今や完全に「定番」となっているメジャークラフトの「ジグパラ」シリーズですけど、ショアジギングはボトムを取るのが基本ですので、「根掛かり」や「不意の大物が掛かった」、「ルアーを洗うのを忘れた」などの理由で曲がったり錆びたりと劣化するものです。
最近バラしが多い・・という人は、フックに原因がある事が結構多いです。
ダメな例
丁度手元にあったのですが、こういうのダメです(笑)
錆びていて刺さりが悪い、根掛かりによってゲイブが開きすぎている、という状態。
ゲイブが開いているのは「ペンチなどで戻せば良いのでは?」というところなのですが、多少はそれでも何とかなるものの、角度や開き具合は魚を掛ける事においては、結構重要な要素なので、大きく曲がってしまったものは交換したほうが良いです。
一見トラブルが無さそうでも、何回か魚を掛けてしまうと、魚の脂によって刺さりが悪い、という事が頻繁に起きますので、よくあるチェック方法が「爪を引っ掻いてみて引っ掛かるか」という方法です。
これが引っかからない場合は、最低限研ぐなどの対応が必要です。
フックシャープナーが便利ですね。
そこで純正トレブルフック
メジャークラフトから純正のトレブルフックが発売になりました。
ジグパラ純正のフックは「弱い」ということで交換する人も居ると思いますが、僕は「適度で良いのでは」と思っている派です。
というのもあまりに強すぎても根掛かりが外れにくくなる、という事で、ほどほどで曲がる方が使い勝手が良いと思っています。
ただ「大物が来る」エリアでの釣りだったら、より頑丈なもののほうが良いかもしれませんね。
先程の写真ではフックが錆びてますが、あれは僕の管理が悪かったからで、普段はそんなに錆びないです。
重要なのはサイズ
メタルジグとは言え、ちゃんとバランスがあるので、例えばジグパラマイクロに4号のフックとかは大きすぎてライン絡みの原因にもなります。(当然テストは適合サイズのフックでやってるはずなんで)
というわけで各サイズがあるようなので軽く分類。「#6」であれば6号、「#8」であれば8号で、号数が大きくなるとフックが小さくなります。
・ジグパラマイクロ(15g)
適合サイズはおおよそ8号のようです。
・ジグパラ(20g)、ジグパラ ブレード75mm、100mm
おおよそ6号サイズ。
・ジグパラ(30〜60g)、ジグパラ ブレード 130、140mm
こちらは4号サイズ。
せっかく掛けた魚が穫れない、というのも何とももったいないので、フックのチェックと交換は是非実施してみてください。
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