【初心者向け】2023年版チヌトップのコツ、おすすめルアーなどを改めてまとめてみた。

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チニング

 

梅雨で当面チヌトップが厳しそうなので、改めて初心者の方向けのチヌトップ解説です

本ブログをよく見てくれている方には別に目新しい情報は無いのですが、2023年始まってからずっとチヌトップに拘ってるわけなんですが、2023年は112枚キャッチです。「トップに出た!」という回数だけで言えば2000回くらいは出てるんじゃないかな、と思うわけですね(残念ながらトップはキャッチ率が5〜10%くらいなので・・)

そこそこルアーも揃いまして、恐らく当面はもう使用ルアーも変わらないかなという実感がありますので、改めてチヌトップ解説です。

チヌトップ釣りを楽しむためには、いくつかの基本的な要素を理解することが重要です。この記事では、チヌトップの基本的な成立条件、適切なルアーの選択、そして良い釣り場所の選び方について私個人のやり方について説明します。

 

チヌトップにおける「3大成立条件」を改めて

チヌトップが成立する条件は大きく3つあります。汽水域での話ですが。

 

1.濁りがないこと

2.水深が浅い(〜1mくらいがベスト)

3.強風ではないこと

 

まあ「3」の強風については、風速10mです、とかじゃなければ反応を得ることは出来ますが、とにかくフッキングしないという問題があります。一番キツイと感じるのは「濁り」でして、茶濁りがあるとまあ反応しません。釣れる地域もあるようですが、私がやってる地域ではほぼ出たことがないレベルです。

チヌトップで釣れたことない・・・という方はたぶんこの3つの条件を無視しているのだと思われます。

これから始めてみよう、という方は確実にこれらを覚えておいてください。これ以外は普通に他の魚と同様に流れがある事(潮止まりじゃないこと)、という普通の条件になります。

ルアーもいろいろとありますけど、ぶっちゃけルアーの種類はこの条件の補助である、というくらいに考えています。補助というのは「水深がある(満潮に近いタイミングとか)」「風がある」というような場合はアピール力の強い、ラトル音入りルアーを使うとかですね。

ので、実はそこまでルアー自体の性能というより、その日の状況に応じたアピール力を出せるルアーを使うのが良い、と思います。

 

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ポッパーかペンシルか

個人的に最初に釣るためのオススメは「ポッパー」です。ラフトリックも出たので、ペンシルと言いたい所ですがポッパーです。

ペンシルが優れている所は「飛距離」で、ポッパーが優れているのは「アピール力」だと思っておりまして、結局先の3大条件が常に揃うかというと全くそうではなく、例えば風が強めの日に成立させようと思うと、確実にポッパーが必要です。

ずっとやってますと、ポッパーのほうが水深がある場合に魚を呼び寄せる力が強いと感じる事が多々ありまして、結局いろいろな状況下でチヌトップを成立させようと思うとポッパーが必要になります。

なので先程書きました「3大成立条件の補助」が必要な場合に応じてルアーを使い分ける事が釣果に繋がるコツになりますね。

風が強い日にペンシル使ってもちゃんとアクションが出せないのでトップに出ない&掛からないという事が起きますし、逆に風が弱い日にはポッパーだと広範囲を攻められない、とかそういう事が起きるので、その日の条件によってルアーを使い分ける、という至極当然の事が必要になります。ちなみにポッパーよりペンシルがいい日も当然あります。

チヌトップの場合はベイトがどうの、というより「その日の条件に応じて使い分ける」がよいかなと思います。明らかにハクを追っている・・という時はペンシルを使うとか小型のルアーを使うとか、次はそういう点を見ると良いですね。

トップでチヌが釣れたことない・・という人はまずペンシルよりポッパーを使う事をオススメします。

ちなみに丁度間を埋めてくれる、ペンシルポッパーなんて選択肢もアリです。

 

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小さいルアーかデカいルアーか

これはもう今年散々書いてるんですが、はっきり申し上げまして私のスタイルでは「従来の小さいルアーを使う意味はそれほどない」※追記ありです。

今年何度も15cmくらいのチビレを70mmサイズのポッパーで釣ってますが、余裕で反応します。

デカいルアーを使う事のメリットとしては

・アピール力が強い

・飛距離が出る

これです。ルアーのサイズより上記のメリットのほうが余程大きいと感じます。

といってもポッパーは65mm〜80mmくらいのものを使う事になりますので、極端に大きいわけじゃないんですけど、従来各メーカーから出ている「チヌトップ用」みたいなルアーを使う理由というのは非常に薄いです。私はほとんどバス用のものを使います。

チヌトップ用のポッパーは小さくて軽い物が多く、あまり遠投が効かないので、チヌ用ならライズポップ65Fのような9g程度あるポッパーがオススメです。

バス用ならOSPのLouder70とか。12gありますので飛距離も十分です。先の写真は「スティーズポッパー 70F」ですね。

 

<追記 小さいルアーを使う必要性>

小さいルアーの出番が必要なシーン・・・やり込んでいて、ありました。それは「見えている黒鯛が多いエリア」ですね。

キビレの場合はルアーに好反応なのであまり気にしなくていいかな、と思うのですが、黒鯛は1枚釣ってしまうと2枚目からは警戒心が急に上がりまして、ルアーの着水と同時に逃げてしまう・・という事が頻発します。特に小場所の場合に顕著ですね。

そういう時にデカいルアーを使ってしまうと魚を散らしてしまうだけなので、小型のルアーの出番になります。

その中で個人的にオススメは、メガバスの「水砲」と「ポッピングダック」ですかね。小粒ですが6g以上あるので、サイズの割にはよく飛びます。

小さいルアーでも逃げてしまうほど警戒心が強くなる事もありますが、大型のルアーを使うよりはだいぶマシです。

 

