッタコンクエストBFSは5.9万なのでだいぶお値段は違います(笑)
なので・・・誰とも被りたくないぜ、とか、この見た目に惹かれたという人が選択肢になるのかな・・という気はしますけど、それにしても良いお値段・・・という感じですね。
ただ、こういう取り組みは結構面白い
勝手な印象ですが、ミリオネアCT SVってそれほど売れてないんじゃないかな、と思うわけです。
渓流で使う人も居るとは思いますが、もうちょい軽量ルアー投げたいとか、それ以外の用途だとバスの巻きの釣りで使う・・という感じかなと思うので、やはりもうちょっと高いギア比が欲しい私のような人は手を出しづらいリールなんです。
というリールに対して、こういう28mmスプールを搭載出来るようにしてみたりする、というのは面白い取り組みだと思うんですよね。
カスタム部分によっては化ける可能性もあるわけです。
まあ・・さすがに買えませんが。なんか別のリールも出てほしいですね。
公式サイトはこちら。