19モアザン PE TW 1000XHL-TWを購入
実は少し前に買ってたんですが、、、
投げに行ったら即大バックラッシュした(笑)
という事で、改めて投げに行ってきたのでファーストインプレッションを行いたいと思います。
ロッドはラテオの97MBです。カラーリングが合っていて格好いいですね。
今回買ったのは1巻き91cmの「1000XHL-TW」です。
19モアザン PE TWのおさらい
出典:ダイワ
ダイワには以前「モアザン PE SV」というSVスプール搭載のシーバス用ベイトリールがありまして、SVのトラブルレス性能から結構人気があったのですけれども、SVであるが故にトラブルは起きにくいが「飛距離が出にくい」という問題がありました。
今回の「19モアザン PE TW」ではトラブルレス性能は少し低下するものの、飛距離をある程度重視したセッティングになっていて、これまで飛距離の問題で使うのを敬遠していた方にも使いやすいリールになっている感じです。
シーバス専用ベイトリールとして高い評価を受けるmorethan PE。ボディだけでなく、両サイドもアルミ化したことで、非常に高い剛性を獲得。力強く安定した巻き上げにより、流れの変化も明確に手元に伝えるのはもちろん、引き重りするルアーも軽快にリトリーブできるうえ、大物をグイグイ引き寄せる。パーミングしやすいコンパクトボディと、力強い巻上げをサポートする100mmのロングハンドルが、剛性をさらに実感させる。ブレーキにおいてもPEでバックラッシュさせない守りの設定から、極限まで飛ばす、後半も伸びる攻めの設定に変更。鉄板系バイブレーションの遠投から、ミノーなどのピンスポットキャストまで、そのポテンシャルに隙はない。
今回は剛性の高い「スティーズA」ベースに変更されまして、スティーズAをシーバス用にチューニングした感じのリールになってます。
私、エクスセンスDCを持っているのですが、何でモアザンPE TWに惹かれたのかと言いますと、公式の説明にもある「パーミング性能」と「マグシールド」、そして「ハイスピードレベルワインド」なのです。
(※ハイスピードレベルワインドはいつの間にかサイトから消されてるので搭載されてるか不明)
エクスセンスDCは16アンタレスベースという事もあり、ボディが結構大きいので「巻きの剛性感」という意味では非常に良いのですが、「トゥイッチなどの小技」を多用するような釣りには若干不向きと感じます(もちろん、出来なくはないのですが)
その点モアザンPE TWはボディがコンパクトで持ちやすく、幅広いシーバス釣りに対応します。
またエクスセンスDCで良く聞くレビューが「塩ガミ」というトラブル。
海水に対応しているものの、どうしてもベイトリールの構造上、海水が入るのを防ぐのが難しいため「ゴリ感が出る」という事が起きるようです。
今の所ほとんど河川でしかエクスセンスDCを使用していないので、今の所大丈夫なのですが、やはり海水での使用にも強いリールがあると便利、という事で、ダイワのマグシールド機を選んだ、という点もあります。
モアザンPE SVの頃からマグシールド搭載でしたが、あまりトラブルの話も聞かなかったので、今回も期待できるのではという感じです。
そして最後に「ハイスピードレベルワインド」ですが、私は「絶対にPE使いたい派」なのですけど、とにかくベイトリールで辛いのが「PEの食い込みによるバックラッシュ」なのです。
これを軽減する機能としての「ハイスピードレベルワインド」には非常に期待な感じです。
ただ、釣行1回目で思いっきり食い込みバックラッシュ起きたのですけどね・・
とりあえずモアザン PE TWの開封風景
箱は黒。モアザンっぽいですね。
最近コストカットでリール袋が付いていないリールがありますが、シーバス用とは言え、さすがフラッグシップという事で、ちゃんとベイトリール用のケースが付属しています。
というわけで出してみました。
正直な所、配色は好きなんですが、ちょっとデザインは微妙かな、、という気もします。
もう少しゴールドを抑えてくれても良かったかなというのが個人的な印象。
ちなみに空回しでは滑らかでとても良い感じです。
19モアザン PE TWでルアー投げてみた
今回、「G1ジュラルミン製マグフォースZ PEロングディスタンスチューンスプール」という、さすがに名前長すぎて舌噛むでしょというスプール搭載なのですが、簡単に言えば「よく飛ぶ」という事です。
ちなみにスプール経は34mmという事で、「でかいルアーをぶん投げる」リールより少し小さいスプール経になってます。
小技は効きやすいが、飛距離重視の場合は普通36mm経スプールとなる事が多いので、小さいという印象。
