晩秋、と書くか冬と書くか悩んだんですけど、普通に宮崎は今日も昼間は18度ありますので「晩秋」としました。暖かいです。
先日、「10g以下くらいのジグを投げられる長めのロッドが無いか?」ということで衝動買いしたTUREL(トゥレル) TUS-892Lでございますが、届いてみると思ったより固く、元々思っていたような10g以下の軽いジグをキャストするのにはあまり向いていない感じがしました。
さらに以前より使っている「N-ONE NSS-902SSJ」とティップの柔らかさがかなり似ているのでは、ということで、これでスーパーライトショアジギングはやりやすい?問題ない?というのを検証する事も兼ねて、今週も宮崎港に行ってきました。
ターゲットはとりあえずこの時期よく釣れるサゴシです。
最近は日の出が7時前なので、夏に比べると格段に遅くなったのですけど
微妙に寝坊した
という失態を犯しまして、一応7:20ごろ着いたのですが、既に釣り人が一杯です(笑)
なのですが、割と宮崎港は年配の方がチヌ釣りを足元でしている、足元でサビキ釣りをしている、という方が多いので、ルアーをキャストする時はバッティングしません。
というわけで、間に入れてもらって開始。
キャストしてみた
Max15gまでのルアーが扱えるのがTUS-892Lなのですが、僕のメインで使っているジグはジグパラマイクロの15gなので、いきなりMaxの15gを投げてみます。
投げた感じは、うーん、やはりN-ONEとは違う違和感。少しロッドが太いせいでしょうか。
ただ数投したら何となく慣れてきまして、後半にはいつもと違うロッドを使っていた事を忘れるレベルです(笑)
ティップの繊細さは思ってたよりN-ONEに近い感じがするので、これは代替品として使えそうです。
15gのジグをキャストしても不安感はありません。全然余裕です。
自重測ってみた
NSS-902SSJは大体126〜7g程度かと思います。
TUS-892Lは142g。ちょっとTUS-892Lのほうが重いですが、15g程度の違いです。
そして実釣
まずは、たまには違うカラーを使うか・・・ということで、ジグパラマイクロ スリムのレッドゴールド 15gを投げます。
朝マヅメと言えば、ゼブラグローかレッドゴールドだろ・・!と思っていた時期が僕にもありました。
釣れません(笑)
というわけで引き続き普段と違うカラー、ケイムラシラスのノーマルタイプ 15gにチェンジ。
今日はノーマルタイプのヒラヒラアクションに反応あるんでしょ?そうなんでしょ?と思ったけど、釣れません。
うーむ、やはり宮崎港での実績カラーにチェンジするか・・・ということで、いつものグローピンクにチェンジします。
そして10投ほどした後、足元でググっとジグを持っていくような反応。
アワセを入れると、ドラグがキリキリと金属音を鳴らす。何か来たーーーーー!。
そしてこの後一瞬外れたかな?と思わせるような、こちらに向かって来る魚と言えば・・・・本命のアイツ。サゴシです。
サゴシはヒットするとこっちに向かってくる事が多く、下手にテンションを緩めると、通称「サゴシカッター」と釣り人に恐れられる鋭い歯で、、、、怪我、、、、はしないのですが、リーダーを切られてルアーを奪われます(笑)
というわけでヒットしたら緩めず足元までゴリ巻きします。
魚影が見えてきました。サゴシは後ろのトレブルフックに掛かる事が多いので、サゴシ狙いの時は外さないほうが良いです。
まあ、あくまでサゴシサイズという事が確認できたのでぶっこ抜き。
50〜60cmというところでしょうか。もう面倒くさいので測りません。
さらに追加
やっぱジグパラマイクロ釣れるわー、ということでボウズは逃れましたので、引き続き探っていきますが、たまにベイトと思われる何かがラインにコツっと当たるものの、何もアタリません。
もう実績カラーを投入しまくる作戦で、次はいつものジグパラマイクロ スリム ゼブラグロー 15g。
既に日が高いので、ゆっくりヒラヒラ落とすのではなく、スリムタイプにしてフォール速度を上げ、リアクション狙いです。
といってもそんなうまくは行かないもので、ここからしばらくノーバイト。1時間ほどもうルアーも替えずにキャストし続け、表層引いてみる、中層タダ巻き、ボトムをネチる、リフト&フォール、、という基本アクションを繰り返す時間到来。
釣れないなぁ、帰ろうかな、、、と思った時にゴン!と中々強烈なアタリ。
明らかにさっきのサゴシとは引きが違う!ラインがガンガン出される!大物来た!
この時期にサゴシを上回る魚って何だ・・・?シーバス・・・?と魚を予想しつつ、とりあえずあんまり出されても隣のおっちゃんとラインが絡まると面倒なのでゴリ巻きして何とか寄せてくると・・・・
サゴシのスレ掛かりかよ!
というオチでした。そりゃ横っ腹に掛かってたら引きは違うわけですわ。
たださっきのサゴシよりは明らかに大きく、60cmは越えてそうです。
どっちにせよ、タモを持ってないのでぶっこ抜き(笑)
まあサゴシにしては良いサイズ。魚体は綺麗ですね。
この後さらに1時間ほど粘りましたが、全くアタリは無くなったので終了。
で、スーパーライトショアジギングに使える?
はっきり言うと、全然OKです。むしろ向いてるロッドじゃないかと。
N-ONE NSS-902SSJとどっちが良いの?と聞かれると、やはり軽さと見た目のカッコよさ、微妙な工夫がN-ONEからは感じるので、迷う予算がある人はNSS-902SSJを買ったほうが良いです。
ただ、3倍以上の値段差を感じられるか、と問われると、そこまで感じません。TUS-892Lはこの釣りでも全然問題ありません。今回のサゴシは全てTUS-892Lで釣ってますし、ぶっこ抜きしても問題ありませんでした。
さらにティップの繊細さは近いものがあり、15gのジグが着底した時のフワッと穂先が戻る感じがすごくN-ONEと似ている気がします。
魚がルアーに触った感じも分かるので、感度も悪くない気がします。
なので、とりあえずコスパ重視!という人には代替品として全然使えるロッドです。送料込み6000円くらいですしね。。でもTURELはちょこちょこ売り切れるのでさっさと買ったほうが良いです。
長らく在庫切れでしたが、ちらほら買える店が出てきました・・・・!
ちなみにTUS-892Lの自重などの詳細は https://webinthelife.com/archives/3116 に書いてます!