これ以外に小さいルアーが強いシーンとしては「冬の低水温期」があります。

1月、2月といった普通誰もやらないでしょ・・・という時期でも少ないながらもトップでキャッチしておりますが、この時期は小さいルアーのほうが反応が良いと思います。といっても50〜80mmくらいの通常サイズですけどね。

 

 

 

 

水深以外で狙うべき場所について

私もずっと比較的小規模河川のオープンエリア的な場所で、何も考えず広範囲を狙うような釣り方をしてたんですが、ある日ふと気づきまして「出る条件が似ている」なんですよね。

その条件って何だと言いますと、水深を除いた所で解説すると

 

流れのヨレ

 

これですね。小規模河川でも流れがある所、無いところがあるわけですが、このうち「流れのヨレ」がある場所で出る事が多いです。

ので狙うべき場所は流れのヨレや、ストラクチャー周りというような場所を優先的に狙うと釣果UPに繋がると思います。

 

チヌトップはランガンが推奨

チヌトップにおいて「回遊待ち」というのはあまりメリットが無いと感じます。

チヌが居たとしても、トップに反応するやつ、しないやつが居るので、釣果を上げるコツとしては「活性の高い個体をランガンで探す」というのが必要になります。

正直同じ場所でずっと投げてても釣れないですね。どんどんランガンしましょう。

 

アピール力について

結局のところチヌトップでルアーの選定基準になるのが、「アピール力」になります。

アピール力って何だと言いますと

・水押し、スプラッシュ

・音

・シルエット、カラー

このあたりがアピール力の元になります。チヌトップで重要なのは「チヌにルアーに気づいてもらうこと」が必要になりますので、例えば「ラトル音が大きいもの」を使ったほうが気づいてもらえる可能性が高まるわけで、例えば風がある日にトップに引っ張り出すにはラトル音が非常に重要になります。

それ以外には先の「デカいルアーを使う」のようにシルエットで見つけてもらうとか、そういうアピール力が大切なんです。

カラーはちょっと難しくて、個人的には「クリアカラーと目立つカラーが混在してるようなルアー」がオススメだったりします。

単一色のマットチャートのほうが色のアピール力は強いのですが、クリアカラーというのも反応が良かったりするんで

・アングラーから見やすい色

・でもクリアカラーも混じっている

なんていうルアーが良いかなと感じています。

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チヌトップのオススメルアー

さあ、満を持してオススメのルアーです。まずポッパー。

・シマノ ライズポップ65F

非常に完成度の高いチヌトップ用ポッパーです。バブルチャンバーという穴が開いているので、シルエットを無駄にファットにすることなくポッパーとしての性能を発揮できるルアーになりますので、飛距離とアピール力のバランスが非常に良いです。

 

・ダイワ スティーズポッパー 70F

ラトル音あり、ドッグウォーク可能、ポッピングアクション、というチヌにアピールする存在感もあるポッパーです。

12.4gあるので飛距離も出ます。

ちなみにドッグウォークが邪魔な事があるので、そういう場合は普通のポッパー使うと良いと思います。

正直この3つくらいあれば十分に成立します。

次にペンシル。

 

・ダイワ シルバーウルフ ラフトリック90F

抜群の飛距離とアピール力の高いラトル音をそなえたラフトリック90F。あまりにも横風が強い、とか状況が極端に悪くなければ先発として安定のペンシルです。他のペンシルで出ない日にも反応がある、とにかくオススメのペンシル。

 

・ラッキークラフト サミー85

ラフトリックのラトル音が逆に良くない、という状況が稀にあります。そんな時にラトル音が控え目なサミー85は非常にバランスが良い。

 

 ・ティムコ レッドペッパーJr

ラトル音が完全にマイナス、という時にラトル音の無いレッドペッパーJr。アピール力は弱いですが状況によってハマるルアーです。ダイビングアクションが効く事が結構あるので、これをメインで使う人も多いですね。冬場なんかは小さいBABYなんかも良いです。

 

・EVERGREEN シャワーブローズ ショーティー

自重16gのぶっ飛びペンシルポッパーです。105mmでシルエットも大きく、ラトル音もあり、ペンシルポッパーなのでアピール力が非常に高く、風がある日にも非常に強いです。

 

・EVERGREEN シャワーブローズ 77.7

ハイシーズンから冬場まで、通年使える万能ペンシルポッパー。季節問わず使えるので、投げる頻度が一番多いエース的存在かもです。フェザーフックは別に無くても問題ないです。

 

 

 

ベイトかスピニングか

私は風があってもラインコントロールがしやすいベイト派ですが、ぶっちゃけ好きな方をどうぞ!ってやつです。

個人的にはベイトがおすすめです。風があまり吹かない地域の方は飛距離重視でスピニングでもいいかなと思います。

 

おすすめタックル(ベイト)

・ロッド Boggy Eno BxT Champloo 76C

購入後7割くらいはこちらのロッドでキャッチ。扱いやすいロッドです。

 

・リール アルファス SV TW 800S-XHL

5g程度の軽量ルアーから、20g程度の標準的なルアーまで全然快適に使えるアルファス SV TW。

 

今年はラフトリック90Fが出たことでチヌトップに注目が集まっている年です。

いざ真面目にやってみると・・・ボトムに比べると全然釣れないけれど、「1匹の価値」がとにかく高くて、一度ハマると抜け出せない魅力があります。やってみたけど釣れなかった、これから始めたい、という方の参考になれば幸いです。

最後にアドバイスですが

 

チヌトップ、途中で諦めずに釣れるまで投げろ

 

これです。投げ続けてれば釣れます。頑張って投げ続けるメンタルを鍛えましょう。

 

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