23モデルで予約してた「23エアリティ」が届きました
23モデル、ヴァンキッシュを買うかエアリティを買うかを悩んだ末、適当な理由で予約したのが「23エアリティ」なわけでして、そんなエアリティが思ったより早く届きました。
早速リールスタンドを付けてみました。
以前も書いたように見た目はルビアスエアリティの方が個人的には好きなんですが、やはり軽さは素晴らしく、軽いのにカッチリした剛性感が非常に良い感じです。
最近ちょこちょこ16セルテートを使ってたりするんですけど、あの頃のダイワ機はベールを返した際の「カチッ」と感が無いんですが、シマノ機ほどではないものの、だいぶベールはカチッと返るようなテイストになりました。これは勝手にベールが返ってしまう問題を気にされる人には良い改善ですね(かといって16セルテでもベール返りは起きたりしませんが)
番手は箱を見ての通り「LT2500S-XH」という番手でして、基本的なスペックが
・自重150g
・一巻き87cm
・ドラグMax 5kg
・PEラインキャパ 0.6-200m
というようなモデルです。釣りフェスティバルで実物を散々触った上に、さらに近所の釣具屋さんでも店頭に置いてあったので、これもちょこちょこ触っていたわけですけど、結局の所実釣してどうなのよ、というお話なので早速使ってきました。
[quads id=1]という前に箱出しの所感
今回買ったのがギア比XH、ということで、私のスピニングリールインプレではいつもの一言です。
巻き重っ!
これです。箱出しなんで当然グリスべったり状態なんで、使っていくうちにだんだん軽くなるんですが、箱出しの印象はこれです。
今となっては非常に巻きの軽い19ヴァンキッシュや18ステラでも最初はそんな印象です。
ということで23エアリティの実釣
早速ですが最近凝っているトップチニング、ボトムチニングで使ってみました。
ロッドはメガバスの礁楽SL-75MLSです。スピニングを使う時のメインロッド。
PEは飛距離重視の8本撚り0.6号です。DUELのラインだと思うのですが、ヴァンキッシュから抜き取ったので何だったか忘れました(笑)
まずは飛距離について
とりあえず5gシンカー+クレイジーフラッパーという組み合わせで投げてみた所・・・
良い。非常によく飛ぶ。
という印象です。普段ベイトなんでスピニングに比べると飛距離が出ないためそう感じる所はありますが、5gでも非常に遠くに飛ばせます。投げた時のフィーリングも非常に良いです。
ペンシル投げてみた
エアリティは特にトップの釣りで使おうと思って買いましたので、前日3発トップに出たのに乗せられなかったスーパースプークJrを投げてみました(写真は前日なのでベイトタックル)
バス用の歴史あるペンシルですが、チヌにも効くので最近よく投げています。
ちょうど礁楽のMaxが14gなので、ギリギリMaxの重量になるわけなのでちょっと投げる際は気を使うわけですが、ドッグウォークさせてみると、エアリティの特性である「軽さ」と「剛性」が非常に生きてきます。抜群に使いやすい。
どうしても動かし続ける釣りというのは手首に負担がかかるわけですが、リールが軽いので負担が非常に軽減されるのがよく分かります。さらに細部までしっかりしていて、いわゆるカチャカチャ感が少ないので、ドッグウォークさせる際の不快な感じも全くありません。
他にもシャワーブローズ 77.7も投げてみましたが、これも飛距離が出る上に非常に扱いやすいです。
所持しているリールではNo1の使いやすさと言っても良い感じです。
ボトムの釣りもやってみた
この日はちょっと風がある予報だったんですが、意外と風もなくトップに出ないかな・・と思ったんですが、前日とは違い全く反応なし。トップの釣りはまだ良く分からないぜ・・・。
という事でボウズというのも何なのでボトムの釣りもちょっとやってみました。
といっても意外と反応が悪く若干苦戦しましたが一応ボウズ逃れ。
冬なのでボトムバンプをメインで狙ってみたんですが、どうもこの日はゆっくりタダ巻きのほうが良かったようです。
で、このボトムバンプへの使用感ですが、まだグリスがべったりでちょっと巻きが重いので、これはまだ馴染んでからのほうが良さそう、という感じですね。
19ヴァンキッシュと比べてみた
といっても私が所持してる19ヴァンキッシュはC2000SHGなので一番手小さいものになるわけですが(C3000XGは23モデル買うつもりで売却しちゃいました)
19ヴァンキッシュは購入から2〜3年経ってるので、そろそろオーバーホールに出そうというくらい使ってるので、純粋に比べることは出来ないのですが、23エアリティの印象としては
19ヴァンキッシュを剛性アップデートした感じの印象
です。23ヴァンキッシュは諸々新機構を搭載して、さらに進化を求めた感じではあるわけですが、エアリティは19ヴァンキッシュの軽量さに剛性感を大幅プラスしたような印象を受けてまして、巻き出しの軽さはヴァンキッシュのほうが上とは思うものの、それ以外の要素に関してはエアリティが上位に来るような印象です。実釣で影響はないものの、やはり随所がCI4+な19ヴァンキッシュに比べると、カッチリした感覚がありつつ軽いというエアリティのほうが質感や使っている際の気持ちよさが上ですね。
もちろんシマノっぽい巻き感、ダイワっぽい巻き感というのは残しつつも、とにかく「スピニングリールの正統進化である」と思わされるリールです。まあイグジスト持ってる人は要らないわけですが、ボディは18イグジスト、ローターは22イグジストと同等という事で、とにかく良いとこ取りのリールなのに、イグジストの半額近い、というリールであるわけです。悪いはずがないですよね。
23ヴァンキッシュにダイワがぶつけてきたのが納得出来るリールです。
[quads id=1]という事で23エアリティ、非常におすすめです
さすが23モデルの目玉の1つであるリールであることにふさわしく、メチャクチャ良いですエアリティ。
正直ベイトを使うことが多いので、なんとなくでエアリティを選んだわけですが、これは買って損無し、スピニングでは久々に「良い!」と手放しで言えるリールです。よくよく考えると最近スピニング買って無かったけど。
なんだかんだスピニングはシマノ派だったんですが、ちょっとこのエアリティを使うとスピニングもダイワ派・・?となりそうなくらいに良いと思っています。弱点はお値段が高い事なので、初心者の方が買うのはちょっとオススメしませんが、中級者〜の方は満足出来るリールだと思います。
今のところですが、
全く不満なし
な、リールです。巻きの重さが今時点では気になりますが、これはしばらく使ったら変わると思うので、それでも変わらなければちょいマイナスですかね。
とはいえまだ数時間の実釣した印象ではあるので、ここから数ヶ月、1年とか使ってみたらどう変わる?という点もあるので、また数カ月後にでもインプレしてみようと思います。
正直もう1台欲しいとすら思いますが、あんまりスピニング使わないんでした。