ノリで買ってしまったリール、ダイワ「アルファス CT SV SHL」の今更感あるファーストインプレ。良いリールです。

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ダイワ

アルファスと言うと、既にAIRが出ているので話題はそっちだと思うのですが

元々、タトゥーラSV TWのXHLを買おうと思っていたんですよ。今所持してるのがSHLなので、エクストラハイギアのモデルも欲しいなと常々思っておりまして。

なのに気づいたらこんなものが届きました。

19モデルの「アルファス CT SV SHL」です。

 

スティーズAIRやアルファスAIRが出てしまったので、若干中途半端な立ち位置になってしまった30mmスプール搭載の19モデルの機種ですね。

多分、あまり人気がないという事でやたら安かったのでつい・・というのが購入理由です。ただこの価格帯では珍しく「Made in Japan」なんですよね。実際に触った感じの精度と言いますか、キッチリ組み立てられている感じがあります。

 

ということで早速軽く投げに行きました。近いものというと・・20タトゥーラSV TWが32mmスプールなので、簡単に比較しながらのインプレです。105スプールと比較しようかと思いましたが忘れました。

 

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懸念していた点として、思ってたよりTWSが無くても気にならない

アーマードF+の0.6号を巻いて、ちょっと投げに行ってみました。ちなみに私ベイトではこのラインあまり好きじゃないです(何となく手元にあったので巻いた)

何でこのラインが好きじゃないのかというと、バックラ発生時に解きにくい気がする、という理由なのですが、私個人的には「コシの無いPEライン」のほうがベイトでは向いてるんじゃないかと思ってるんですね。という点からするとこのラインは割としっかりしているので逆に扱いにくい気がしている、という感じです。スピニングで使うのは好きなラインです。

なのになぜ巻いたのか・・というと「TWSが無いから引っかからないよう細いラインにした」という事が理由なんですが、ちょっとビビりすぎてたと言うか、よくよく考えるとTWS搭載じゃないリールは世の中に沢山あるわけで、無くても別に気になるようなトラブルはありませんでした。

 

というわけでアルファス CT SVでルアー投げてみた

まずはメタルジグ10gを投げてみましたが、何ら違和感なく飛びます。10gもあれば当然ですけど。

 

そして今度は5g程度のプラグ・・・を投げてみたんですが、十分投げられるんですけどトラブルレス・・というとそうでもない。何投かしてみたところ・・・大バックラッシュ発生(笑)

新しく購入したベイトリールでありがちな、ブレーキ設定よく分かっておらず大バックラッシュ、というやつですね。

 

うーん、ちょっとピーキーだし微妙なリールなのでは・・。

という事でこの日は撤退し、改めて別日にPE1号を巻いて出撃。

 

 

しかし、PEラインを変更してからこのリールへの評価が激変します。

 

1投目は5gのミノーをセットし、軽くキャストしてブレーキの感覚を掴む&PEに水を染み込ませるというキャスト。

2投目、何気にバックハンドでキャストしてみると・・・

 

あれ?

伸びが良いぞこれ・・・?

 

普段タトゥーラSV TWやスティーズSV TWでバックハンドでキャストする事はあるんですが、5g程度のルアーではブレーキが強いと浮いてしまうし、弱すぎるとトラブルが起きやすい、というセッティングが難しい状態になるわけですが、十分な飛距離がバックハンドでも出ます。

6gのミノーに変えるとさらに顕著に。

サイドキャストならタトゥーラSV TWでも軽いルアーを割と投げられるんですが、バックハンドで軽いルアーを投げる時の差が顕著です。

 

その次に4.5gのLGポッパーを投げてみましたが、これも意外と使える飛距離が出ます。

当日はかなり強風が吹いていたので、風に逆らうような形だとバックラしますが、その場合はブレーキを調整したりすれば普通に使えます。

 

これ、(当たり前なんですけど)明らかに軽量ルアーの取り回しが良いです。

 

タトゥーラSV TWの32mmスプールよりもさらに1〜2g軽量なルアーへの対応力が上、具体的には4.5g〜といったルアーを扱う際に快適に扱えます。たぶん2gのジグヘッドなんていうのもキャスト可能ですが、あまり勝手が良いとは言えないと思うので、まあ4g以上というのが良いかなと思います。

 

ベイトタックルでのライトゲーム用として最適な選択肢の1つと思って良さそう

伝統のアルファスボディでパーミングも良い感じで非常に握りやすく、アルミボディの剛性感もありまして、ハイエンドモデルのような高級感あるリールとは言いませんが、なかなか質感も良いです。

170gとリール自体も軽量ですし、何より軽いルアーを軽快に扱える性能が20タトゥーラよりさらに上です。

アルファスAIRが出たので影が薄いですが、おそらく実用的な範囲のルアーを扱えば、こちらのほうがより汎用的な釣りに使えると思いますね。

例えばシーバスも出来ますし(ランカーはきついけど)、チニングなんかもむしろ向いている、さらに10g程度のメタルジグを投げる、なんていう使い方に非常に向いてます。渓流で使ってるという方も多くいらっしゃるみたいですね。

ちょっとノリで買ってみた感はあったんですが、これメチャ良いリールです。スティーズCT欲しくなりましたが・・・。

 

これ割と投げ売り価格で売られる寸前だと思うので、安価なものを見つけたら買ってみても損はないリールだと思います。

 

右ハンドルは既に安い店がありますね。

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左ハンドルはたまに安いときが・・・という感じです。

 

これは何となく買ってみたのですが、価格もそこまで高くないので、かなりオススメのリールです。

シーバスのような大型魚がメインの方はタトゥーラのほうがいいですが、ライトゲーム用として使う場合はアルファスCT SVのほうが後悔しないと思います。これは良い買い物をしました。

 

微妙な点を敢えて言うならば・・・

タトゥーラSV TWに比べると若干ながらピーキーかな、と思う点と、一見ブレーキが何になってるか分かりづらい事ですかね・・。

タトゥーラやスティーズのように数値が付いてると分かりやすいんですけどね。まあ8〜10あたりにしてたら大抵対応できそうでした。

 

 

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