そう言えば1年以上サゴシを釣った覚えがないな、、という気がふとしましたが、宮崎でもサゴシは冬の始めあたりに港湾でよく釣れます。
一度だけ82cmのサワラサイズを、ライトゲームロッドである「ブラックスター セカンドジェネレーション S78」と「サハラ 500S」みたいなタックルで釣ったのが良い思い出。
防波堤から釣れる大物としては人気のターゲットです。
そんなサゴシの専用ロッドが「オーシャンゲートサゴシ」
サゴシに「専用ロッド」なんて要ります・・?
というのは皆思うところではあると思います。
小物に比べれば当然引きますけど、青物の中では抜群に引きが弱いのがサゴシ。
なので僕は専ら「NSS-902SSJ」なんていうスーパーライトショアジギングロッドで釣る事が多く、さらに50cm前後くらいであれば「タモなしぶっこ抜き」で十分に獲れるターゲットでもあります。
※ロッドには良くないのでマネしないほうが良いです
という「オーシャンゲートサゴシ」ですが、公式サイトの説明文を見ると
「サゴシ釣りは、シーバスロッドやショアジグロッドで代用ができるのに、あえて専用ロッドが必要だろうか?」という意見があったのも事実。
それでも敢えて開発に着手したのは、サゴシという魚の捕食特性を理解した上で、ビギナーにこそサゴシに適した専用ロッドを使ってほしいという思いがあったからである。サゴシの捕食方法はシーバスや青物と違い、エサを吸い込む捕食ではなく、噛みつくような方法。
さらに、鋭い歯でベイトフィッシュに傷を負わせ、弱ったところを追い食いすることもある。
ルアーに対して体当たりするようなバイトを感じることが多いのはこのためだ。つまりサゴシは捕食が上手な魚ではない。このような場合、張りのあるシーバスロッドやショアジグロッドでは激しいバイトを弾いてしまい、身の柔らかいサゴシの体にスレ掛りした場合には身切れして、せっかくの魚を逃してしまうことにも繋がる。
サゴシ釣りに適したロッドとは、広範囲を攻めるための飛距離を稼ぐため、30g前後のウェイトのあるルアーをフルキャストできる安心感のあるブランクスに、サゴシの激しいバイトを受け止め、フッキングに持ち込むことのできる、しなやかさを兼ね備えた「オーシャンゲート・サゴシ908MML」が最適なのである。
引用:ジャクソン
確かにサゴシという魚ですが、割とミスバイトが多い魚でもありまして、オフショアで群れに当たろうものなら「サゴシカッター」と呼ばれる鋭い歯で釣り人のメタルジグを奪っていく憎い奴です。
僕も過去に1日でジグパラを5個持って行かれました・・。
さらに獰猛なのでメタルジグ以外にメタルバイブにも反応が良い魚ですが、メタルバイブだと非常に良くバレます。
なので、この「オーシャンゲートサゴシ」はMクラスではなく「MML」という柔らかさでサゴシの身切れなどを防止し、噛み付くようなバイトを受け止めてキャッチする、というコンセプトで作られている、という事のようです。
他の好ポイント
なるほど、特徴は分かった、というところで「おっ」と思ったのが
安いですねこのロッド
という点です。定価が13,000円です。メジャークラフトでいうと三代目クロステージとあんまり変わらない値段ですね。
ガイドリングはアルコナイトなので、そこで価格を抑えているようです。ここもクロステージと同じですね。別にサゴシであればSicである必要は特に無いと思います。
スペック
Length: 9.8ft
Lure Weight: 14〜40g
PE: 1〜1.5
Weight: 189g
という感じなので、これ普通にライトショアジギング用ロッドとしても優秀なスペックなんじゃないでしょうか。
200gを切ってるので極端に重いわけでもなく、サーフでも使えるレングスだと思います。
しなやかさがあるのであれば、意外とシーバスでも使えるんじゃないかと思いましたが、ちょっとシーバスでは重いかもですね。といっても決して使えないわけではありません。
これからライトショアジギングを始めよう、という方には丁度よいスペックのロッドだと思いますよ。
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