昨日は「145g」もの驚異的な軽量化を果たした「ブラストLT」をご紹介しましたが、今回はダイワの「アジング・メバリング専用」リールである「月下美人MX」がLTコンセプトで進化したのでご紹介。
出展:ダイワ
さすがにブラストのような超軽量化、とまでは行きませんが、実売1万円台前半で買える新LTリールなので期待出来そうです。
月下美人MX LTの特徴
■小型スピニングリール新基準「LT」
■マグシールド搭載
ボディとローターの隙間に磁性を持つ液体の壁をつくることで、水や埃、異物の侵入をシャットアウトするマグシールド。■エアローター搭載
マグシールドによって防水という役割から解き放たれたローターは新たなフォルムを手に入れ、強度はそのままに大幅な軽量化とレスポンスの良い回転を実現。リール自重の軽量化と、更なる回転レスポンスの向上に貢献。■ATD搭載(スプールメタルにBB2個配置)
ターゲットの引きに追従しながら、滑らかに効き続けるATD(オートマチックドラグシステム)を搭載。■タフデジギア
うーむ、一般的なLTダイワ機な感じなので、目新しい機能の搭載は一見無さそうです。(強いて言えばスプールメタルにBB2個っていうのが贅沢仕様かなと)
ただ「一般的なLTダイワ機」と言いましたが、実売が1万円台前半と考えると入門機としては最適な部類の価格になるのでは、という感じです。
18月下美人MXのラインナップ
どれも自重190gというのは同じですね。
190gという重量が最近ではもう驚かなくなった、というのが贅沢な話です。
ただ「16月下美人MX」と比べると「25g」ほどの軽量化がなされており、アジング・メバリングではかなりの軽量化と言えそうです。
しかし、、、少しインパクトに欠ける
僕がそもそも「アジング・メバリング」をしない(というか宮崎は北部にしかメバル居ない)ので全く詳しくない、というのもあるんですけど、ダイワの釣種専用リールってイマイチインパクトに欠ける気がするんですよね。
このあたりはシマノのほうが強いです。
例えばシーバスにおいてシマノの「エクスセンス」とダイワの「Xファイア」を比較すると、値段はさておきシマノは「ラピッドファイアドラグ」のような釣種に応じた機能が搭載されるのに比べ、「Xファイア」って特徴が全く思い当たらない・・という感じです。
というのをこの月下美人MXにも感じていまして、カタログ値だけで言うと「18フリームスLT1000S」のほうが「5g軽い」という事が起きています。
ATDもフィネス用というわけでも無さそう(月下美人AIRから)なので、「あれっ、何で専用なんだろう・・」となるわけです。サイト見ても全然分からない(笑)
これはどっちかというと「18フリームス」が同じダイワリールを食ってしまうという感じがします。
とはいえ、カタログスペックでは表せないものは沢山あります。
例えばベアリング数が違ったとして、ベアリング足したら全く同じリールになるの?というとそうではありません。そもそもの素材が違ったり、ベース機が違う事があるからです。
汎用機とはバランスが・・とか、マグシールドの場所が違うなど、実はいろいろあると思うので、安く+強くなった専用機を試してみるというのも良いかと思います。
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