連休最終日だというのに、この連休は強風続き・・。
これは最終日もダメか・・と思っていたら少し風が弱くなってきたので強行釣行。
最近は夕マズメが調子が良いと聞いていたので、夕マズメあたりから出発します。
まずはVJ-16を投入
現場に到着。風は少し強いものの、出来ないほどでもない。
ということでこういう強風の時&ボイルも何も起きていない時は鉄板ルアーのVJ-16を投入。
まだ全然明るいので、カラーはシャローベイトを選択。
1投目からコツっベイトに当たるような感触があり、期待できそうな感じ。
そして斜めにキャストし、流れに沿って引いてくると、
グググ・・・とルアーを持っていくような何か違和感。
軽くアワセてみると、ゴン!ゴン!と叩くようなアタリがあり、何か掛かった模様。
40cmくらいのシーバスか・・?と思ったが全くエラ洗いしない。
底に突っ込もうとするのをロッドを立てて耐え、、、
と、言いたい所ですがそんなに大きくないようです。
魚体が見えた。キビレでした。
30cm無いくらいなのでぶっこ抜き。
とりあえずボウズを回避。
そして暗くなり、ボイルが始まる
最近は暗くなるとVJにアタリが無くなり、チーバスがボイルし始めます。
このボイルするチーバスがやっかいで、目の前でたまにボイルするんですが、なかなか釣れません。昨年はコモモ65やサスケ75でポツポツ釣れたんですが、どうも明確なパターンが掴めておらず、釣れたり釣れなかったりでシーズンが変わった覚えがあります。
何とかコイツを釣れないものか・・・と思っていたんですが、パターンが見つかりました。
そのパターンとは・・
単なるドリフトでした
シーバスを昨年始めたところなので、「ドリフト」という言葉や釣り方は軽くは知っていたんですが、半信半疑のままドリフトは使わずともそこそこ釣れてたので、すっかり忘れてたんですけど、どうやらこの場合はドリフトで釣るのが正解のようです。
最初は何も考えず、最近ボトムでゴカイが引っ掛かってくるので、ベイトはゴカイなのかなと思い、先日購入した「モアザン スライ95F」を投げてゆっくり巻いてたのですが釣れません。
そこでふと「ドリフト」という単語を思い出し、アップクロスにキャストして糸フケだけを取り、ボイルしている所に流していくと・・
グググッ
と重さがロッドに伝わります。水面が割れず一瞬何が起きたのかと思いましたが、ロッドを少し煽ってみると魚がヒットしている感触が伝わります。
大きさはたいしたこと無さそうですが、なかなか元気なシーバスがヒットしました。
35〜40cmといったところでしょうか。
この後も同じように流すだけでチーバスがHIT!
ルアーを目で追っていると、ミスバイトも見えます。
単にルアーを流しているだけなんですが、ルアーのところでミスバイトするのが見ていて楽しい。
一つ正解が分かった釣行でした。
ドリフトのコツ
やりだしていきなり解説するのも何ですが・・・。
ドリフトには「U字」「しの字」といった流し方がありましてこれらは要するに
ボイルしている・食わせたいポイントに流し、ルアーの頭の向きを変える
という感じになります。
ダウンクロスにキャストしてルアーを引くと「しの字」になるという程度の話です。
本格的にやりだすと、ルアーウェイトを戻したり、正確にキャストする必要などがありますが、まずは「流してみる」というのが第一歩かと思います。
まずはキャストして糸フケだけを取り、流れに乗せてルアーを流していく。
リールを巻くのは通したいコースに合わせるために巻くのと、回収の時くらいで、あとは基本的に流すだけです。これだけでシーバスが食ってきます。
ボイルしている時は当然ながらフローティングミノーを使うのが有効で、ボイルが無い場合はシンキングペンシルなどでポイントに流していく、という感じになります。
今回はボイル多発だったので、本来バチ抜け用の「モアザン スライ95F」を使いましたが、他のルアーでも大丈夫です。スライは3本フックなので、掛かるとバレにくい感じがするのでオススメです。
と、いうわけで目の前にボイルが発生しているのに釣れない・・・という時に一度試してみてください。