「仏壇」
「虚無僧」
と言われ続けた、嫌いな人は嫌いなデザインの16セルテート。
僕は好きだったんですけどね、16セルテートのデザイン。
そんなセルテートが3年の月日を経て、遂にモデルチェンジの時が来ました。
出展:ダイワ
えー、シルバーになっちゃったの・・・。
というのが正直第一印象なんですけど(だってモアザンAGSと合わないし)とにかく13→16のマイナーチェンジに比べて今回は大幅にパワーアップしてそうなので紹介です。
19セルテートの特徴
セルテートと言えば「剛性」と言っても良い程に剛性の高い頑丈なリールです。
実際に僕も2年ほど16セルテートを使ってからオーバーホールに出しましたが
「グリスアップされただけで帰ってきた」
というくらい不具合も無く今だに現役のリール。剛性のみならずちっとも異常が発生しません。(コチラの記事参照)
そんなセルテートのモデルチェンジですが、当然ながら「剛性」はセルテートの代名詞ですから落とすわけにはいかない、だが弱点とも言える「重量」という問題があったのも事実です。
・モノコックボディ
そして搭載されたのが、18イグジストに搭載された「モノコックボディ」という、リールの密封性を高め、さらに大口径のギアが乗せられるようになるという機構。
これちなみにギアはメッチャデカいです。ボディ内のほとんどがギアじゃないのというレベル。
それが遂に19セルテートにも搭載です。(この際、セルテートHDは忘れましょうw)
・ストッパーレスボディ
こういう事です。
いや、ちゃんと説明するとこれまでのセルテートやダイワリールにあった機構、いわゆる「逆転レバー」が無くなりました。
スプールを逆回転させられるやつですね。
僕は一切使わないので大歓迎
使う人は使うらしいのですが、これが無くなる事でさらに密封性が高まりますので、防水性能がアップしますね。もう最近のシマノのリールには全く付いてないです。
・ZAIONエアローター
16セルテートも確かローターはZAIONだったと思うのですが、19もZAIONです。
とにかく巻き出しが軽くなります。
まあ、これら以外はいつもの「ATD」「LC-ABSスプール」「タフデジギア」といったLTコンセプトリールに搭載されているものがほとんどですね。
16セルテートとの比較
比較ポイントとしては、やはり「重量」ですよね。
LTコンセプトで生まれ変わったという事で、大幅に軽量化されています。
例えば人気のこのモデルを比較。
16セルテート 3012H 270g
19セルテート LT-4000CXH 235g
35gの軽量化!これはデカい。
その他のモデルも30g程度の軽量化が図られているにも関わらず、ボディは剛性の高いアルミを採用してます。
ってことは引き続き冬は冷たいんですね
という隠れ弱点はありますが、そこは手袋しましょうということで・・・。
残念な点
残念な点1位を発表します。
定価が4000円程度UP
LT4000-CXHが49,500円なので、16セルテート3012Hの45200円に比べて4300円のUPになってます。
まあ、、これはリールによって値引率が違ったりするので、実売価格は2割引程度までは行くのではないかと思われますが、約4万円になりますね。
静止画じゃ分からんという人へ
既に公式の動画が公開されていますので、是非見てみてください。
発売時期
4月〜5月のようです。
既に予約を受け付けてますね。
19セルテートは買いなのか、どうなのか?
はっきり言いますよ・・・
買いでしょう!
まあ、、僕は18ステラを買ってしまった(余計なものをもう買わないようにフラッグシップモデルを買った)のでさすがに買わないですが、フラッグシップモデルを1台買うより、19セルテートとロッドでも買ったほうが満足度は高いのでは、と思われます。
セルテート使ったことが無い方は、是非一度はこの剛性感を味わってもらえると良いですね。
ちなみに16セルテートと18ステラを比べてみて、当然ステラの方が良いんですけど、価格差ほどの性能差は感じませんよ。正直。
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