派閥が分かれるであろうこの「150M巻き」か「200M巻き」のどちらのPEラインを買うのが良いのか?という選択肢。
あくまでこれも個人的にですが、僕がどちらをよく買うのかというと・・
150M
です。これにはいくつか理由と条件があるので、それを紹介していきます。
例)PE1号が200Mピッタリ巻けるスプールがあるとした場合
この場合でも僕は「150M」を買うことが多いです。
何故かと言いますと、、、
ピッタリ巻けても、軽いルアーでトラブルが多く感じる
という事なのです。感じる、というのはあくまで所感なので、例えばメタルジグを大遠投するとかいう場合にはそんなにトラブルは無いかもしれません。
軽いルアーをキャストすると、気をつけていてもどうしても「ラインがたるんだ状態で巻き始めてしまうことが多くなってしまう事」、「軽いために着水後どうしてもラインがたるむ事」、この2点から、PEラインに「ダマ」が出来てしまう事が多く感じます。
結局これが起きにくくするのは、「ラインをピッタリより少し少なく巻く事」でトラブルが減ると感じています。
とはいえ、飛距離が落ちる問題
ラインを少なく巻くと、スプールエッジの抵抗が大きくなるので飛距離が落ちます。
この場合の対策としては「ラインの下巻きをする」事が挙げられます。
不要な太いラインを下に巻いてから巻くことで、長さが足らなくともピッタリ巻く事が出来ます。この場合のコツとしては、手間ですが一度メインラインを巻いてから下巻き用のラインを足し、ピッタリになったらラインを一度もとのプラスチックのラインケースに戻し、再度巻く、という事をすれば理想通りの巻き量になります。
先に「条件がある」と書いたのはこれで、この作業をするためには「高速リサイクラー」が無いと非常に面倒、という事で条件、というわけです。
その他のメリット・デメリット
<150M巻きのメリット>
・(ちょっとだけ)初期投資が安い
・下巻きするときに余らない
<200M巻きのメリット>
・1Mあたりの単価が安くなる
・釣行毎に少しづつカットしても長く持つ
というところでは無いでしょうか。
特に「釣行毎に少しづつカットする」というのはトラブル防止に効果があると思います。
僕はケチなので、ラインの解れが無ければ、リーダーを結び直す時にちょっとだけカットするくらいです。それでもそうそうトラブルはありません。
というわけで
という理由で僕は150M巻きを買うことが多いのですけど、当然ながら「320M巻けるスプールの場合」とかだったりすると150M巻きを買うメリットは初期投資が安いくらいで、そんなにメリットはありません。
結局の所
・スプールにどれだけ巻けるキャパシティがあるか?
によって変わってきますし、200M巻きを10Mカットする、という事でも別に構いません。
先に書いたように「重いルアーしか投げない」のであればトラブルも発生しづらいです。
要は「ピッタリ」というのが意外と難しいという事です。
このくらいがピッタリでは?と思っても意外と巻きすぎていたりして、トラブルが起きたりします。
なので、ラインローラーが悪いのでは?と疑っている方、トラブルが多くて悩んでいる方、もしかすると原因の一つかもしれませんので、参考にしてみてください。
(ラインローラーや投げ方が原因の事ももちろん多いですけどね)
というわけでよく使うPEライン
僕はSeaguar PE X8をよく使いますが、ピッタリ巻くとトラブルが多い気がしてますので、最近は150Mでもいいかなーと思っています。
以前Amazonで激安の弾丸ブレイドX8を沢山買ってストックが多くありますが、弾丸ブレイドはちょっと解れるまでが早くて耐久性がイマイチです。。
ただ、そろそろ一度は王道のラインを使おうと思いまして、次は超有名な
G-Soul Upgrade X8を使ってみてインプレ書こうと思います。今更感はありますが・・。
コメント