結論から言いますとボウズなんですが
いきなりボウズである結論からスタートしますが、一応「2回出た」んですよ。トップに。
しかもそのうちの1回は掛けたけどバラしたという悲しい結果に。
という事でバラしたものの、2月の宮崎でもトップチニング成立するじゃん、という事でそのあたりを書いていきます。
尚、サムネのキビレは前日にボトムで釣ったものです。細かいことは忘れてください。
今回使ったルアー
私が最近トップで好んで使ってるルアーがありまして、それは「シャワーブローズ 77.7(トリプルセブン)」です。昨年はスティーズペンシルをよく使ってたんですが、最近はシャワーブローズがお気に入り。
アクションなど詳しくは公式の動画をどうぞ。
本来バス用のペンシルポッパーなんですが、秋にシーバス用として「シャワーブローズ ビッグママ」を多用してた事もありまして、非常にシャワーブローズが気に入っているわけです。
で、このシャワーブローズ 77.7(トリプルセブン)のスペックとしては以下です。
全長:7.7cm
自重:9.3g
フック:フロント#7、リア#6
で、これの良いところとしては
・一般的なトップチヌ用に使えるサイズ(7.7cm)
・後方重心により飛距離が出る
・フェザーフックによるアピール高し
・ラトル音もアピール力高し
という点です。まあラトル音はデカいルアーに比べると小さいものですが、それでも風さえなければ数十メートル先でも聞こえる程度の音は出ます。常にラトル音が良いわけではない事もありますが、この時期のやる気無し個体に対してうるさくアピールするのも効果的だと思っております。
ちなみにチヌ向けの主流は「尻下がり」な姿勢のペンシルかな、と思うのですが、シャワーブローズは水平浮きです。
なのでチヌのような吸い込む力が弱い魚には水平浮きのペンシルは若干フッキング率が悪かったり、という点はあります。
[quads id=1]アクションについて
今回は比較的ドッグウォークで動かし続けていたら出たわけですが、その日によって
・アクションを続けた方が良い場合
・数回アクションして止めた方がいい場合
というのがあります。
その日の出そうなアクションを見つけるのが肝です。
カラーについて
今回2色持っていきまして
・アユ
・チャートシャッド
という2色だったんですが、一般的にクリアカラーがチヌには強いとは言われております。
なんですが、どっちも1回づつ出た(掛けたのはアユ)ので、まあ正直どっちでも出るようです。ただチヌ用で不人気なのは「シルバーメッキ」的なカラーでして、これはイマイチという評価をする人が多いですね。ただ一部の地域では爆発的に釣れるらしいのですが、割とこのカラーは厳しい模様です。
タックル
今回は風が弱い事が分かってたのでスピニングタックルでした。
使ったのが以下。
・メガバス 礁楽 SL-75MLS
・リール 19ヴァンキッシュ C2000SHG
で、前は風が吹く予報のときはバックラを避けてスピニングを持って行ってたんですが、最近は逆でして、スピニングタックルは強風下では糸ふけが大きすぎて釣りにならないんで、風が弱ければスピニング、強い日はベイト、という風に使い分けています。強風だとそもそもトップに出ないのでやりませんが。
結局の所、条件が揃ってるタイミングならイケる
今回釣行した2/5の宮崎市の天候は・・晴れ&気温も8〜12度程度&風速1〜2mという絶好の条件。
そしてポイントに入ったタイミングは下げでしたが、そのポイントは川幅30〜50mくらいの小場所、水深1m以下のシャローエリア。
さらに前日に知人とボトムで釣ってるので、キビレが居ることは確認済み。
という条件が揃っている事を確認の上での釣行です。
当然潮の満ち引きでこの場所は水深がそこそこ変わってしまうわけですが、水深が1m以下になるタイミングを見計らった、という感じですね。
で、この日はタイミングを見計らって、1キャストして回収しては移動、というのを繰り返して、かなりシャロー帯に差し掛かった場所で、最初は「パシャっ」という程度の小さい魚の反応だったので、実はチヌではない魚かもですが、2回目はチヌらしい「モヤッと水面に波紋が沸き、その後にバシャッとバイト」という感じでヒットでした。
チヌらしく叩くようなアタリで、2023年初トップチヌだぜ・・と思ったらフッと軽くなりバラし。
という事で2月でも条件揃えば宮崎でもトップに出るよ、というお話でした。ただ2月にトップ投げる人はあんまり居ないと思いますけど。