シマノから出ていた「スフェロス」という5000番〜8000番の大型スピニングリールがありまして、いわゆるショアジギングやオフショアジギングとかで使えるけど値段はお手頃、というリールがあったんですけども
マジで重い(8000PGで750g)
という問題と、意外とギアが弱いという噂がありまして、さすがに安くてもこれは辛いリールだなと思っていたんですけど、この度19モデルでこのコンセプトが一新されまして
旧スフェロス:5000〜8000番
新スフェロスSW:3000〜4000番
という、陸っぱりからのライトショアジギングやサーフで最適な番手に一新されまして、コンセプトも新たに登場しました。
出典:シマノ
正直言えば
あんまりカッコよくはない
という気はします。あくまで個人的感想です。
ちなみに旧スフェロスがこれ。全く別物です。
どのリールに似てるかなぁ、という事で比べてみたら
サステインが似てる気がしますね。ベースはコレかなぁ。(見た目以外の根拠はありません)
という事で19スフェロスSWのスペック
出典:シマノ
マジで全く変わりまして、3000XGの自重が255gとなっています。
いや決して軽いわけじゃないんですけど、旧スフェロスからすると200gくらい軽くなってるんで、えらい差なんですよね。
でも定価が「15,800円」となっていて、シマノの高剛性モデルである「SW」の名を冠するリールとしては最安値のモデルになります。
上位モデルが「ストラディックSW」になるんですが、4000HGで比べると何故かスフェロスSWのほうが「20g軽い」という感じになってます。
その分、ストラディックSWのほうがベアリングは倍、最大ドラグ力も11kgとパワフルなんですけどね。
スフェロスSWは海の大物にも負けないパワーとタフネスを持ったコンパクトなSWリールです。心臓部には冷間鍛造製のHAGANEギアを、ボディにはアルミニウム製のHAGANEボディを採用することで、不意の大物にも負けないギア強度と巻き上げパワーをアングラーに提供します。またハンドルにはガタの少ないねじ込み式、ドラグワッシャーには耐久性の高いカーボン素材を採用するなど、コンパクトながら、大物とも安心してやりとりできる頼れるリールです。
ちゃんとこの価格で「ねじ込み式ハンドル」搭載、カーボンドラグワッシャー搭載、アルミボディなどの耐久性への配慮がされているのが嬉しいですね。
たぶん実売は1万円ちょい、という破格なお値段になりそう。
また文句を1つ書きますよ
またコアプロテクトなんかーい!
(※ストラディックSWはXプロテクトです)
まあ、今回はオフショア用というよりはショアジギング/ライトショアジギング用といった所ではあるんですけど、ショアジギングは結構潮を被りますし、ここはXプロテクトにしてほしかった、というのが正直な所。
もしくは12アルテグラにあった注油式の復活。
なぜシマノさんはこれを復活させないのか・・・。
とはいえ激安高耐久である19スフェロスSW
とにかく破格なお値段ではあると思います。
ダイワが「レグザ」というアルミボディの高耐久モデルを低価格で出してきたので、これに真っ向からぶつかるリールですね。
定価がスフェロスSWのほうが安いので、実売も安くなりそうです。
その分レグザのほうがベアリング数等のスペックは若干ながら上、という感じですね。
たぶん価格差は5000円も無いと思うので、見た目やお財布事情やシマノ派かダイワ派かで選んじゃってもそんなに問題ないかなと思います。
シマノ公式サイト
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