チニングでどんなフック使ってるんですか、と
1回も聞かれた事無いんですけど、勝手に語ります。
基本的に私オフセットフックを使っておりまして、ちょっと前まで使ってたのが、定番の「キロフック ワーム #1」なんです。
なんたってこのフック、10本で300円くらいということで非常に安価です。良い面でもあり悪い面でもあるのですが、割と太軸で丈夫な点もあり、ずっとこれを使ってたわけですが、そもそも「チヌの口って小さいよね」って所が気になってたわけです。
例えば先日釣ったこのチビレなんてね、もうおちょぼ口なワケですよ。
シーバスなんかだと口がデカいんで、フックがデカかろうが別に気にしないわけですが、チヌはこの小ささなので、キロフックでも普通に釣れるんですけど、もっと吸い込みやついばむようなアタリを掛けられんものかなと思うわけですね。
んで2021年デコイから「キロフック ナロー」が出たんですよ。見つけた時は「おっ!?」と思ったんですが数ヶ月忘れておりまして、最近まとめて購入してみました。
で、10枚ほど釣ってみたんでインプレです。
とりあえず並べてみた
とりあえず並べてみたんですけど
実物を見ると、心持ちナローのほうが細軸・・のようには見えますが、写真では一歳分からない、むしろキロフックワームのほうが細く見えてもおかしくないという。ただ曲がりにくさはキロフックワームの方が良いと感じます。
が、一応気のせいなのをさておきキロフックナローのほうが細軸、という前提で行くと、細軸の方が貫通力が上なわけなんです。
で、もう見た目で想像が出来ますが吸い込みやすさはナローのほうが上でして、実際しばらく釣ってみた感じの、チヌの掛かりはナローのほうがいい感じ、という気がしています。
ただフックを外す際に割と曲がるのが早かった気がするので、先のように曲がりにくさで言えばキロフックワームの方が良いかなと思います。
でも全然黒鯛でも余裕。先日のこれはナローで釣りました。
チヌは口が硬いので、
・刺さりの良さ
・吸い込みの良さ
こういった点から、ナローをこれからメインで使っていこうかなと思っているワケですね。
というかインプレとか言ってるけど普通に想像できるよね、っていう話ですけども。
他にもキロフックには良い所がありまして
特にキロフックワームはど定番、ということもありまして
普通の釣具屋なら売っている
このメリットが大きい。どこでも売っているというのは、ついで買いもできますし、最悪ネットで買う時もメール便余裕・・という物なわけですね。なのでチニングには非常に便利です。
これだけだと何なので仕掛け紹介
昔一度紹介してから何ら変わってないんですが、普段こういう仕掛けです。MKリグというやつですね。
このリグのメリットはいくつかありまして、
1.フックやシンカーの交換が容易。特にシンカーはその日の流れによって変更しやすい。
2.格安なパーツで構成されているので、根がかり事のダメージが小さい(鉛のシンカーだと尚更安い)
3.チヌ釣れねーな、と思ったらミノーやシンペンに変えてシーバスやら違う魚を狙う事ができる
こういうメリットがあります。特に3番目。私はとりあえずその日釣れる魚を釣ろうというスタイルなんで、3が非常に私に合っています。
但しデメリットとしては、シンカーが絡まったり、遊びがあることによるパワーロスがあるため、直接フックを結んだ場合より釣果が落ちる可能性がある、という所です。
個人的にはこまめにチェックする事でシンカーが裏返ったりしてアクションがおかしくなる、とかはほぼ回避が出来るのと、私程度の腕前だとそんなに釣果は変わらない、という所で、このMKリグを好んで使っています。
チヌを1匹も絶対に逃したく無い場合はオススメしません。
私の場合は、これだとメッキ用にはジグヘッドをセットして使用、釣れなかったらシンカーとフックをセットしてチニング、ミノーをセットしてシーバス、なんて事をしているわけです。
クイックスナップについては、黒のほうが目立たないので、チヌに違和感を与えないように黒を選択ですね。ナイトゲームなら普通の銀色でもたぶん問題ないです。
という事でチニングに興味があるが、何らか釣果が欲しい方、キロフックナローとMKリグで釣れる魚を狙ってみる、というのはいかがでしょう。