2015年の発売時に即買った思い出のある、BREADENのメタルバイブ「13SWAY(ビースウェイ)」に久々新色が登場しました。
出典:BREADEN
当時3つほど買ったんですが、1つはロストしたものの未だに2つは現役。根掛かりしにくい気がしますね。
13SWAY(ビースウェイ)の特徴おさらい
昔、シーバスを釣っていて思ったんです。どう考えてもルアーの動きが変わった瞬間に捕食スイッチが入る事がある。慣れればトゥイッチ1 発で食わせられ、「釣ったった感」満載なのですが、当時から思っていたのは・・・「なんで勝手に動きが崩れるルアーがないのかな?」「そうしたらもっと面白い釣果が狙って出そうなのに」と。潮の境目で魚が釣れやすいのは、もちろんそこに魚が構えているからですが、水流が変わり、そこにルアーを通せばルアー自体が食わせの間を作っているのも1つの要因。だからこそ欲しいのが“ 不安定アクション”という要素。
その不安定アクションを形にしたのが13SWAY(ビースウェイ)の前方アイなのです。
この「不安定アクション」はいろいろと呼び名があって、「千鳥アクション」も近いものかと思います。
真っ直ぐブルブル・・と動いていたメタルバイブやミノーが急に「フラフラッ」とした動きを出すことで、そこでシーバスが口を使いやすい、という経験がある方も多いのではないでしょうか。
という「動きの崩れ」を引き出せるようにしたメタルバイブが13SWAY(ビースウェイ)の特徴です。
・ラインアイが3つある
前方アイ・・あまりバイブレーションせず、高速巻きでようやく震え始めるようなセッティング。抵抗も軽く、それでいて潮を受けたりすると不安定アクションを出すのが前方アイセッティング。
中間アイ・・ベーシックな安定したバイブレーションの動きをするセッティング
後方アイ・・振動が強く、スローに引けるセッティング。ちょっとエビったりするのが増える気がしますが、とにかくスローになります。
実際に投げている感じでの感想としては
・非常に飛距離が出る
10gのルアーでは最高に近い飛距離が出ると思います。シルエットも小さく、いろんな魚が食ってきますね。
・巻き抵抗が軽い
後方アイに付けると引き抵抗がかなり出ますが、そこそこ軽く引きやすい感じがします。
実際に使ってみるとこのような感じで、個人的には「結構使いやすい」ルアーだと思います。
今回の新色
・ピンクイワシ
・レッドヘッド
・プラチナグリーン
の3色が追加になります。ピンクイワシなんて前からあっても良いカラーな気がしますけど、メインターゲットがシーバスだったりするので、後回しになったのかもですね。
スペック
今回スペックの変更はありませんが、
重量:10g
全長:50mm
価格:¥800
推奨適合フック:BREADEN替HOOK または Cultiva ST-36TN#12相当
となっています。800円ほどなので、安価な部類に入るメタルバイブですね。
10gなのでライトなタックルでも十分に扱えますし、飛距離もかなり出るので広範囲を探る釣りにオススメです。
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