アブガルシアのフラッグシップリール「Zenon(ゼノン)」のベイトモデルが発表です
最初にお断りしておきますと、私ですね
アブのリールは持っていない(過去持ってたけどその時はすぐベイトを扱うのに挫折した)
のですよ。なのと、それほどベイトリールの構造とかに詳しくないんで本件はただの紹介だと思って頂ければ。
というリスクヘッジを経た所で、アブガルシアより新ベイトリール「Zenon(ゼノン)」が発表されまして、こんな感じのリールです。
といっても8機種あります。それぞれデザインが違います。
しかしこのZenon、最初はフーン、と思ったんですがよくよく見るとなかなか特徴的なリールのようです。
(表記間違いだったら知りませんが)
ということでZenonのベイトモデルの特徴など
最初にお伝えしたように、私アブのリールに全然詳しくないんで、大口径ギアであったりレベルワインドの改善という箇所はスルーしてですね、(詳しくは公式サイトをどうぞ)何が気になった、特徴的だと思ったのかと言いますと
ラインキャパシティ
なんですよ。
以下にモデルをざっと並べますが
・Zenon MG7/MG7-L(30mm経スプール、16lb:75m、PE1.5号150m、自重135g)
・Zenon LTX/LTX-L(30mm経スプール、10lb:40m、PE1号100m、自重150g)
・Zenon BEAST6/BEAST6-L(32mm経スプール、16lb:100m、PE3号100m、自重195g)
・Zenon BEAST9/BEAST9-L(32mm経スプール、16lb:100m、PE3号100m、自重195g)
表記間違いじゃない?と思っているのはMG7とLTXが逆なんじゃないか、と思ったわけですが、先の画像を見るとLTXのほうが浅溝のスプールなので、どうも間違いでも無さそうです。
なのでこのZenon、特にMG7、30mm経スプールの深溝ということで、ラインキャパが十分にあるのに経が小さい、というリールなのです。
例えばスティーズCT SV TWの場合、14lbのラインがMax60mなんですけど、これは16lbが75mなので、かなりラインを多く巻くことが出来ます。
ラインを多く巻くとスプールの重量が重くなってしまい、軽いルアーが投げづらくなる、というのは恐らく起きるとは思うんですが、例えば太いラインを巻いて強引なファイトをする、みたいな釣りがこの軽量リールで出来てしまう?というのが気になるわけですね。
そうなると今度は剛性の問題が出てくるわけですが、それを補うのが「大口径のドライブギア(超々ジュラルミン)※BEASTはブラス」や「ピニオンサポート構造」ということのようです。
ボディ素材は書いてませんでしたが、ALC-BF7などはアルミフレームなので同様なんじゃないかな、とか思ったりします。
ということで
何やら思ったより意外な差別化をしてきたリールでした。
22アルデバランBFSに匹敵するような軽さ、でもラインキャパがかなりある、というリールなので、1gのジグヘッドを投げる、とかになると不向きな気がしますけど、5g~のルアーを投げるけど、よりパワーファイトが出来るリールとして、これはこれで使い所が多そうな気がします。スティーズCTも最初は??という人が多かったリールですが、今や見直されて品薄状態だったりしてますしね。
私が買うのかと言われるとなんとも言えませんが、アブは割と割引率も高いので、ちょっとMG7-Lなんかは気になるモデルです。
紹介動画など
発売も近くなってきたので、紹介動画などが幾つか出てきました。
イマイチ公式の説明が曖昧・・というか「ZENONじゃないと駄目!」という感が伝わりづらいので、発売されたらインプレが楽しみですね。
個人的にはMG7の軽量さと剛性感のバランスが気になります。
135gという軽快さは魅力ですね。