今更感はありますが、ベイトモデルの20ラテオ93MBのインプレです
実はですね、旧モデルのラテオ「97MB」というモデルを持ってたんですが、今年早々に売り飛ばしてまして、その時はまさかビッグペンシル投げるようなシーバス釣りをすると思ってなかったんですよ。後先考えてない事への言い訳ですが。
しばらくはセブンハーフのXHBでビッグペンシル投げてたんですけど、足場がそこそこ高い所でやる場合、やはり9ft以上のベイトロッドが欲しくなりまして、候補になったのがディアルーナ96Mか、このラテオ93MB。個人的には96くらいのレングスが欲しかったんですが、そろそろディアルーナもモデルチェンジしそうな気もしているのと、私が使うベイトリールが基本的にダイワという事もあり、今回はラテオ93MBを購入してみました。別にシマノロッドにダイワリール、という事にコダワリ全く無いんですけど。
20ラテオ93MBのスペックおさらい
仕舞:146cm
自重:138g
ルアーウェイト:10-50g
適合PE:0.8-2.0号
といったところが基本スペックになります。最近のシーバスロッドはとにかく軽い。138gとか。
という事で早速ビッグペンシル、その他もろもろ投げてみた
私がよく投げるモンスタースライダーは51.2gなのでちょっとオーバーですが、まあ強引フルキャストしなければ大丈夫でしょ、という事で投げてみました。そういえば今限定カラーが出てますね。
思ったとおりで、ちょっとだけ対応ウェイトをオーバーしているモンスタースライダーでも普通に投げられます。それほど不安感もありません。さらに大切なのがドッグウォークアクションに対してのやりやすさ、なんですが、これは「結構いい感じ」と言って良いです。シーバスロッドなのでティップがちょっと入るような調子になってますが、軽い力でもティップが入るので、大して力を使わずにビッグペンシルが動かせます。
さらに人気のアマゾンペンシルは43gなので、こちらはモンスタースライダーより投げやすくなってまして、何の不安もなく投げられます。
という所ですでに満足なのですが、他にもよく飛ぶ系の「ブローウィン140S」や「ワンノックペンシル(30g)」といったものを投げてみましたが、9フィートを超えるレングスを生かして非常によく飛びます。特に30g程度のルアーとの相性が良く、ワンノックペンシルはかなりの飛距離が出ますね。ちょっとブローウィンのジャーキングについては出来るけれども思ったよりティップが入るので、もう少し固いロッドのほうがやりやすいかも、という印象ではあります。といっても私普段ブローウィン投げないんで、最適な調子がよくわかってませんけど(笑)
重量級ルアーが投げられる代わりに、ロッドパワーがMクラスという事で、10gを切るようなルアーはもはや投げてる感が薄いので適してはいませんね。投げられはしますが。
ビッグペンシル投げるためにPEも2号にしてますが、特にガイドに引っ掛かるような問題は無く、普通に扱いやすいです。
キャストが決まると心地よい
適当に投げるとですね、ティップがブレるんですよ。そうすると飛距離が出ないのです。
ただこのロッド面白くて、キャストが上手く決まるとそのティップのブレがほぼ無くなり、飛距離が非常によく出ます。
つまりちゃんと正しいキャストをしてるかどうか、というのが分かるんですよ。これあまり他のロッドで感じた事が無かったので、面白いなと思っている点です。
とにかく、スタンダードな感じ
尖ったロッド、という感じはなく、とにかく「スタンダード」という感じの印象です。なので10g以上であれば、色々なルアーを使っても全然違和感を感じない、優秀なロッドだと思います。自重も軽くなったのでそれほど疲れる事もなく、前モデルはやはりハイエンドモデルに比べると若干ダルさがあったのですがそこも軽減されまして、ベイトシーバス初診者〜中級者までそれほど不満を感じないモデルではないかなと。上級者のサブロッドとしても優秀。
私のような適当アングラーにはもうこれで十分すぎる感じがしております。
ちなみにラテオを使う時はリールは21ジリオン SV TWを使用しております。
21ジリオン、21アルファスといったダイワの21モデルのリールは非常に優秀。