秋の大物シーズンなのに、最近ベイトフィネスにハマってまして
私バス釣りしないので、主にリーバーシーバスや港湾部でのライトゲーム、チニングなどがメインなのですけど、最近ハマってるのが
ソルトでのベイトフィネス
なんですよ。河川はソルトじゃねーよとかそういう細かい話はさておき、バス釣りじゃないライトな釣りをベイトフィネスタックルでやる、というのが私の中で流行っているわけです。
と言っても1gのジグヘッドを投げる、とかいったガチガチのフィネスな釣りというわけじゃなく、4〜10g程度のルアーを扱うような、いわゆる「ライトゲーム」と同等の事をベイトタックルでやる、というだけなんですが、これが意外と面白いわけです。意外とチニングにも使いやすいのがベイトフィネスロッド。
とにかく軽いルアーというのはベイトタックルでは鬼門なわけですが、最近のベイトリールの進化によって、意外と簡単に出来るようになったわけです。といってもベイトリール初心者の方だったら練習いりますけどね。
主なターゲットはセイゴ、チヌ、メッキという私のいつも釣ってる奴らなんですが、結構ベイトタックルでやったほうが楽だったり、慣れてしまうとスピニングより快適かも・・という事が多々ありまして、最近専らベイトリールしか使ってないわけです。
ベイトフィネスというとリールが注目されがちですが、意外と軽いルアーを扱うのに重要なのが「ロッド」でして、ソルト用のベイトフィネスロッドってまだまだマイナーで、そんなに選択肢が無いわけですが、いくつかご紹介です。
スミス ベイライナー BL-C812ML/AKBM
まず紹介するのがスミスの「BL-C812ML/AKBM」です。今回紹介する中では最も長いレングスのロッド。
出典:スミス
ベイトフィネスモデルながらも、メーカーからは「なんでもロッド」と紹介されているのもいい感じですね。
軽量ジグヘッドリグからハードルアー、ルアー感覚でエサ釣りが出来るチョイ投げスタイルのショアゲーに至るまで対応させたベイトフィネスモデルです。ピンポイントへ送り込むコントロール性能やクラッチボタンを押すだけでキャスト体勢に入ることが出来る手返しの良さ、サミングによるフォーリングスピードのコントロールといった点ではスピニングタックルに比べてベイトフィネスの方が優位と言えます。レングスを生かし、小磯エリア、足場の高い堤防やテトラ、ボートからの落とし込みといった様々なシーンでも活躍します。
私が行く釣り場は割と足場が高い(といっても1〜2メートルくらいだけど)ので、そこそこのレングスがあるロッドが使いやすいわけです。のでこの8ft台のレングスは結構魅力的です。
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しかし、視認性が良いとは言え、パールホワイトのティップは少し好みが分かれるかもですね。
アブガルシア ソルティースタイル ベイトフィネスカスタム
今私が使ってるのが、アブガルシアの「ソルティースタイル ベイトフィネスカスタム」です。買ってから1年以上放置してたんですが最近最も出番が多いのがこのロッド。使ってるモデルは「STBC-792LT-KR」です。
持ってるのでまた買うわけじゃないんですが、「何と言ってもお値段が安い」というのがこのロッドの良いところ。安いショップなら1万円とちょっとくらいで買えます。
そして扱えるルアーが「2〜18g」という懐の深さ、シャキッとしたロッドなので軽量なジグヘッドをダートさせるという使い方にも向いていますし、15gくらいまでのメタルジグの投げ感もなかなかいい感じです。
かなりガイド経が小さいのが不満なのですが・・・ロングリーダーを組めば意外とキャスト時に引っかかる事もありません。
という事でこれは持ってるもの紹介でした。正直ガイド経以外にあまり不満も無いので、別に他のロッドを買わなくても良いんですけど。
アブガルシア エラディケーター ベイトフィネス
実は次買おうと思っているのがアブガルシアの「エラディケーター ベイトフィネス」です。
出典:アブガルシア
さっき「ソルティースタイル ベイトフィネスカスタム」を持っていると書きましたが、こちらのエラディケーターはいわゆる上位モデルになるわけです。
で、何に惹かれているのかというと、、、「TAF製法」と呼ばれるアブガルシアの独自技術によって「20%の軽量化」が施されている、という点なのです。ロッドの20%軽量化ってだいぶヤバいんですよ。
参考までに先の「ソルティースタイル」と「エラディケーター」でどのくらい違うのかというと、近いモデルの比較となりますが
エラディケーター EBTC-79LT → 自重78g
ソルティースタイル STBC-792LT-KR → 自重114g
この差「36g」です。下手すると超軽量なアジングロッド1本分・・というくらいの差があります。どこのアジングロッドがそんな軽かったか忘れましたけど。
この軽量化具合なのにロッドの強度は十分にある・・と言われると私の狙うターゲットに非常に合ってるわけですね。アジとかメバルならもっと軽いものがありますが、セイゴ・チヌを主体とするとこのくらいのが丁度いいわけです。
「EBTC-79LT」を買うか、新しく出る「EBTC-710MLT+PF」にするかを昼夜悩んでますね・・・。
メガバス 礁楽 SL-72MLBF
メガバスの「礁楽」シリーズにベイトフィネスモデルがあります。
7フィート2インチのレングスと、16gまでのルアーが扱えるというスペックで、ライトな釣り全般が楽しめるようなスペックですね。
若干気になるのが自重で、ちょっと重めの126g。
これがバランスによるものなのか、実は頑丈肉厚なのか、というところは実物を手に取らないとなんとも言えませんが、ライトな釣りなら軽いほうが疲れないので、これは実物を見てみたい所です。
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ちなみにリールはこれが最高
先日スティーズCT SV TWを買ったんですが
はっきり言いましてマジで最高ですねこのリール。5g〜10gのルアーを投げるベイトリールでは最強だと思います。
4gでも十分投げられますが、若干扱いづらくはなってくるのがこのくらいの重量。
ベイトフィネス用リールを使うのもいいですが、剛性その他を考えるとスティーズCTはかなりベストな選択肢です。
という、「ソルトでベイトフィネスタックルを使う」というのは、慣れないうちは「なぜそんな意味のないことを・・」と思うわけですけど、いざ慣れてくるとですね、スピニングより良いんじゃないか?と思ってくるのが不思議な所です。
ピン撃ちが好きな方はベイトフィネスタックルで釣る、というのはハマると思いますよ。