ダイワの新チニングロッドのスピニングモデル「シルバーウルフMX 76ML-S」のインプレ

※当サイトはアフィリエイトリンクを使用しています。

ダイワ

「シルバーウルフMX」のスピニングモデルも買いまして

 

先日ベイトモデルである「シルバーウルフMX 83MB-S」インプレを書きましたが、スピニングモデルも買ったので今回はそのインプレを。

ちなみに私チニングにおいてはベイトタックルを使うことが多いんですけど

 

実はたいしてスピニングと釣果は変わらない

 

という、なんちゃってベイト愛好者なので、ちょこちょこスピニングも使います。特に冬〜春先はチヌが足元にはおらず、遠投しないと釣れない、という場合にスピニングを使ったりします。それ以外は「たまにはスピニングも使うかぁ」という時に使います。掛けた時のドラグ音もスピニングリールのほうが気持ちいいですしね。

 

とりあえずシルバーウルフMX 76ML-Sのスペック振り返り

改めてスペック表を載せますと

出典:ダイワ

自重が93gと軽量、ルアー重量も4-18gとチニングで使う幅広い重量に対応、PE0.4-1.0という事で、まさに今のフリーリグチニングに必要な王道スペックという感じになっております。

強いて言うなら「先経」が割りと太い、という事。シルバーウルフMXは「ハードソリッド」搭載でして、ソリッドティップというと「グニャっと先が曲がる」というイメージを持ってる方も多いと思うのですが、そこそこの太さがあります。

[quads id=1]

釣り場で曲げてみた感じ

届いてちょっと部屋で振ってみた印象では「かなり固い」という印象です。MLなんでもうちょい柔らかいのかと思いきや、全然固いです。

ハードソリッドって言われてもかなりハードでして、私が所持しているチューブラーの「ブラックスター S78」なんかより全然固いですね。

とりあえず釣り場でちょっとラインを引っ張って曲げた感じがこれ。

こんな感じの曲がりになってて、なるほどハード「ソリッド」だなというのは分かります。

 

ということで諸々投げてみた

シンカーを5g、7g、10g、14gとそれぞれ投げてみました。

まあベイトと違ってスピニングであれば投げるのは別に軽かろうが問題ないわけですけど。

 

5g ・・・ 全然問題なし

7g、10g ・・・ ドンピシャ

14g ・・・ 全然問題なし

 

という感じです。ちゃんとボトムの形状なども分かります。ただこれだと何の参考にもならないので鉄板バイブ18gも投げてみましたが、上限いっぱいなんでどうか、、という感じなんですが全然イケます。不安感もなし。

なのでバイブレーションを使ったチニングをする人にも良い選択肢かなと思います。パワーもあるのでリフト&フォールなんかも問題なし。

 

シルバーウルフMX 76ML-Sで実際に釣ってみた

ナイトやデイで何枚かキビレを釣ってみました。

釣ってて感じたのは、このロッドはあくまで「最近のフリーリグチニング」に重きを置いたロッド、ということです。

なのでボトムバンプのような釣りが非常に扱いやすいのですが、いわゆる「ズル引き」のような釣りの場合、硬さが仇となる場合もあるように感じます。活性の低い状況でズル引きで何回か反応があったのですが、違和感を感じ取られたのか中々掛けられず・・という事もありました。

まあ私ズル引きのチニングあんまりやらない(どうしても食わない時にやる程度)んで、どちらかというと今の調子のほうが好ましいんで全然問題ないんですけどね。遠投した先で反応があった場合、掛けられるパワーが必要なのでここはトレードオフという感じです。

 

全体のパワーとしては、あれ、これMLだっけ、と思うくらいのパワーがあります。Mと言われても個人的にはそうだっけ、と思うレベル。

 

ちなみに他の釣りでも全然使える

私全然やらないんですけど、これエギングやライトロックなんかでも全然使えると思います。

チニングメインだけどたまにエギングも・・という人には意外と良い選択肢なんじゃないでしょうか。

当然ながらライトなシーバスやら引きの強いメッキゲームなんかにも良い感じです。

 

ちなみに1点好きじゃない点があり

リールシートがですね、「アップロック」なんですよ。

ちなみにシルベラードプロトは「ダウンロック」です。

これキャストしてると緩んできたりするんで、個人的にはダウンロックのほうが好みです。

 

 

とにかく76ML-Sは「スタンダード」な1本

フリーリグチニングに重きを置いた、という意味では尖ったロッドなんですが、それ以外の面で見ると「スタンダードなスピニングロッド」とも言えるかと思います。小型のメタルジグなんかを投げたりするのも良いですね。

7フィート6インチという取り回しの良いレングス、100g以下の自重、ボトム感度も良い、というロッドなので、チヌ釣れないからちょっとロックフィッシュを狙おう、なんていうシーンにも良いです。

シルベラードプロトに比べると1.5〜2万円くらい安いですし、割と頑丈な感じもあるので、ダイワのサポートがあるシルバーウルフMXは良い選択肢じゃないかなと。

さて今後シルベラードプロトとどっちを使おうか・・。

タイトルとURLをコピーしました