私毎年福袋は買わない人でして
2022年明けましておめでとうございます。新年と言えば釣具の福袋という所なんですが、私「基本的には福袋を買わない人」なんですよ。
昔はブログで、今はyoutubeのネタとして開封動画なんていうのが多々UPされているわけですけど、目玉商品が1〜2個入ってるだけで、あとは在庫処分感が非常に強いからなんですよね。釣れないわけじゃないので、改めてシーバスを始めよう、とかショアジギングを始めよう、という方には良いと思うんですが、数百個ルアーを所持しておるのでわざわざ増やさなくても・・というのが私です。
という前置きはさておき、福袋は買いませんでしたがいくつかルアーは購入しました。
そのうちの1つが、ブリーデンの「13VIB/CathyMersey(キャシーマージー)」です。発売から半年は経ってるので今更なんですが、しばらく忘れていまして、たまたま大阪の釣具屋で見かけたので買ってみました。
もう見た目で最大の特徴は分かってしまうのですけど、とりあえず投げたのでインプレです。
13VIB/CathyMersey(キャシーマージー)の特徴
「カシマシステム」と名付けられた、各フックに小さいブレードが付いているのが最大の特徴です。
こちらの極小ブレードにより、春先のマイクロベイトを偏食している魚への高アピールが期待できる、というルアーですね。
という所までは見た目ですぐ分かるんですが、投げて「おっ」と思ったのがこのオレンジの枠の部分。
出典:ブリーデン
普通のメタルバイブであれば、アイが3つほど付いていて、前にセットするほど振動が弱くなり、且つ引き抵抗が軽くなります。
なのでこのカシマシステムが無ければ普通のメタルバイブかなと思っていたんですが、上記のスナップが付いている部分にセットすると、メタルバイブとは思えないほど軽い巻き抵抗になります(その代わりブルブル震えたりはしない)
マイクロベイトを偏食している魚の場合、バイブレーションの振動はマイナスに働く事もあり、この振動を抑えたアイにより、マイクロベイトパターンの時に釣果を出せるセッティングが施せる、という事のようです。良いですねコレ。
後方のアイにスナップを通せば、いわゆる普通のメタルバイブのようにちゃんと振動があり、この振動によりブレードがよりアピール力が高くなるので、高活性時には後方のアイを使う、というのが良さそうです。
引き抵抗も結構軽いのが驚き
メタルバイブにありがちな「引き抵抗がキツくて疲れる」というのがあるんですけど、キャシーマージーは割と軽い部類に入るかなと思います。ブレードがあるので重いのかな?と思っていたら意外とそうでもないという。
アルファスSV TW XHLで巻きましたが、気になるほどの引き抵抗は感じなかったので、超早巻きにも対応できる優秀なメタルバイブですね。
実際に投げてみた
私が買ったのは20gのほうなんですが、飛距離についてはさすがメタルバイブという所でよく飛びます。
ブレードにより飛距離が殺されるのでは、という懸念はありましたが、極小のブレードなので心配は不要そうです。飛行姿勢も良い感じですね。
20gは一般的な河川や遠浅のサーフなんかで良さそうです。40gは深場やオフショアの浅場を狙う場合に良いですね。
で、結局のところ大事なのは釣果でしょ、というお話なんですが、
マイクロベイトパターンを迎える前にロストしてしまいました・・・
辛いのでまた買うかもです。