ダイワの入門者向けシーバスロッド「LAZY 100ML」を買ってみた
ダイワの入門者向けシーバスロッド「LAZY(レイジー)」を買ってみました。
私のホームが川幅200M以上の大河川なので、少しでもレングスの長いシーバスロッドが欲しくて、ラテオを買おうと思っていたんですが、この「LAZY(レイジー)」が発売されましたので、せっかくなのでLAZYにしてみました。
というわけで実売15000円強、という事で、初心者が最初に買えるくらいのお値段のシーバスロッドである、ダイワのレイジー100MLを買ってみたのでインプレ。
LAZY(レイジー)の各部品など
LAZYは今回装飾面が抑えられてコストダウン・・という事なので何点か写真を。
リールシートはこんな感じ。
そしてブランクス部分。
まあこの写真ではあまり分かりませんが、Xラッピング的なものは搭載されてますけど(ダイワのX45が搭載)ブランクス部分はほぼ真っ黒な地味な感じです(光を当てるとカーボンの巻きがうっすら見えますが)
派手さは別に釣果には繋がらないので・・・地味なのは地味でOKかなと思います。
[quads id=1]大河川用に選んだレイジー100ML、というレングス
先日も少しこの「レイジー」には触れましたが、ダイワで言いますとお値段的には
シーバスハンター以上、ラテオ未満
なロッドだったりします。ガイドリングがTOPだけSicで他がアルコナイト、装飾を抑えることでコストダウンし、ラテオより安いけどブランクスはそこそこ良いものを使っていますよ、というのが売りのロッドです。
まあTOPガイドだけSicであれば、シーバスにガイドリング削られるなんてことはまずありませんので、ガイドリングの耐久性はアルコナイトでも全く問題無いと思います。
ちなみに僕のホームは日本三大怪魚である「アカメ」が生息する河川ではありますが、条例で釣るのを禁止されている上、そうそう掛からないので何ら問題ありません。
今回は大河川である「大淀川河口」で使用するため「100ML」というレングスを選びましたが、飛距離重視であればもっと長い「106ML」なんてのもあるわけですけど
・長過ぎるのも振るのが難しくなる
・そもそもロッドケースに入らん
という問題のため、最適なのが「100ML」となったわけです。
ちなみに私の常用しているロッドケースはダイワのポータブルロッドケースです。飛行機に乗るとかそういう必要が無ければ、折りたためるのでオススメ。
これよくよく考えると5年以上使ってますが、非常に気に入ってます。
しかし、、、悲劇が起きました。
微妙に入らない・・(第一ガイドがちょっとはみ出る)
高いロッドではないので、もう気にしない事にします。
※買おうと思っている人はご注意ください。
レイジー 100MLを振ってみた
145gと100MLクラスではかなり軽量なロッドになります。この価格帯としてはかなり軽いですね。
普段が「モアザンAGS 93ML」という、お値段が数倍するロッドを使っているので、最初は
なんか微妙、、、チープ感がある、、、
という気がしましたが、そもそもレイジーは100MLということで、モアザンAGS 93MLに比べるとロッドが長くなっているので、違和感は当然発生するわけです。たかだか20cmちょっとくらいの違いですが、ロッドを長くするとやはり振り抜くのが難しくなり、何か使いにくい、という感覚は最初はしょうがない所です。
しばらく使っていると慣れてきます。
特に先重り感も無く、やはり10ftのロッドになりますのでルアーの飛距離はアップしました。
100MLくらいあるとサーフでも使えますので、宮崎のようなサーフ天国であれば、フラットフィッシュ狙いにも良さそうです。
オオニベなんかも1時間くらいファイトすれば釣れるのではないかと思います。
ショアから釣ったこと無いけど。
レイジー100MLでシーバス掛けてみた
今は「表層ドリフト」がシーバスにハマるので、ボイルしている上流にキャストして流してくるだけでシーバスは釣れたりします。
なんかドリフトって渓流釣りみたいですね。
というわけでよく釣れる「モアザン スライ95F」を流してくると、、
水面がドーン!
なんてことはなく、静かにググっとルアーを持っていきます。
ちゃんとコツっと来た小さなアタリやミスバイトも分かりますので、感度は悪く無さそうです。
対応するルアーのウェイトが7〜40gと広いですが、96MLが7〜35gなのに対してなぜ5g分アップしてるのかは正直不明ですけど、35cmくらいのシーバスなら余裕でぶっこ抜けます。
丁度モアザン スライ95Fが6.8gなのでほぼ7gなのですが、下限近くだと正直対応してる、してないはあまり関係が無いくらい、軽すぎてよく分かりませんね(笑)
[quads id=1]
1日使ってみると、値段の割に良い感じがしました
最初は慣れない感じがありましたが、廉価パーツを使う所は使い、ダイワのシーバスロッドの売りである「しなやかさ」は残したロッドに感じました。
固くてシャキッとしたロッドというわけでは無いです。ですがシーバスにはそのほうが向いているので問題なし。
部屋でティップが動くように振ってみると、戻りもなかなか速いですし、ジョイント部分もピッタリはまります。たまにスカスカなロッドがあったりするんですが、ダイワはこのあたりしっかりしてますね。
この性能で実売が15000円強、というのが良いですね。
初心者が買っても長く使えるロッドではないでしょうか。
Yahooショッピングや楽天で、5のつく日などの「ポイント付与が多い日」なんかに買えば、実質15000円以下で買えますので、その価格帯としては非常にオススメです。
1本で全てをカバーしようとせず、大場所ではロングレングスのモデルを使い、小場所では90ML以下のショートレングスの取り回しの良いものを2本使う、というのが良いと思います。
まず1本目に買う、という人は「90ML」か「96ML」あたりがオススメです。
・シーバスのみならず、小型の魚を狙いたい、ピンポイントにキャストする必要がある、シーバスは大遠投する必要がない
→レイジー90ML
・シーバスをメインとし、ホームが広大なエリア。たまに軽めのメタルジグを遠投したい
→レイジー96ML
という感じですかね。
ただこれから買うなら「19ラテオR」がオススメです。
私は何本かシーバスロッドを持っているので買いませんが、、とにかく軽量化された「19ラテオR」が今はオススメですね。
お値段が2万円以上になるので、ちょっと初心者の1本目という事からは厳しいお値段になってきていますが、長く使いたいという事であれば19ラテオのほうが良いかと思います。
100MLだと自重は8g程度の差ではありますが、、、