4月に発売された、スイッチヒッターLBDを買って1回使ってから
「レバー邪魔だなぁ」
と身も蓋もない事を思って使ってなかったんですが、そもそも僕はですね
レバーブレーキリールの使い方をよく知らない
という、何で買ったんだよという致命的な問題を抱えておりましたが、昨日気づいた事があって、「レバーを握ったままだと逆回転しない」という、超基本的な事に今更気づきまして、バカだと思われても甘んじて受けようと思っています。
僕が買ったのは「SH-LBD」なのでハイギアのほうです。
ちなみに宮崎在住でこの記事を見ている人へ残念な告知ですが、今週末くらいから九州南部は梅雨入りだそうです。畜生。
宮崎港へ
先週、LONGINのフランキー90でバラしたんで、そろそろハクが居なくなって、9cmくらいのルアーにも反応する季節を感じたので、今日はエリテンをメインで使っていきます。
カラーは「パールチャートバックオレンジベリー」を使っていきます。
このカラーは丁度1年前に宮崎港でシーバス釣れるじゃん、というのを確信させてくれたルアーです。
この後はエリテンEVOのほうが釣れるようになったので、そっちばっかり使ってたんですが、今回はエリテンをメインで。
明暗攻め
釣り方はいつも通りの「明暗攻め」です。前には一切キャストしません。斜めか横です。
何故か誰もこんなキャストしてる人が居ないのが不思議なんですが、シーバスはストラクチャーに着くので、ナイトゲームでは潮目でも無い限り、前に投げても釣れません。
背後の常夜灯と防波堤が作り出す影の明暗を攻めていくだけです。
そこをエリテンでゆっくり引いてくるわけですが、流れに乗せたほうが良いのか、逆らったほうが良いのかはその日によるので、僕は左右にキャストしてから移動、という感じを繰り返すようにしています。
しかし、、雨が上がった後なのでゴミが多く、最初のポイントではゴミがすぐ引っ掛かるので移動。さらにボイルは皆無状態。
次の常夜灯ポイントで、遠くで1回だけボイルが起きる。
そこにピンポイントでキャストしてしまうとシーバスが驚くので、少し先にキャストして、ボイルした箇所をトレースすると・・・
ゴン!
とバイト。
狙い通りで非常にスカッと爽快なHIT。
そういえばレバーブレーキリールだった
HITしてから気づいたんですが、そういえばスイッチヒッターLBDだったので、レバーブレーキがあるわけです。
レバーブレーキの利点としては
・エラ洗い防止
・バラし防止
という所なのですが、掛かった瞬間にエラ洗いを連発され、まず利点の1つを生かせず。
ストッパーをOFFにして逆回転するようにし、シーバスが突っ込んだらフリーな状態にしてみる。
シーバスが止まる
止まったらレバーを握って巻く、また突っ込んだらレバーを離す
これはなかなか面白い・・・!
魚をコントロールしている感覚、というのがレバーブレーキリールの魅力だと思うのですが、初めて掛けたがこれは面白い。
しばらくこれを繰り返して浮かせて、タモを入れようとしたらまた突っ込むので逆回転でフリーにしてまた止める。
このバラしやすい瞬間にもコントロール出来るのが楽しい。
無事キャッチ。
まあ45cmくらいのフッコサイズなんですが、魚をコントロールしてキャッチするというのが新鮮でした。
ちなみにガッチリとフックが2箇所掛かってたんで、別にレバーブレーキじゃなくてもバラさなかったと思います(笑)
改めて「スイッチヒッターLBD(SH-LBD)について
以前1度インプレを書いたんですが、改めて実釣で使ってみるとですね
・巻き心地も悪くない
・レバーブレーキが楽しい
という事で、これはしばらくハマりそうな予感です。
空回しだとハイギアという事もあり、巻きは結構重いなと思ったんですが、実釣ではあまり気にならず、それどころか実釣をしてみると、なかなか滑らかな回転性能と感じました。
レバーブレーキは高価な機種が多いので、正直「絶対必要か?」と問われると、シーバスにおいては絶対必要という程でもありません。
「コントロールする楽しさ」を楽しむ道具、という感じですね。
興味がある人は使ってみても面白いと思いますよ。
ちなみにそんな高いリール買えねえよ、という人へ
スイッチヒッターLBDは2万円台半ば〜というお値段なので中堅クラスの値段なのですけど、
6000円程度
という激安のレバーブレーキリールがあります。
それがプロマリンの「グレシアスピン」です。
持ってないので使い勝手は分かりませんが、「レバーブレーキ」を体験してみたい、という人には一度検討しても良いお値段ですね。
これで気に入ったら、スイッチヒッターLBDやエクスセンスLBを検討する、というステップアップも良いと思いますよ。