22ジリオンHDや23スティーズAⅡは買えないけど、という人向けに「RCSB MAG Z BOOST 1000」スプールのインプレ

そういえば「MAG Z BOOST」スプール買ってたんでした

ちょこちょこ私も使わないリールを売ったりするわけですが、34mm経スプールのベイトリールは今時点では以下を所持しております。

・17ジリオン SV TW XXHL

・21ジリオン SV TW XHL

・22シルバーウルフ SV TW

なのでオカッパリからの普段使いにはもうこれ以上は不要なわけですが、釣具というものは毎度新製品が出るわけでして

・22ジリオンTW HD

・23スティーズAⅡ

なんていう34mmスプールでも魅力的な機種が次々に出るわけです。ただそんな際、ダイワのリールのメリットとしては「スプール互換性」という点がありまして、発売後しばらくするとスプールだけ単体で買えたりします。ちなみにスティーズAⅡ持ってないのでよく知りませんが、SLPの人いわくちょっと通常の34mm系スプールとは違うそうです。

数ヶ月前に買ってから最近使ってなかったのですっかり忘れてたんですが、ここしばらくトップの釣りばかりやってまして、特に投げるペンシルが14gくらいあるので、実は丁度よいんじゃない？と思いまして再び使い出したのでインプレです。

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いわゆる「22ジリオン TW HD」のスプールです

普段はPE1.5号なんて巻かないんで、もっとラインキャパ少なくても良かったんですが、シーバスにも使うと思うとこのくらいのキャパは必要になります。

ブレーキシステムはいわゆるマグフォースZの進化形である「MAG Z BOOST」、というもので、21ジリオン標準のSV BOOSTよりブレーキが弱く遠投出来る、というモノなんですが、21ジリオンで実際使ってみると

全然トラブル起きないです

あれ、って思うくらい安定したブレーキです。さらにマグフォースZという事で、適正ウェイト以上のルアーを使えば伸び感がSVより優れていまして、実際に伸びてるかな、という感じはします。風が無い日ならブレーキ３くらいでも投げられます。

とはいえ適正ルアーウェイトはありまして

SV BOOSTスプールと比べた感じ、個人的な感覚ではこんな感じです。

7g以下　使う意味は特にない

7〜10g　SV BOOSTのほうが安定します

10〜14g　ちょっと伸び感を感じられるが、SV BOOSTと大差は無い

14g〜　適正ウェイト

14gからが本領発揮、という感じがありまして、10g程度のものも十分投げられますが、その場合は別にSV BOOSTと大差は無いかなという感じはします。10g以下の軽量ルアーも投げられますが、ふわっと投げたりすると、ブレーキを強めないとラインが浮きます（SV BOOSTの場合はそれでも浮かない）

14g〜のルアーを投げると実際の伸びが実感できます。逆に40g〜を超えてくるとまた別に差を感じなくなり、このくらいのウェイトになると35mm以上のスプールのベイトリールを使うのが良いかと思います。ので2ozくらいまでのビッグベイトを投げる時は、別に大差は無いので私はSV BOOSTスプールを使っております。

最近私がよく投げるトップチニング用のペンシルは12〜16gくらいなので、このくらいのウェイトがあるルアーはかなりトラブルレス性を維持しながらも遠投できる、という良い感じのスプールになっています。普段はアルファスSV TW使ってますが、トラブルレス性能はアルファスのほうが上なものの、明らかに平均飛距離は34mmスプールであるこちらのMAG Z BOOSTスプールのほうが出ます。

ボトムチニングでも使えますが、10gシンカー以上のものを使う場合には使うメリットが出てきますけど、それ以下の物も投げる事がある場合は標準のSV BOOSTスプールで良いと思います。なのでチニング界隈では使用しているという話はほぼ聞きませんね。

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