19ツインパワーが出るのかと思いきや、意外にも3年でモデルチェンジとなるのが、シマノのクイックレスポンスシリーズの最高峰リール「ヴァンキッシュ」でした。
出典:シマノ
まあ個人的にコアプロテクトがクソだと思ってますが、それ意外は当時「ステラを超えたのでは」と言われる程の好評を博していたリールがまさかの3年でモデルチェンジです。
シマノ公式サイトで紹介されるのかと思いきや、カタログに載ってるだけみたいですね。
ちなみに最小モデルの「1000SSSPG」では、自重が何と
145g
となりまして、18イグジストの150gを上回る超軽量リールとなっています。
さらに「4000XG」という番手でも驚異の「自重200g」を実現しているという軽量っぷり。
ちなみに僕の15ツインパワー4000XGは290gあります。90gって恐ろしい差ですよ。
19ヴァンキッシュの特徴
超軽量というのが最大の特徴ですが、
・マイクロモジュールギア2
・サイレントドライブ
といった、18ステラに搭載された新機能が搭載されつつも、さらにステラ以外では初搭載になる「ロングストローク構造」が採用されます。これによって飛距離もアップ。
さっきクソだと書いた「コアプロテクト」も当然ながら「Xプロテクト」へ変更になり、特殊撥水グリスを自分でメンテする事が可能になりました。
クイックレスポンスシリーズの最高峰リールですので、当然ながら「マグナムライトローター」搭載。
ここまで来ると「全く死角無しでは」と思うわけですが、気になる点が1つあります。
それは、、、
ハンドル素材が樹脂(C5000XGはアルミ素材)
という事で、ハンドルの強度がちょっと怪しいのでは・・という点が結構皆さん気になってるようです。
「イグジストより軽量」という点を実現するための努力と思いますが、ちと剛性面に不安が残るのは事実ですね。
だって僕は先日ズッコケて「18ステラのハンドルを曲げた男」ですからね!
素材が樹脂だったら折れるんじゃないかと思うわけです。
まあ、曲がったらどっちにしろ使えないんで、折れるかどうかはそんなに問題じゃないですが・・。
ただ、それ以外はもはや完璧では
と、思うわけです。
ちなみに18ステラに搭載されていて、19ヴァンキッシュに搭載されないシマノの技術としては以下2点のようです。
・E.I.(超防錆処理)
・Gフリーボディ
前者はちょっと欲しいモノですが、後者のGフリーボディはもはや超軽量であるが故に不要なのかもしれませんね。
19ヴァンキッシュのラインナップ
1000SSSPG 自重145g 実用/最大ドラグ 2.0/3.0 最大巻上長 58cm
C2000S 自重145g 実用/最大ドラグ 2.0/3.0 最大巻上長 69cm
C2000SSS 自重145g 実用/最大ドラグ 2.0/3.0 最大巻上長 69cm
★C2000SHG 自重145g 実用/最大ドラグ 2.0/3.0 最大巻上長 82cm
C2500SHG 自重155g 実用/最大ドラグ 2.0/3.0最大巻上長 81cm
2500S 自重165g 実用/最大ドラグ 2.5/4.0 最大巻上長 78cm
2500SHG 自重165g 実用/最大ドラグ 2.5/4.0 最大巻上長 89cm
C3000 自重170g 実用/最大ドラグ 3.5/9.0 最大巻上長 78cm
C3000SDHHG 自重175g 実用/最大ドラグ 3.5/9.0 最大巻上長 89cm
C3000MHG 自重170g 実用/最大ドラグ 3.5/9.0 最大巻上長 89cm
C3000XG 自重170g 実用/最大ドラグ 3.5/9.0 最大巻上長 94cm
★3000MHG 自重185g 実用/最大ドラグ 3.5/9.0 最大巻上長 86cm
★4000MHG 自重205g 実用/最大ドラグ 6.0/11.0 最大巻上長 95cm
4000XG 自重200g 実用/最大ドラグ 6.0/11.0 最大巻上長 101cm
C5000XG 自重220g 実用/最大ドラグ 6.0/11.0 最大巻上長 101cm
書き疲れた・・・。
★は僕が欲しい番手です(笑)
4000XGで200g、さらに巻き上げ長がメーター超えとかヤバいですね。
ちなみにお値段
当然ながら高いです(笑)
最小番手 1000SSSPG 57,500円
最大番手 C5000XG 59,800円
となりますので、他の番手はこの間に入ります。
16ヴァンキッシュの1000PGSが「54,500円」で、4000XGが「58,800円」でしたので、小番手では3000円のUP、番手が大きくなると価格差は小さくなって1000円程度の差、という感じのようです。
まあ19セルテートのように全部が数千円のUPに比べるとちょっとマシなような、そうでもないような・・という前に、ヴァンキッシュのほうがセルテートより1万円ほど高いです。
さて、買うべきか否か
今回の19ヴァンキッシュですが、、、僕は恐らく
買います
と、なります。たぶん。
何でかと言いますと、僕のライトゲーム用のリールは今「ストラディックCi4+ C2000HGS」なのですが、ちょっと剛性感の無さが気に入らないんですよね。超軽量に釣られて買ったので当たり前なんですけども。
まあ、実は裏で狙ってるのは「16セルテートの値引き」だったりもしますが・・。
ハンドル素材は確かに気になりますが、ライトゲーム用の2000番あたりを狙っているので、別に耐久性はそんなに求められないと思いますので、今のところは問題にならない想定です。
僕は剛性感のあるリールが好きなので、自重より剛性&巻き心地かなというところもあり、16セルテートの型落ち狙いというのもちょっとあります。
フィッシングショー2019で実際のところを触ってきたいなと思います。
予約を受付してるショップもありますね。
後日談
結局買ってません。
だって高いんだもの。
コメント