ベイトでPE使う時は「コシの強いもの」が良いと聞くけれど
ベイトリールでPEラインを使う時、いろいろ調べていると
ベイトリールではコシの強いPEラインを使うと良い
というお話を見かけます。
PEじゃないけど「スーパーファイアーライン」なんて評価が高いですね。
ただですね、私結局「全然コシの無いPEライン」をずっと使っているわけですよ。
以前も紹介した激安のこちらのPEラインです。
これの1号くらいをずっと使っています。しかも安い4本編の1000M。
1000Mも買ったから無くなってないだけ
という問題はさておき、正直ですね
別に全く問題ない
のです。別に「良いラインだ」というつもりは全くありませんが、単に安くて問題が無いだけです。それって良いラインだってことですよね、というのはさておき、スピニングだったら使わないです。
では結局ベイトPEで何が問題なのかというと
ベイトでPEでのトラブルの原因について、私の見解では
投げ方・・・ 50%
リール性能 ・・・ 20%
サミング技術 ・・・ 20%
ラインの種類 ・・・ 10%
このくらいの配分な気がします。もちろんどれも原因がありえますが、一番の原因は「投げ方」かなという気がします。
しばらく矯正した結果、全然バックラッシュしなくなりました。
その1 投げ方
正直バックラッシュの原因は「投げ方」が5割くらいじゃないかと思うわけです。
いわゆる「ビュッ!」と音を出す「スピニング投げ」は駄目で、最初はものすごく苦労したんですが、途中で気づいた事がありまして
ちゃんとルアーの重みをロッドに乗せてからキャストする
この練習をした後はバックラッシュは激減しました。
ちなみに練習時はPEだと解くのがめんどくさいので、「カーボナイロン」ラインを使うと良いです。だって安いし(500Mで500円ちょい)
そしてバックラッシュしてしまったら・・まずは私の場合、一旦気にせず巻きます。
そして・・・
「フローティングミノーに変える」
これが超重要です。シンキングだと放っておくと根がかりするので、フローティングミノーに変更するという癖は超絶大切です。
で、下流側にアングラー居ないよね、というのを確認してから軽くキャストしてバックラ箇所を解く、というのが良いですね。
その2 リール性能
私がベイトはダイワ派だ、というのはさておき、ダイワ派な理由は
TWS搭載リールは、PE使用時に明らかにトラブルが少ない
と言い切れるからです。さらにSVスプール搭載機がオススメ。TWS+SVはマジで最高ですね。
慣れていない方は、この組み合わせのリールを使うことをまずはオススメします。
今なら「20タトゥーラSV TW」にすると長く使えます。
少し古いですがジリオンも良いです。
TWSによりラインの放出抵抗が激減してバックラッシュを防ぐ上に、SVスプールによりバックラッシュをさらに防ぐ、という二段構えの性能になっているので、まあとにかくトラブルレスですね。
その3 サミング技術
これは練習するしか無いんですけど、よくYoutube動画であるように
ノーサミングでイケる!
というのは幻想です。もちろんノーサミングは嘘じゃないんですが、圧倒的に飛距離が出ないので結局ブレーキを緩める羽目になります。
なので先程のカーボナイロンラインのような激安品でまずは練習、というのが重要です。
慣れてくればどの辺がギリギリなのか、というのは分かってくるので、それまで練習あるのみ。
その4 ラインの種類
コシが強い、ハリのあるラインはどっちかというと「バックラッシュが解きやすい」という所なら私も理解します。
ただ「投げる」という事に関してはそんなに大差ない気がします。
コレ以外の9割がホントに大事。
で、結果
最初のほうは予備スプールとか持ってたんですが、今は全く持っていきません。
大バックラッシュで終了
という事も無くはないのですが、数ヶ月に1回あるかないか、それも「障害物に引っ掛けてからキャストしてしまった」「サミングがものすごく遅れた」とかそういう理由が大半です。
ダイワのSV機なら軽症で済むので、まあほとんど大バックラッシュは起きないですね。
なので、まずはラインの種類というよりは
「投げ方の練習」
これが5割以上だと思いますので、まずは練習あるのみですよ。
おまけ:8本編のPEを使わない理由
4本編のほうが良いと思っています。
これは理由がいくつかありまして・・・
・安価な8本編のラインはPE自体が解けやすく、バックラッシュ後強度が落ちやすい
・単純に高い
・ぶっちゃけベイトなら大差ない(スピニングは結構差があります)
という理由です。糸鳴りがしない、とか、ラインがガイドを通るスムーズさは8本編のほうが格段に上なのですが、ここが許容出来るなら全然安価な4本編で問題ありません。
というわけで、まずは練習あるのみ。
良いベイトPEライフを送ってください。