正直な印象で、低価格帯のリールはダイワが強かったかなと思うんですよ
あくまで印象ですけど、1万円前後から下の価格帯のリールって、ここ数年はダイワが強かった印象なんですね。
例えば18フリームスに始まり、「レガリスLT」や「レブロスLT」といった、1万円を切るような価格帯のリールが非常にコスパが高くなっていて、ちょっとシマノの低価格帯モデルである「ナスキー」や、1万円ちょっとのモデルの「アルテグラ」といったリールは押されている、という印象です。
ちなみに私もレガリスLTを持っていますが、まあ正直ライトゲームするならレガリスLTで十分なんですよね。
だってこれ6800円とかで買ったんですよ。スティーズSV TWやカルカッタコンクエスト、ステラやヴァンキッシュなんて4〜7万するのに。
という低価格帯の中での上位機種となる、シマノのアルテグラが今回大幅に進化して21アルテグラとしてリリースです。
ちょうどダイワも21フリームスを出すので、ほぼ同価格帯のリールでの勝負となるのですが、今回は結構21アルテグラがいい線行ってるんじゃないか、と思うのでご紹介です。
まずは、21アルテグラについてこれを見ていただこう
17アルテグラに足らなかったモノ・・それは何でしょうか。
私の印象ではこれなんですよ。
ワンピースベール!!
あ、ちなみに私が何かトラブルにあったわけじゃなく(そもそも12アルテグラは持ってるけど17は持ってないんで)、リニューアル時に多く聞かれた声の話なんですね。ぶっちゃけそんなにトラブル無いよね、と思いつつ、12アルテグラに搭載されていたワンピースベールが非搭載になった事を残念に思う声が多かったかな、と思います。
あとそもそもクイックレスポンスシリーズからコアソリッドシリーズになった点も、これも結構残念に思う声が多かったかなと思います。
で、今回の21アルテグラ。
引き続きコアソリッドシリーズである、という点は変わらないのですが、先のワンピースベール以外にも大幅な強化。
・マイクロモジュールギア2
・サイレントドライブ
・ロングストロークスプール
・Xプロテクト
といった、当初ステラやヴァンキッシュに搭載され、やっとストラディックに下りてきたようなシマノの技術が、低価格帯リールである「21アルテグラにも搭載」というのは非常に大きな進化ですね。
当然ながら上位機種とは素材や精度が違うので、搭載技術が同じでも差はあるんですが、正直大抵の釣りならアルテグラで十分じゃない?と思えるほどの進化になっています。
そして、ラインナップも豊富
出典:シマノ
ラインナップも1000〜5000とかなり豊富。この辺りは前モデル同様です。
実売も1万円ちょい、となるので、ワタクシ個人的には初心者の方がステップアップのタイミングで買うのに丁度よいリールではないかな、と思うわけですね。もちろん最初から買っても損はないと思います。
という事でライバルのフリームスが若干地味な進化だったので、意外とアルテグラは大穴機種なんじゃないかな、って感じですね。
最新技術搭載、と言っても過度な期待は禁物ではあります
19ストラディックの時も、最新技術がふんだんに搭載されていたので「ステラと同等かも!」みたいな期待の声が発売前は聞かれたわけですが、
当然ながらそんなはずもなく
あくまで機構とか搭載技術は同じものだったりするんでしょうけど、各種パーツの材質、精度が段違いに上位機種とは違いますので、やはりお値段相応の材料が使われている、というのは覚えておきましょう。
それでもこの価格帯と考えると、5〜6年前くらいの同価格帯リールとは格段に進化していると思いますね。
シマノ公式動画
公式動画はコチラからどうぞ。
既に予約受付中です
3月発売予定なので、既に予約を受け付けているショップがありますね。C2000Sなどは4月のようです。
個人的には2500SHGかなぁ。
一応1000も予約受け付けているショップはあります。
シーバスにはこのくらいがいいですね。
サーフなんかには4000XGとか。
1万円ちょい、というお値段なのでガンガン使えそうです。
2021/3/21追記
遂に店頭に並び出しましたね。結構youtubeなんかでも「お値段以上」なレビューが見られます。
まあ私は特に必要としてないので買いませんが、12アルテグラのように「クイックレスポンスシリーズ」だったら買ったかも。