ふと思い立ったので、ベイトリールばっかり使ってる癖に「スピニングリールのトラブル対策」について書いてみようと思います。昔書いたことがあるような気がしますが、そんな事は無かった事にして改めて。
今回は「PEラインがダマになる」というような、いわゆる「結び目が出来てしまう状態」への対策について書いてみます。
一応、私ここ数年「スピニングリールでのライントラブルをほぼ起こしたことがない」という事もあり、困っている方が居れば参考になるかなと。
ライントラブルの原因
いくつか考えられますが、大きくは以下ではないかなと思います。
・ラインを巻きすぎている
・ラインを巻く時にテンションを掛けずに巻いている
・ラインにテンションが掛かっていない状態で巻く
・ラインローラーが機能していない
というのがよくある理由なのではないかなと思います。
(他にもワッシャーがすり減っていて巻き方が均一になっていない、などもありますが)
巻き過ぎについて
PEがボロい・・という問題はさておきまして、だいたいこのくらいをMAXと思って巻いています。若干保守的な感じもしますが、正直「少な目のほうがトラブルは起きにくい」と感じています。
ラインを巻く時にテンションを掛けずに巻いている
これは一人でラインを巻くと起きます。
釣具屋さんで巻いてもらったり、このブログで何度も登場している「高速リサイクラー」を使うことで解消出来ます。
先程の画像でも、ラインはボロいものの割とぴっちり巻けているのは高速リサイクラーのおかげですね。必須アイテムです。
ラインにテンションが掛かっていない状態で巻く
これは慣れの問題もあるので、よくトラブルが起きる方は見直したほうが良いと思うのです。
恐らくそういう方は、
ルアーが着水後、フワッとした状態で巻き始めている
と、思います。
対策としてはロッドを煽ったり、少しルアーを沈めたり、フェザリング(着水時スプールエッジに指を当てて糸フケを防止)する事で軽減出来ます。
ラインローラーが機能していない
意外と気づかない人も多いのでは、と思われる「ラインローラーのトラブル」です。
ラインローラーがちゃんと回らないと、ラインを出す時の抵抗になるのでトラブルの原因になります。
塩ガミしたりする事で、いつの間にかラインローラーが固着してしまい、回っていない事があります。
対策には
・海で使用した後は、必ず真水でラインローラーを回しながら洗う
・オイル、グリスアップをマメに行う
という事でかなり軽減できます。
と、よくあるトラブルの原因をいくつか記載してみました。
正直多いのは「ラインの巻きすぎ」ではないかなと思っているのですが、トラブルの多い方は一度見直してみてはいかがでしょうか。
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