【初心者向け】宮崎市、大淀川のチニングについて解説してみます(後編)

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チニング

初心者向けチニング解説の後編です

初心者向け、と言いつつも私自信が割と極端なタックルを使うこともありますので、そのあたりは注意を交えつつ解説していきます。

という事で前編でルアー、ワーム、リグ、アクションなどを解説しましたので、後編はタックルについて、というところから始めようかなと思います。

 

スピニングタックルかベイトタックルか

初心者向け、という前置きがありますので基本的には「スピニング一択」です。ベイトはバス釣り経験者や上級者が使うには釣果が伸びるのですが、初心者やとりあえず釣ってみたい、という場合は普通にスピニングタックルで十分です。

でも私はベイトです。慣れてきたらベイトタックルの方がおすすめですね。これ理由としてはラインのコントロールがしやすい、ボトムの感知能力に秀でている、という理由です。

とりあえずリールについてなのですが、出来るだけギア比が高いものが良いです。要は「XG」がオススメ次に「HG」ですね。ノーマルギアでも釣れますが、オススメはギア比が高いものです。とか言いつつ私自身は2500番〜C3000番台のリールじゃなく、C2000番という小型リールのハイギアのリールでやってたりしますけど、それは全然王道じゃないのでマネする必要は無いです。ノーマルギアを使うのはトップでの釣りになりますね。(最近ヴァンフォードC3000XGを買いました 、でもその後ヴァンキッシュも買いました)

という私のひねくれたタックルはさておき、ギア比が高いものが推奨される理由は「掛ける際に巻き取り量が大きいほうが有利」という意味からです。特にフルキャスト後の遠距離で掛ける場合にはXGくらいの巻取り量を使って「思いっきり掛ける」という動作が必要になる場合があります。ギア比が高くないと掛からない事もあります。

これは最初のうちはなかなか分かりませんが、しばらくチニングをやってると何回かこういうシーンが訪れる事になります。

 

で、次にロッドなんですが、これはちょっと難しくてですね、先の通り「遠くでフッキングが決められる」ためにはロッドにそれなりのパワーが要るんですけど、逆にあまり固すぎると、それはそれで弾いたりと使い勝手が悪いという問題があります。硬すぎるよりは柔らかい方がマシですが、柔らかすぎると遠くでフッキングが決まらないので、出来ればチューブラーの少し固めのロッドのほうが良いかなと思います。ソリッドのものもありますが、それはズル引きで使うようなモノですね。

となると普通にオススメは当然ながら専用ロッドであり、大人気なロッドと言えばシルベラード。742MLあたりが使い勝手が良いと思います。

 

シマノ信者であればブレニアスという選択肢もありますね。最近はBBシリーズもあって1万円台前半で手に入ります。

 

まあ、、、私はベイトだったらシルベラードかエラディケーター ベイトフィネスを使うのですが、スピニングは今の所ゼスタのブラックスター78Sでやってます。専用ロッドじゃないですが、感度も良くて丁度良いんです。でもその後シルベラード プロトタイプを買いました。

わざわざ専用ロッドを買うのも・・という方もいると思うので、まずはエギングロッドなんかでやるのも良いかと思います。

 

PEラインやリーダーの太さについて

全く真似しなくていいんですが、私は細いラインが好きなので、PE0.4号または0.6号とリーダー2号または3号、という細仕掛けでやってたりします。

ただこれはタモ無しではキツイんで場所を選びますね。

ということで一般的には0.6〜0.8号、最初の方は0.8号が良いと思います。リーダーは3号程度のフロロカーボンが良いですね。

オススメは・・・特に無いんで普通に好きなの使ってください。

強いてリーダーのオススメを言うならば、、割とチニングは根掛りとの戦いという事もありまして、安くて量があるものが良いですね。

という事でオススメはジョイナーボスメント。

これ50M巻きなので量もありますし、そこそこしなやかなので良いと思います。

 

狙う場所について

遠くに居る奴を掛けるにはXGのギアが〜なんてことを先程リールの所で書きましたけど、ナイトゲームに限って言えば

 

足元で釣れる確率が非常に高いので、狙うは足元

 

だと思っています。流れが早い時は足元に居たりしますね。逆にデイゲームは沖狙いが良いです。チヌは臆病な魚と言われますが、その通りだなと思っていまして、昼間は出来れば人の気配が感じ取られにくい沖を狙い、警戒心が薄まる夜なら足元、という感じですね。

なので足元まで丁寧に攻めたほうが釣果に繋がります。ただ季節やタイミングによって足元には全く居ない事もあるので、広範囲に狙っていく必要がありますね。

 

釣れるタイミングについて

これはまだ研究中なのですが「一般的な潮回り」が良いかなと思います。中潮や大潮の日ですね。

その中でも下げのタイミングが良い気はしていますが、シーバスほどはっきり出ないのでまだ経験を積んでいる段階です。

 

場所について

これよく聞かれるんですけど、ぶっちゃけですね「どこでも釣れる」と思うんですよ。

思っているより実はチヌってどこにでも居るんですよね。最近そう思ってます。

なので正直場所選びのコツというと・・・・

 

・フグが多少少ない、避けられる

・根掛りが少ない

 

ぶっちゃけこの理由で選んでいいんじゃないかと思うわけです。根掛り多い少ないは正直経験値ではあるので、しばらくフックなしでシンカーを投げて地形を観察してみるのも良いと思います。本来的には河口付近で牡蠣殻のあるような所が良いと思いますが、根掛りが酷い事が多いので、まずは根掛りが少ない所で練習を積むのが良いと思います。

 

あ、あとそもそもですが「海より川」が良いと思います。海でも釣れますが爆発力があるのは川ですね。

海で釣るなら別の釣り方のほうが良いかなと思います。

 

意外と大事なのが「ランガン」する事

チヌも夜間は餌を求めて回遊していると思いますが、同じ場所で回遊待ちをするよりはランガンしてどんどん場所は変えたほうがいい、と思っています。

同じ場所で3連発、なんてこともあるので反応があった場所では3〜4投するんですが、基本的には1〜2投でどんどん場所を変えて、「やる気のある活性の高い個体を探す」というのが良いと思います。思っている以上にチヌはその辺には居ると思いますが、その中からやる気のある個体を探し出すのが重要かなと思っています。

 

と、思いつく所をもろもろ書いてみました。とにかくチニングの魅力って「掛ける釣りであること」「強い引きであること」「技術が向上すれば数釣れること」だと思うんですね。なのでフグにワームを取られまくる、根掛りしまくる、という問題で心が折れる人も多い釣りではあると思うんですけど、分かってくるといろんな場所で釣れるので、他のアングラーさんと場所争いしなくてもいいですし(シーバスのように必ずしも明暗や橋脚の取り合いをしなくてもいいんで)結構お気楽な釣りなんですよ。

この記事がきっかけでチニングを始める方が居ると良いな、と思います。

 

 

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