釣りフェスティバルに行った私が、23ヴァンキッシュと23エアリティどちらを選んだのか

23ヴァンキッシュと23エアリティ、悩んでいる人も多いんじゃないでしょうか

今週末はフィッシングショー大阪ということで、この２つを触ってどちらにしようか・・と思っている方も多いのではないでしょうか。

AIRITYは近所の釣具屋さんでも展示機として置いてたりもするので、既に触られた方も居るかと思います。

で、普段ほとんどベイトしか使わない私なんですが、この２つのうちのどちらかを実は予約しました。

これまで「最も好きなスピニングはヴァンキッシュ」と公言しておりました私、果たしてそのままヴァンキッシュを予約したのか、最近ダイワ寄りになっているのでAIRITYを予約したのか、というのをちょっと理由を添えて最後に公開したいと思います。

しかし我ながら

私が買うものなんて誰が気にするんだよ

という事を自分で思うわけですが、そんな事は無視してこの記事を書いております。

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まずは本命23ヴァンキッシュ

実物を結構何回も巻いてきたわけですが、今回の23ヴァンキッシュも巻き心地は最強レベルに良かったわけです。

そこにステラ譲りの最新テクノロジー搭載、という事でもはや買わざるを得ないと思う新製品なわけで、楽天のウィークリーランキングを見ると・・・（2023/1/30 21:50時点です）

1、4位　23カルカッタコンクエストBFS　XG左

2、3、５、8位　23アンタレスDCMD（右）

6、7、10位　23ヴァンキッシュ　

9位　ジリオンTW HD

圧倒的シマノ。９位にダイワですが、なぜかジリオンTW HD。

という事で恐らく初回出荷が非常に少ないと思われる23シマノ製品が上位を占める結果になっております。

ただ先程「巻き心地は最強レベル」と書きましたけど、19ヴァンキッシュを２台持ってた私の印象では、正直19ヴァンキッシュから完成されてたように思うので、巻き心地の大幅進化、というのは感じませんでした。というかこれ以上どうするんだレベル。

という事で既にステラと並んでブランドとして確立されているヴァンキッシュが圧倒的優位な状況です。

対抗馬、AIRITY

先のランキングでは12位にようやくAIRITYが登場・・という事で、やはり初動の売れ行きとしてはブランド力のあるヴァンキッシュが優勢なようです。

しかし今回「ほぼ18と22イグジストの組み合わせ（ローターは22、ボディは18）」のようなスペックを持って登場したAIRITY、実際に剛性感も非常に高く、巻き心地も滑らかなので、ヴァンキッシュに劣っているとは全く感じないリールになっています。

なので今回のこの２台、

・ステラに搭載された新機構をそのままヴァンキッシュに持ってきたシマノ

・18、22イグジストの機構を組み合わせて値段を下げてきたAIRITY

という感じで、共にフラッグシップモデルから差別化しつつも良いところを持ってきて組み合わせた感じになってるわけです。

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で・・・私がどちらを予約したのかというと

そろそろ公開しましょう。私が予約したのは・・・

23AIRITY

です。

遂にスピニングもダイワに！！！（前から何台か持ってますけど）

何でAIRITYを選んだのかと言いますと

はっきり言ってですね、ぶっちゃけどっちでも良かったんですよ。どちらが劣っているとかそういう事を全く感じない２台なわけです。

剛性で勝るAIRITY、新機能・巻き出しの軽さの最高峰であるヴァンキッシュ、という２台でして、釣果という意味でも多分全く差は出ないのではと思います。

では最後に何で決めたか・・・という点を言いますと・・・

ちょっとAIRITYの方が安かった

これ！！ひどい回答ですね！！最後は値段ですよ！！

ヴァンキッシュはちょっと初動が遅れまして、欲しかった2500SHGがポイント還元率の高いショップでは既に予約終わってたんですね！

なのでまだポイント還元率が高いまま残ってたAIRITYを押さえにかかったということなんです！！何の参考にもなりませんね！！

という事だけだと、ここまで見た方の怒りを買いそうなので弁解

最後の一押しはお値段である事は事実なんですが、一応弁解させていただきますと他にも理由はありまして、ヴァンキッシュは先に書いた「19モデルと巻き心地の差を感じなかった」に繋がるお話なんですが、まずはこちらをどうぞ。

出典：シマノ

皆様ヴァンキッシュのページを見られたと思うんですが、上記の画像に違和感ないでしょうか。

28%低慣性

※22STELLA（2500S）と23Vanquish(2500S）を比較した値

たぶん気づいた人も居たと思うんですけど、そもそも何でステラと比べてるんだシマノさん、っていう事なんですよ。ステラはコアソリッドシリーズ、ヴァンキッシュはクイックレスポンスシリーズの頂点であって、そこ比べる所じゃないよね！？っていう事なのです。

つまり、、、19と比べると巻き出しの軽さという点において大差無かったんじゃないの疑惑があるわけですね。

尚、それに比べてダイワは「ルビアスエアリティとAIRITYの巻き出しを比べる体験」をブースに用意しておりまして、実際に進化を感じられるような事を出してたわけです。これは自信が無いと出来ない事ですよね。フィッシングショー大阪にもたぶんあると思うので是非どうぞ。

ただそれでも尚、現物を巻き比べた感じでは、ヴァンキッシュが異次元の巻き出しの軽さなので、この２台を比べると

ヴァンキッシュ　＞　AIRITY

だと思うわけです。当然展示機なのでグリスはまだ馴染んでないのと、今回AIRITYはフルメタルのモノコックボディという事で、剛性に関してはAIRITYが抜群。やはり３年位酷使するとヴァンキッシュは微妙にガタは来ておりますのでOHに出そうとしておりますが、AIRITYに期待してるのは耐久性ですね。

あとヴァンキッシュを選ばなかった理由はもう一つありまして

インフィニティループ（超密巻き）にまだチャレンジしづらい

という思いがあります。ちゃんとテンション掛けてから巻き始める事でトラブルは起きない、という事らしいのですが、もうスピニングなんて適当に投げてトラブルレスなのが良いところじゃないですか、っていう点なのですよ。ただこれが無いと23ヴァンキッシュの進化ポイントが非常に少なくなってしまうので、使いこなせれば最高峰を維持できるリールなんですが、まあ正直新機能よりトラブルレス性能や安定を取った、という所が決め手だったりします。イグジストは大きな不具合や問題を今の所聞きませんしね。安定性って大事だと思うんですよ。

AIRITYに敢えて苦言を言うならば

正直、デザインはルビアスエアリティのほうが良かった気がしている

かな・・・。なんかフリームスっぽいと言う人が居て、ああそうだなと思っちゃったりするんです。

という事で、３月頭くらいには手に入る予定のAIRITY、また届いたらインプレしようと思いますが、本格的に使うのはトップの季節が開幕する５月以降かなぁ、と思っております。

予約したのはLT2500S-XHですね。