太刀魚と言えば「ハマれば簡単に釣れる」「食味良し」という事で防波堤釣りの超人気ターゲットだったりするわけですが、「ハマれば」という所がポイントで、時合が来ると誰でも簡単に釣れるんですけど、その後はなかなか釣りにくくなったりする、奥の深いターゲットでもあります。
さらにやっかいなのが「鋭い歯」がラインを割と簡単に切ってしまうので、ワイヤー仕掛けを使ったり、6号以上の太いリーダーを使ったり、リーダーを二重にしてみたり・・と工夫が必要になったりする憎い奴でもあります。
釣り方はワームを使ったワインド、テンヤ、メタルジグ、バイブレーションなど、時合が来ればぶっちゃけ何でも釣れるターゲットなんですけど、意外と大事なのが「レンジ」だったりします。
夕マズメの時合のタイミングの時は「表層を引いてくる」というのが重要で沈めてしまうと釣れません。
そういう時に便利なのがメタルジグやワインド用ジグヘッドではなく「バイブレーション」になりますが、ダイワより太刀魚用のバイブレーションが発売になります。
その名も「サムライ太刀 ケミバイブ」
うーん、ネーミングはあまりカッコよくはありませんが、「サムライ」ブランドとターゲットの「太刀魚」、特徴である「ケミホタル搭載可能」な「バイブレーション」ということで、全部の特徴を詰めたらこうなった、的な名称です。
カラーラインナップはこんな感じ。
出典:ダイワ
「光イワシ」カラーなんて別に何でも釣れそうなカラーですし、「光チャート」もシーバスなども全然狙えそうなカラーですね。
特徴
引用するとこんな感じです。
■ボディの腹面にケミホタル25(Φ2.9mm×23mm)を挿入可能なケミカルライトホルダーを搭載
■メタルバイブレーションよりレンジキープしやすくスローに誘えるためタフコンディションに強い
■フォールスピードもメタルバイブより遅く、フォールのアタリも取りやすい
■高強度ABSソリッドボディ&貫通ワイヤー仕様でタチウオの鋭い歯や堤防にぶつけて傷つけられても水漏れや破損の心配なし
■タチウオに高い実績を誇る強発光「LumiNova®(ルミノーバ)」採用(カラー名にルミまたはルミノーバと記載しているアイテムのみ)
これまで「ケミホタル搭載可能」なメタルジグ「メタルジャッカー」なんて製品はありましたが、
今回はあくまで「バイブレーション」でありまして、メタルジグに比べると飛距離は劣るものの「レンジキープ力」で遥かに勝るルアーになっていますね。
先程も「レンジが重要」という事を書きましたが、夕マズメの時合は表層を如何に効率良く攻めるか、というのが重要なので、一定のレンジを攻めやすいバイブレーションは強力な武器になります。
さらにケミホタルが搭載可能だったり、発光時間の長い「ルミノーバ」素材を採用しているので、対太刀魚用のバイブレーションとしてはかなり有力な選択肢になりますね。
スペック
全長:84mm
重量:25g
価格:800円
というスペックです。思ったより価格が安いですね。
シーバス用のバイブレーションよりかなり控えめな価格なので、あっても損のないバイブレーションです。
発売は2018年8月、という事で、秋のシーズンには間に合いそうですよ。
ちなみに宮崎では何故か一年のほとんどで太刀魚が釣れたりします。何でかは知りません。
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