なのでそこがちょっと気になる人も居るかもですね。
私は34mmスプールだと、ジリオンSV TWのSVスプールと共用出来るので歓迎です。
とりあえず投げてみたのはシマノの「サルベージソリッド70ES(20g)」
ここで敢えてシマノルアーを使うというね。
ロッドはラテオ97MBです。
・ブレーキ6
なかなか良く飛びます。PEの色で測った感じ40〜50mくらいでしょうか。
まだイケるという感じがします。
・一気にブレーキ3
10Mくらい伸びました。まだギリギリイケる感じがします。
・さらにブレーキ2
さらに数メートル伸びたかな、という印象。
ここまで来ると少しラインが浮きますので、実釣としては3くらいがギリギリ安定して使えるかなという印象です。
このくらいの飛距離が出ると、スピニングとそんなに遜色ない印象です。
初回に投げに行った時はすぐにトラブってしまったのですが、改めて投げた所特にトラブルはありませんでした。
さらに投げていると急に強風が吹いてきたので、
敢えて強風に向かってフルキャスト
という事もやってみましたが、ちゃんとサミングすれば全然問題なく飛距離も出ました。
ただブレーキをここまで緩められるのであれば、ちょっとブレーキが強い設定なのかなという感じがします。
モアザン PE TWで7g以下の軽いルアー投げてみた
ベイトシーバスの鬼門であります、「軽いルアー」をキャストしてみます。春先のハクパターンでは小さいルアーが必須なので。
今回投げたのは「モアザン スライ 95F(6.8g)」です。
これだとかなり軽いので、エクスセンスDCだと結構厳しい重量になりますね。
で、投げてみた所、、、
普通に投げられた
です。思ってたよりちゃんと投げられました。
ただ常用出来るかはこれからという感じなので、セカンドインプレッションでまたご報告します。
ただし・・
やはり飛距離重視になった分、サミングが遅れた時のトラブルはSV機より酷くなる傾向があります。なのでナイトゲームや慣れていない時は「SVスプールを使う」という事をするとトラブルレス性能が向上する感じがします。
スペアスプールとしてSVスプールを持っておくのはアリかなという気がしますね。
個人的には「1012 G1スプール」がオススメです。
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通常はこちらになりますかね。
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ファーストインプレッションまとめ
・飛距離は非常によく出ます
・パーミング性能も良し
・巻き感も良し
・ただしトラブルレス性能は低下
という、もともと分かってた点ばかりではありますが、こんな感じですね。
ただ正直なぶっちゃけ話をしますと
飛距離以外はジリオンSV TWで良いかな・・・
という気がします。7g以下の軽いルアーを扱う時は、33mm経スプールのタトゥーラSV TW+レイズスタジオのスプールのほうが使いやすい感じはしますね。
インプレはこちらです。
【ベイトシーバス】タトゥーラ SV TW用の格安ベイトフィネススプールを導入(レイズスタジオ)
モアザンが必要な場合があるとすると
・剛性の高いリールが必要(シーバス以外にも使う等)
・飛距離が必要
・海水使用が多い(タトゥーラ等は海水に弱いみたいなので)
この3点が当てはまる人は、モアザンPE TWはありかなと思います。
レフトハンドルモデルはこちらです。個人的にはXHが良いかなと。私が買ったのはこれです。
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スローに巻く事が多い、という人はこっち。
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右ハンドルモデルはこちらです。
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というわけで、引き続き使ってみて改めてまたインプレを。
特に「ハイスピードレベルワインド」については、1回目の実釣ではトラブったため、意味あるの?という気がしたのですけど、2回目の実釣では特に問題無かったので、しばらく使い込んでみて有効性を測る感じになりそうです。
※いつの間にか「ハイスピードレベルワインド」についてはダイワの公式から消えているので、もしかして非搭載・・?
次のインプレ
ダイワのシーバス用フラッグシップベイトリール「モアザン PE TW」のインプレその2。しばらく使用した感想。
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