またエラディケーターを買ってしまいました・・・
2021年もう釣具を買うことは無いだろうと思っていたんですが、数ヶ月にハンターカブを手に入れてからというもの、ちょっと釣りをしたい、という時用にパックロッドが欲しくなりまして、何本か買ってみたんですがどうもピンと来ない。
そう言えば普段良く使ってるエラディケーターにもパックロッドあったな・・と思いまして公式サイトを改めて見てたんですが
「使用頻度が高いからこそ最高スペックなものを。」
そうですよね!という事でもうコレで駄目なら他もう無いしね!ということで奮発して購入です。買ってから気づきましたけど、パックロッドって使用頻度高くないけどね!
ちなみにエラディケーターは「EBTC-79LT」「EBTC-710MLT+PF」に続いて3本目です。
この2本のインプレは以下にて。
とりあえずEBTC-704LT-MBのスペック紹介から
公式のスペック表を貼り付けます。
緑色の枠が普段チニングやメッキ用によく使ってる「EBTC-79LT」、オレンジ色が今回購入した「EBTC-704LT-MB」になります。
見ていただけると分かるように、基本的にはレングスや自重以外のスペックが非常に似ています。なので簡単に言ってしまえば「EBTC-79LT」のパックロッド版のような扱いではありますね。当然ながらレングスも違うので勝手は違いますので、実際に使ってきました。
EBTC-79LTとの違い
とりあえずメッキでも釣ってみるか、ということでメッキポイントへ。
EBTC-710MLT+PFを持っている方がいると、「あれ?」って思う方もいるかもなのですが、エラディケーターってモデルごとに黒×○色という配色になってるんですが、EBTC-79LTは「赤」なんです。なのにEBTC-704LT-MBは紫。紫はEBTC-710MLT+PFと一緒なんですよ。
もともと持ってた2本を並べた画像がこちら。
左がEBTC-79LT、右がEBTC-710MLT+PFです。なので赤じゃないとなんかピンと来ないんですが、細かいことは忘れましょう。
モデル名が載ってる部分を拡大した画像がこちらなのですが
継ぎ目の部分に「>>」のような目印が付いているのは細かい事ですが分かりやすいですね。4ピースなのでそれぞれ付いています。
まずちょっと気になっていたのが、
「EBTC-79LT」よりちょっとティップが柔い気がする
という事なんですね。EBTC-79LTは割と張りが強いんですが、EBTC-704LT-MBはティップが結構柔らかい感じがします。
ちょっと曲げた感じではファーストテーパーらしく穂先がグニャッと曲がります。EBTC-79LTもそうなんですが張りが強いので収束が早いので、ここが若干ながら違いを感じます。
もろもろルアーを投げてみた
まずはメッキでも掛けてみるか、という事で5gジグヘッド+ワームのセットを投げてみます。
リールはアルファスAIRをセット。
投げてみると、やはり若干ながら短くなったことで、飛距離が少しだけ落ちている感じがあります。
しかしメッキはヒットせず、次はメタルジグを投げてみます。
まずは7g・・・非常に投げやすい。
次に10g・・・全然いける。
最後にMax15g・・・投げられるけどちょっと心許ない。
こういう所は「EBTC-79LT」と同じなんですが、Max15gはより気を使って投げないといけない感じがあります。
それでは、満を持してチニングしてみた
今更ながら公式の紹介文を引用しますと
この1本で、どんな場所でも、どんな魚種でも、どんなルアーでも、実に様々な用途で使用できるモデル。
例えばアジやメバルのライトゲームから、クロダイ、シーバス、青物まで、さらにはエギングでアオリイカも狙えます。
さらには海外遠征でのピーコックバスやピラニア、アロワナなど怪魚狙い、なんてことも可能。
使い方は無限大、このモデルで釣りの楽しさを広げるのは、あなた次第。
コンパクトだから常に傍に置いておける、あなたの強い相棒になってくれるでしょう。
「クロダイ・シーバス・青物まで」とありますので、よしそれならチニングしてみようじゃないか、という事で狙ってみました。
ちなみにですがシーバスはフッコくらいまで、青物は50cm以下の小型くらいじゃないとキツいんじゃないかという気はします。
7gシンカーとクレイジーフラッパーのいつもの組み合わせでやってみます。
しかし私のホームのデイゲームはフグの猛攻がキツいエリアなので、なるべく取られないように早めのアクションと巻きで攻めるようにしていると・・・コツン!と遠くで1回目のバイト。
フッキング入れてみるも乗らず。これはティップが柔いせいで食い込みの良さはあるけれど、掛けるという意味では遠くで掛けた際に掛かりづらい、という問題がありそうです。
そういう場合はもう思いっきりフッキングするしかないので、2回目のアタリでガツンと掛けてやりまして、30cmほどのキビレをキャッチ。
(メチャクチャ小さく見えますがそんなに小さくはないはずです)
ティップは柔いけどバット部分のパワーはそこそこあるので、強引に巻いてみましたが、足元で根ズレさえしなければ基本的には問題無さそうです。
ただ1点気になったのが、「ボトム感知能力」なんですが、ティップも繊細なのになぜかちょっと分かりづらい感じがしています。
当然ながらアタリはちゃんと把握できるんですが、ティップが吸収してしまうためか、シンカーが岩に当たったような感覚が捉えづらい感じがしています。これはもう少し使い込んで検証の必要がありそうです。
とはいえ、総合してみると良い感じのパックロッドです
先の通りシーバスやら青物はキツイでしょ、とは思うんですが、小物なら全然大丈夫です。
パックロッドにありがちな、「結合部がいつの間にかズレる」という事も特には起きず、パックロッドという事を忘れるような使い勝手ですね。
なので遠征先でのチニング、ライトゲームにはとても扱いやすいロッドです。さすがに1g台のジグヘッドを使ったアジングは微妙ですが、3g程度からのルアーフィッシングなら十分イケます。
パックロッドは自重が重くなりがちですが、84gとかなり軽量ですし、継ぎ目の緩さも無くしっかりしてます。
ちなみに今回購入前に悩んだのが、テイルウォークのアウトバックライト。
普段から私が「EBTC-79LT」に慣れているのでエラディケーターを選びましたが、L+くらいのパワーがあればそこそこライトゲームはこなせるので、1万円程度安いアウトバックもありかなとは思います。
ということで・・・既に買ってしまったパックロッド達はヤフオク行きへ・・・