元同僚K田君からFacebookの釣りグループに投稿。
「ヒラメをサルベージブレードで釣った」
との事。なかなかの良型である。
あまり僕はヒラメに興味が無いんですが(数少なくて中々釣れないから)、気づいたら
かめや釣具で買ってたわ
というわけで買ってしまったものはしょうがないので購入インプレをしてみようかと思います。
エクスセンス サルベージブレードのおさらい
元々良く飛ぶスピンテールジグが、もっと飛んだら今までに得られなかった新しい釣果が得られるのでは?と開発に踏み切った、バイブレーションやスピンテール用の重心移動構造“AR-C重心移動アイ”を搭載した新世代のスピンテールジグ。
出展:シマノ
スピンテールジグと言えばブリーデンのメタルマルやコアマンのパワーブレードが有名でして、僕もどちらも所有してるんですが、僕のホームでは何故かシーバスはあまりスピンテールジグに反応しません。
という事であまり使う機会が最近無かったのですが、根魚や青物など、シーバス以外の魚は非常によく釣れます。釣具屋に行っても今だにメタルマルを買い求める人が結構居たりしますね。
ただどうしても「ブレード」部分が空気抵抗を受けるので、飛距離は出にくいものが多かったりします(メタルマルはブレードが小さいため割とよく飛びますが)
そんなスピンテールジグですが、今回シマノが工夫を凝らす事によって「飛距離が86M(28g)、92M(36g)」というのを実現しているようです。
シマノのサイトから引用するとこんな感じ。
スナップがキャスト時は後方に移動して飛行姿勢を安定させ、着水、リトリーブ時は前方に移動するという仕組みのようです。最近こういった仕組みのジグヘッドなどもありますね。
間違っても顎部分のバンパーには付けないようにしましょう。
カラーラインナップ
結構発売当初から充実してまして、こんな感じのラインナップです。
今回僕は「レンズボラ」カラーを買いました。ボラ系カラー好きですね。
というわけで投げてみた
思いっきりデイゲーム用の「レンズボラ」カラーを買っておきながらナイトゲーム(河川)で投げてみました。
スピンテールジグの重要な点としては
・エビになりにくい
・飛距離
・引き抵抗
このあたりが重要なポイントではないかなと思っているので、実際どうだったかというのを書いてみますと
・エビになりにくい → ゼロではないが頻発するほどでもない
・飛距離 → 極端に飛ぶわけではないが、十分な飛距離が出る上、思ったより軽くキャストが出来、キャストフィールが良好
・引き抵抗 → これはブレードが大きい分結構抵抗があるので好みが分かれるかも
という感じでした。河川だったのと一巻き93cmのハイギアのリールで確認したので、かなり引き抵抗を感じる結果になりましたが、良好だったのはキャストフィールですね。
28gのルアーをシーバスロッドで投げると少し不安のあるキャストになるんですが、思ったより重さを感じず、かなり軽く投げられる感じがしました。これが一番好印象なポイントです。
ただブレードが大きいため引き抵抗は強いので、2500番クラスのリールだとちょっと巻き上げパワーが足らない気がしますね。疲れます。流れの緩い場所や港湾部であれば大丈夫でしょう。
シャローエリアでは28g、水深のあるエリアでは36gが良さそうです。
ちょっと気になる点あり
しばらく使っていると気になる点が出てきました。
サルベージブレードの最大の秘密であります、赤枠の部分。
キャスト時は後方に、リトリーブ時は前方にスナップが移動する事によって、飛距離を出せるようになっているんですが、、、
テンションのあまり掛かっていない状態でフォールさせると、エビったような形でフォールするので、その場合は恐らく魚は掛からない、という点です。
なのでちょっとフォール時に注意しないと、せっかくのアピールが台無しになるのではという感じがしますね・・・。
さらに追記
普通に巻いていただけなんですが、ブレード部分が取れました・・修復不能。
ちょっといただけない。
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