「Offshore Lure Fishing game in Nichinan」に参加
さて昨日、あいにくの雨模様でありましたが「Offshore Lure Fishing game in Nichinan」に参加してきました。
前回がガンゾウビラメ1匹という貧弱な釣果でしたが・・・、今回は如何に。
優勝は青物部門、真鯛・根魚部門に分かれ、大きさ×重さで競うルールです。こうしないと太刀魚とかで優勝になるので・・・。
大会がスタート。しかし雨模様
朝方が曇り予報でしたが、7時の一斉スタート直後から雨が振り出し・・・、というスタート。
前回と全く同じ、K船長、元同僚Tさん、女性アングラー2名、というメンバーでの釣行。
事前にLINEで船長より、水深80メートルのポイントで一発大物狙いましょう!という作戦を立てていたので、まずはそのポイントへ。
ポイントに着いてみると、当日は物凄く潮が早く、2ノットくらいで流されていく。
当然潮が早すぎて底が取りづらい状況。
後ろの女性アングラーが早速オマツリしている・・・・と思ったら、引き上げてみるとまさかの30cmオーバーの良型カサゴが付いている。
1投目から魚が反応しているのでこれは期待出来るかも・・・と思ったものの、後が続かない。
船を付け直したり、ポイント移動したりで第一回目の休憩。大島に上陸。
トイレ休憩を済ませ、今度は大島近辺のポイントで鯛ラバ・・・・と思ったら今度はあまり潮が動かず。シーアンカー外したら流れ過ぎる、という中々困ったコンディションで時間が過ぎます。
他の船で大物が掛かったという情報が
そんな中・・・・LINEグループに別の船で大物が掛かって格闘中、という情報。
これは負けられない、ということで再び80メートルポイントに戻る。
どうやらその大物というのは「ブリ」で、まだ格闘中、ということみたいなのでこちらもブリを狙ってジギングに変更。
ここで、30分の格闘の末ブリが釣れた、という情報が入る。かなり大物の模様。
ということは私もブリ釣れるんじゃね?ということで120gのジグを付け、ジギングに変えてみる。
先ほどよりは潮の流れは少しだけ落ち着いているが、速いのは確かなのでジグも流されないようにロングジグではなくショート。
でも買った値段は298円(笑)
これで底を取って少し斜めにボトム付近を引っ張るような動きでボトムにいる魚を狙う。
そして大物ヒット
2、3シャクリを入れてフォール中に、グッと竿先が持って行かれるような感覚があり、ベールを返して合わせる。
すると着底からのシャクリと同時にドラグが「ジーーーーー」と鳴り、なかなか止まらない。
その時点で大物来た、という感覚。
潮の流れが早いからなのか、かなり引きが強く、走るような感覚がある。
これは青物か!?ブリ来たんじゃないか!
が、全く上がってこないようなほどの大きさでは無いので、どうやらブリではない模様。
普段そこまでしないんですが、PE3号にリーダー10号なのでまあ切られる心配は無さそう。
かなりジグが流されていたようで、中々上がってこない上、上がってきたと思ったらガツガツと暴れ、ドラグが少し出るような展開。
やっと上がってきた・・・・と思って魚体が見えたところ、、あれ?という形状が見えてくる。
青物ではなく真鯛でした。
しかも結構良型。横に流されていたので走ったように思ったけど、どうやら鯛の叩くようなアタリだった模様。
というわけでネットイン!
ちなみにこれまで真鯛は50cm以下しか釣ったことが無かったので、明らかに自己ベスト更新。
後で測ってみたら63cm、2.7kg。K船長曰く、この辺ではそんなに出ないサイズなので優勝狙えるのでは?とのこと。
この後も雨は降り続き、、寒さで早めに上がる船も出始める。
今回は前回より釣果がLINEで流れて来ず、本当に優勝が見えてきた。
雨の中も誰も弱音を吐かない我が船では、それでも皆大物を目指して釣り続け・・・・
ですがアタリは遠のいたまま。
タイムアップまであと1時間、というところで今度は鯛ラバにヒット。
やはり宮崎鉄板カラーはオレンジ+緑じゃないか!と確信。
ただの緑じゃなく、HAYABUSAのロングストレート イソメグリーン。これじゃないと釣れない。フックは作るの面倒なのでセットになったもの。
その後もポツポツ真鯛が釣れる
さらに真鯛が掛かるが、ジグではなく鯛ラバで前よりは明らかに小さい引き。
さらに隣のTさんとオマツリ。
Tさんには当日買ったマイクロフリップだけはどうしても助けてくれと言われる(笑)
上がってきたのは50UPくらいの真鯛。
これは優勝とは関係ないものの、中々食べごろの良い真鯛。
マイクロフリップは手繰って救出。
残りが10分・・・というところで女性アングラーに指導ばかりで釣る暇が無かったK船長。
最後の最後に何か大物を掛ける。
中々上がってこないが、どうもあまり引かない。サメでは・・・・という心配を他所に。47cmのオオモンハタ。これは良型。
というところでタイムアップ。
数カ月前まで鯛ラバで魚を釣ったことも無い&写真は魚が大きく見えなかったので、誰もが油断していた。
そこにダークホース。私。
港に戻って計量に持ち込む・・・もうその時点で明らかに他の鯛よりデカい。一目で確信。
優勝!!!!
まさかの優勝である。鯛部門なので青物部門のブリよりは露骨に小さいですが・・・・。
それでも当日はとにかく釣果が渋かったようで、珍しいアザハタとかも上がっていた&全般的に良型の根魚が多かったものの、数はあまり出ていない。
恐らく真鯛を2枚上げたのは私だけでは無かろうか、という釣果。
そして表彰。
優勝商品はなんとXESTAのジギングロッド。
半額で買ったテイルウォークでこれまで頑張ってきたが、次はXESTAで頑張ることになりました。
その後は記念撮影&打ち上げ。
釣った魚は当然皆で頂きます!
今回も商品の用意や段取りをしてもらった主催者の皆様のお陰で、あいにくの天候ではあるものの打ち上げも盛り上がり、とても楽しい大会になりました。
優勝したおかげで、皆が名前を覚えてくれたり。
毎週出張なのですが、東京でも飲みに行きましょうよ、と誘っていただけたり。
趣味で繋がる仲間が増える、物凄く良い機会です。
大きな大会だとこんな皆が年齢関係なく楽しめる、ということも無いんじゃないかなぁ、と思います。
宮崎県。日南。釣り。
侮れませんね。