ダイワから「LT」コンセプトの新リール「ブラストLT」が発表されました。
出展:ダイワ
ではLTコンセプトによってどのくらい変わったのか、というポイントをおさらいしていきます。
大幅な軽量化が実現された「ブラストLT」
「Light & Tough」のLTコンセプトによって生まれ変わったブラストLTですが、とにかく前モデルに比べると「大幅な軽量化」が施されています。
旧ブラストでは「3500」「3500H」が最も軽量なモデルだったのですが、その重量は「415g」という事で、オフショア用リールとしては極端に重いわけではないけども決して軽くは無い、というくらいの重量でした。
そんなブラストですが、今回のLT化で最軽量モデルが「270g」となっています。
なんと145gの軽量化
145gというと「シーバスロッド1本分」くらいの重量なので、いかに軽量化されたかというのが分かります。
軽量化されたのであれば、ボディが樹脂製になったりしてるのでは、、、という気がしますが、前と変わらず「スーパーメタルボディ」という事でどうやら金属製の模様。
「Light」だけでなく「Tough」の部分もしっかり対応されているようです。
270gというと、僕の持ってる「スイッチヒッターLBD」より10g軽く、16セルテートの3012Hと同じ重量です。
ブラストはオフショア用の安価なリールなイメージでしたが、もはや陸っぱりでも全然使える重量になりましたね。
その他特徴
・マグシールド
・ATD
・エアローター
というダイワ独自の部分は特に変わらずそのままですが、「タフデジギア」が新たに搭載されてギアの剛性がアップしているようです。
オフショアで不意の大物が掛かった際に、ボディの剛性以外にもギアの剛性が気になるところですが、タフデジギア搭載によってその問題はクリアされています。
ライバル機「ストラディックSW」との比較
単純なスペック比較なので、巻き心地や耐久性については分かりませんが、4000番で比較すると「35g」という結構な重量差があります(ブラストLTのほうが軽い)
ただストラディックSWは重量以外にも「カーボンクロスワッシャー」などのより大物用の対策がされている上、定評のあるHAGANEギアも当然搭載されているので、どちらが良い、というのは一概には言え無さそうです。
PEの糸巻き量もストラディックSWのほうが多いので、少しオフショア色が強いのがストラディックSW、という感じですかね。
僕はオフショアではツインパワーSWを使うのですが、重くてかったるい時には15ツインパワー4000XGを使う事があります。
軽いリールをサブリールとして持っておき、スーパーライトジギングに使う、というのも良い選択肢だと思います。
軽量化によって対応幅が広くなった
これだけ軽量化されますと、オフショアジギングだけではなく
・シーバス
・ヒラスズキ
・ライトショアジギング、ショアジギング
・ライトジギング
といった、ショア・オフショア両方に十分に使えるリールになりました。ショアジギング用のリールというと結構重いものが多かったんですが、もはやセルテートと変わらないので、シーバスとかでも全然いけますね。
この中でもライトな釣りには4000番くらいで良いかと思います。
オフショアやショアジギング重視であれば6000番くらいにすると3号のPEが300M巻けるので十分ですね。
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